映画『フライトナイト』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『フライトナイト』のネタバレあらすじ結末

フライトナイトの概要:ヴァンパイア映画史に残る名作として名高い、古き良きホラー作品。冴えない男子高校生チャーリーが、隣に越してきた吸血鬼との戦いに挑む。1985年制作当時の最新技術を駆使したヴァンパイアや狼男の特殊メイクは必見。

フライトナイトの作品概要

フライトナイト

公開日:1985年
上映時間:107分
ジャンル:ホラー、コメディ
監督:トム・ホランド
キャスト:クリス・サランドン、ウィリアム・ラグズデール、ロディ・マクドウォール、アマンダ・ビアース etc

フライトナイトの登場人物(キャスト)

チャーリー(ウィリアム・ラグズデール)
平凡な男子高校生。好きなTV番組は、深夜のホラー番組「フライトナイト」。恋人のエイミーとの関係を深めたいと思っているが、不器用でなかなか上手くいかない。
ピーター・ヴィンセント(ロディ・マクドウォール)
初老の役者。「フライトナイト」のナビゲーターで、自らヴァンパイア・ハンターに扮する。吸血鬼ブームが終わり、金に困っている。吸血鬼など信じていない。
ダンドリッジ(クリス・サランドン)
ヴァンパイアの男。チャーリーの隣家に越してくる。弱点は日光、十字架、聖水。魅力的な容姿と、巧みな話術、紳士的な振る舞いで女性を虜にする。
エイミー(アマンダ・ビアース)
チャーリーの恋人。しっかり者で、面倒見が良い。いつもタイミングの悪いチャーリーに苛立っている。ダンドリッジの昔の恋人によく似ている。
エド(スティーヴン・ジョフリーズ)
チャーリーの友人。背が低く、甲高い声、オカルトマニアで、周囲から浮いている。吸血鬼を見たというチャーリーの話を、全く信じず面白がる。

フライトナイトのネタバレあらすじ

映画『フライトナイト』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

フライトナイトのあらすじ【起】

チャーリーは、深夜のホラー番組「フライトナイト 恐怖の夜」が大好きな普通の高校生。恋人のエイミーと自宅の部屋で良いムードになったある晩、隣家の男達が棺を地下室に運ぶ様子を目撃してしまう。長い間空き家だった隣家には、男と、住み込みの大工が暮らし始めていた。母は彼らをゲイだと思っているが、翌日、ブロンドの娼婦が隣家に呼ばれているところを目撃するチャーリー。

その頃、町は連続殺人のニュースで賑わっていた。新しい被害者は、あのブロンドの娼婦だ。棺といい、隣家を怪しく思ったチャーリーは、夜中に隣家の窓を見張る。すると、男は異様に長い指で若い女の首を掴み、牙をむいているではないか。さらに、男がチャーリーに気が付き、二人の目が合った。パニックになったチャーリーは母を起こすが相手にされず、庭へ転げ出る。男と大工は、何やら黒い袋を車に積み込んでいるところだった。息子を心配した母の声で、チャーリーは完全に男達から目を付けられてしまう。

フライトナイトのあらすじ【承】

チャーリーは隣家の男がヴァンパイアだと訴えるが、誰も相手にしてくれない。仕方なく、連続殺人の容疑者として警察に通報する。チャーリーは殺人科の刑事を連れ隣家に乗り込むが、大工のビリーしかいなかった。ビリーは余裕の態度で家の中を案内し、車も見てもらって構わないという。その態度に焦ったチャーリーは、地下室に棺があると騒ぎ、つい吸血鬼だとまで言ってしまった。刑事はこの通報をイタズラと判断し、車も地下室も調べずに帰ってしまう。

チャーリーは、一人で身を守らねばならなくなった。悪友のエドがオカルトに詳しく、助けを求めに行く。エドは完全に面白がっているが、十字架や聖水、そしてヴァンパイアは家人に招かれない限り家には入れないという情報を教えてくれた。部屋の窓を釘で打ち付け、十字架を握りしめ夜を待つチャーリー。

夜になると、母がチャーリーを居間に呼ぶ。客人だ。それは何と、隣家の男・ダンドリッジだった。近所付き合いの為、母が招待したのだ。これで、いつでも家に入れてしまう。案の定、深夜に窓から侵入してくるダンドリッジ。チャーリーを締め上げ、全て忘れるよう提案する。しかし、チャーリーは頑なに十字架をかかげ続けた。ダンドリッジは逆上し、チャーリーを殺そうとするが、物音を聞きつけた母の声でひとまず退散する。

翌日からは母が夜勤となり、母子家庭のチャーリーは家で一人きりになる。必死のチャーリーは、ある男に助けを求めに行った。大好きなホラー番組「フライトナイト」のパーソナリティー、ピーター・ヴィンセントだ。番組中、彼は熟練のヴァンパイア・キラーだった。しかし、現実のピーターは、落ち目の老役者だ。当然チャーリーは相手にされず、追い返される。

フライトナイトのあらすじ【転】

恐怖で憔悴したチャーリーを見て、エイミーとエドが再びピーターの元へ行く。エイミーの貯金を渡し、何とか交渉成立だ。ダンドリッジに聖水と称した水道水を飲ませ、チャーリーを安心させてやれば良い。電話で対応したダンドリッジは紳士的だが、宗教的理由で十字架の使用は断られてしまった。

翌日の夜、ピーターを迎え隣家に向かうチャーリー達。魅力的なダンドリッジの様子に、エイミーもうっとりだ。彼は偽の聖水をあっという間に飲み干し、万事解決といった様子で、家を出ようとするピーター。しかし、去り際に、ダンドリッジの姿が鏡に映っていない事に気づいてしまう。ピーターは、そそくさと車で逃げ帰って行った。

エイミーを家まで送る道すがら、一人で裏道に逸れたエドを、ダンドリッジが襲う。チャーリーとエイミーはクラブに逃げ込むが、ダンドリッジは執拗に追ってきた。彼に見つめられ、ふらふらと身をゆだねてしまうエイミー。チャーリーが助けに入り、トラブルを見かねた警備員達もダンドリッジを引き離そうとする。すると、ダンドリッジは巨体の警備員二人を切り裂いてしまった。クラブは騒然となり、逃げ惑う人波に引き離されてしまうチャーリーとエイミー。エイミーはダンドリッジに捕まり、彼女を救いたければ、チャーリーとピーターの二人で明日の夜、家にやって来いという。

一方、ヴァンパイアと化したエドに襲われたピーターは怖気づくが、一人怪物の家に乗り込もうとするチャーリーを放っておくことはできなかった。映画さながらの退治セットを抱え、隣家に向かう二人。

フライトナイトのあらすじ【結】

いよいよダンドリッジとの対決だが、エドには効いたはずのピーターの十字架が、彼には全く聞かなかった。十字架は、使う者がその効果を信じなければ意味が無いのだ。ピーターは、これまで吸血鬼など作り話だと思ってきた。それを見抜かれ、思わず逃げ出すピーター。チャーリーの家に逃げ込んだピーターは、狼男となったエドに遭遇し、襲われる。しかし、折れたテーブルの脚が胸に突き刺さり、苦しみながら絶命していくエド。徐々に人間の形に戻って行くエドの姿を、ピーターが涙を流しながら見守る。エドを見送り、胸に刺さった杭を引き抜いたピーターは、決意に満ちた目でダンドリッジの館へ駆け戻った。

その頃、チャーリーはエイミーの元へ向かっていた。しかし、エイミーは既にヴァンパイアにされてしまっている。まだ変化の途中で、苦しんでいるエイミー。ピーターが合流し、彼女を救うには、夜明けまでにダンドリッジを倒すしかないと告げる。映画では、いつもそうなっているのだ。

ダンドリッジを倒すには、まずは大工のビリーを片付けなければならない。人間のビリー用に、ピーターがピストルを用意していた。襲い掛かって来るビリーに弾を撃ちこむが、何度撃っても、ビリーは立ち上がって来る。その体へ、チャーリーが白木の杭を打ち込んだ。ダンドリッジが、チャーリーがエイミーと殺し合うように置いて行った杭だ。緑の体液を流し、どろどろに溶けていくビリー。

ついに、ダンドリッジ自らが彼らに襲い掛かって来る。するとその時、家中の時計が6時の鐘を鳴らし、朝が来た。ダンドリッジはコウモリに姿を変え、なおも二人を攻撃するが、降り注ぐ朝日に耐え切れず地下室へと飛び去って行く。

ピーターとチャーリーは、地下室の棺で眠るダンドリッジを叩き起こした。そして天窓の覆いを次々に叩き割り、地下室に朝日を入れていく。日の光に囲まれ、逃げ場のないダンドリッジは、ついに滅び去った。こうして、チャーリーの恐怖の夜が幕を閉じる。

時が経ち、ベッドで仲睦まじく「フライトナイト」と観るチャーリーとエイミー。ピーターは、しばらくヴァンパイア物はやらないと言ってウインクする。今夜は、火星から来た宇宙人の話だ。ふと、窓の外に赤い光が見えたような気がするチャーリー。気を取り直してTVを消し、エイミーの元へ行く。その様子を見るかのように、外の闇の中で赤い光が二つ瞬き、エドの甲高い笑い声が響き渡るのだった。

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