「フリーダ」のネタバレあらすじ結末

フリーダの概要:メキシコ現代美術を代表する女性画家フリーダ・カーロの生涯を、夫リベラとの複雑な夫婦関係を軸に描き出した伝記作品。苦悩と壮絶な痛みに苛まれながらも、常に美しく装うフリーダの色鮮やかな衣装が目を引く。

フリーダの作品概要

フリーダ

製作年:2002年
上映時間:123分
ジャンル:ヒューマンドラマ、伝記
監督:ジュリー・テイモア
キャスト:サルマ・ハエック、アルフレッド・モリナ、ジェフリー・ラッシュ、アシュレイ・ジャッド etc

フリーダの登場人物(キャスト)

フリーダ・カーロ(サルマ・ハエック)
メキシコ現代美術を代表する画家。18歳の時の大怪我が原因で、下半身に障害を負う。生涯を通して独創的な絵を描き続けた。
ディエゴ・リベラ(アルフレッド・モリーナ)
フリーダの21歳上の夫。メキシコの国民的画家で共産主義者。大変な女好きで浮気は日常茶飯事。
レオン・トロツキー(ジェフリー・ラッシュ)
ソ連の共産主義革命の指導者。本国を追われ、メキシコに亡命する。
ティナ・モドッティ(アシュレイ・ジャッド)
リベラの知人の女性写真家。政治活動に積極的に参加している。
ルペ・マリン(ヴァレリア・ゴリノ)
リベラの最初の妻。リベラとの間に二人の子供がいる。
ネルソン・ロックフェラー(エドワード・ノートン)
ニューヨーク在住の富豪。リベラに壁画制作を依頼する。
クリスティナ・カーロ(ミア・マエストロ)
フリーダの妹。リベラと関係を持つ。
ギジェルモ・カーロ(ロジャー・リース)
フリーダの父。写真家。障害を負ったフリーダを献身的に支える。
マチルデ・カーロ(パトリシア・レジェス・スピンドーラ)
フリーダの母。
アレハンドロ(ディエゴ・ルナ)
フリーダの女学生時代の恋人。

フリーダのネタバレあらすじ

映画『フリーダ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

フリーダのあらすじ【起】

メキシコ現代美術を代表する女流画家フリーダ・カーロ。18歳のフリーダは、文学や芸術を愛する聡明で好奇心の強い少女であった。妹クリスティナは結婚を間近に控え、恋人のアレハンドロとの関係も順調で、フリーダは充実した日々を送っている。

ある日、フリーダは通学中のバス事故に巻き込まれて大怪我を負う。フリーダは、半年間に渡る寝たきり生活と激痛を伴う手術を強いられる。

フリーダは、ベッドの上でデッサン画を描いて気を紛らわす。療養中、アレハンドロは家庭の事情でヨーロッパへ越してしまう。気丈に振る舞うフリーダに、父親は画材を与え、フリーダは本格的に絵を描き始める。

ギブスが外れようやく歩けるようになったフリーダは、国民的画家のリベラに自分の絵を見てもらおうとリベラの作業場を訪れる。リベラは始めはフリーダを相手にしなかったが、フリーダが置いていった一枚の自画像を見るなり、フリーダの才能を認める。

リベラに師事することになったフリーダは、リベラの芸術活動だけでなく政治活動にも共に参加するようになる。フリーダとリベラは、お互いを同志と呼び合う。

ある夜、共産主義者のパーティで、リベラはフリーダを写真家のティナに紹介する。リベラの前妻ルペもその場を訪れており、ルペはフリーダに、リベラに気をつけるよう警告する。

パーティの後、内心では強く惹かれ合っていたフリーダとリベラは、初めて男女の関係になる。リベラはフリーダの体に残る手術の傷痕を含め、フリーダの全てを愛すると告げる。

フリーダのあらすじ【承】

フリーダとリベラは結婚する。フリーダの母はリベラが気に入らない。結婚式に参加していたルペが、酔った勢いで衆目の前でリベラを侮辱する。

新婚生活が始まって数日後、リベラがルペと子供達を階下に住まわせていることを知ったフリーダは激怒し、ルペに出て行けと怒鳴りつける。ルペからリベラの好物のレシピを教えてもらううちに、二人は打ち解け、ルペはフリーダの良き理解者となる。

フリーダとの結婚後も、リベラは浮気を繰り返す。フリーダは浮気に対して何の罪悪感も無いリベラに腹を立てつつも、あるがままのリベラを愛している。リベラの過激な思想や発言が原因で、他の共産党員達はリベラから離れていく。

ニューヨーク近代美術館でのリベラの個展が決定し、二人はアメリカへ渡る。リベラの作品はニューヨークで大絶賛される。ネルソン・ロックフェラーは自社ビルの壁画制作をリベラに依頼し、リベラは一躍有名人となる。

放蕩三昧のリベラに対し、妊娠したフリーダは鬱屈した気分を抱えている。フリーダは障害を圧しての出産を決意していたが、ある日流産してしまう。

リベラは、ロックフェラーから依頼された壁画にレーニンを描き加える。ロックフェラーを始めアメリカ国民から非難を受けたリベラは解雇され、壁画は完成前に破壊される。アメリカでの他の仕事もキャンセルされ、リベラは行き詰まる。ニューヨークの喧騒に疲れたフリーダは、メキシコへの帰国を切望する。

ある日、フリーダの母の訃報が届き、フリーダとリベラは帰国する。

フリーダのあらすじ【転】

フリーダは、離婚後に時間を持て余しているクリスティナに、リベラのアトリエの片付けを任せる。ある夜、フリーダはリベラとクリスティナが睦み合っている場面を目撃する。心に深い傷を負ったフリーダは、別居のために単身郊外へ移る。フリーダは多数の男女と関係を持つが、心の隙間は埋まらない。

フリーダは、実家を訪れ、老いた父の肖像画を描き始める。

祭りの夜、リベラはフリーダを訪れる。リベラは、ソ連の革命家トロツキーをフリーダの自宅に滞在させるよう頼む。フリーダは著名な革命家への協力を喜んで承諾する。

フリーダは家を改装し、トロツキー夫妻を迎える。トロツキーと親交を深めるうちに、二人は男女の関係になる。ある日、トロツキーの妻がフリーダとトロツキーの仲に気付く。トロツキー夫妻はフリーダの家を慌ただしく後にする。

パリでフリーダの個展が開催され、フリーダはパリを訪れる。

トロツキーの暗殺未遂事件が起き、リベラはトロツキーを密告したとの疑いをかけられる。メキシコに嫌気が差したリベラは、カリフォルニアへの移住を決意し、フリーダに離婚を切り出す。リベラの申し出を承諾したフリーダは、孤独感から逃れるために一層制作に没頭する。

メキシコ国内でトロツキーが暗殺され、事件関与を疑われたフリーダは投獄される。アメリカにいるリベラがメキシコ大統領に掛け合い、フリーダは釈放される。

フリーダの体調は悪化の一方をたどる。フリーダは壊死した右足指を切断し、車椅子での生活を余儀なくされる。

フリーダのあらすじ【結】

フリーダの病状を知ったリベラがメキシコへ戻ってくる。リベラはフリーダに再婚を申し込み、二人は再び一緒に暮らし始める。フリーダの病状は更に悪化し、壊疽が進行したために右脚下を切断する。フリーダは肺炎を併発し、ベッドから起き上がることもできず衰弱していく。

フリーダの長年の夢であったメキシコ国内での個展開催が決定する。開催初日、フリーダは何としてでも会場へ行きたいと切望するが、リベラは動ける状態にないフリーダを何とか説き伏せる。

大盛況の会場で、フリーダの代わりにリベラがスピーチを始める。突如、ベッドに横たわったままのフリーダが登場する。フリーダはベッドごとトラックに乗り、痛みを堪えて会場を訪れたのだった。

フリーダは、徒然の思いを日記に綴っている。ある夜、フリーダはリベラに銀婚式の祝いの指輪を送る。自分の余命が残り少ないことを知っているフリーダは、死後は火葬にしてほしいとリベラに頼む。

フリーダの肺炎は悪化する。ある日、フリーダは静かに息を引き取る。

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