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映画『ガキ帝国』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ガキ帝国』の概要:日本万国博覧会を三年後に控えた大阪。少年院から出てきたばかりの不良少年リュウと、友人のチャボとケンは、街で幅を利かせる北神同盟を邪魔に思っていた。リュウ達は、自由を求めて戦いを挑む。

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映画『ガキ帝国』の作品情報

ガキ帝国

製作年:1981年
上映時間:115分
ジャンル:アクション、青春
監督:井筒和幸
キャスト:島田紳助、松本竜介、趙方豪、升毅 etc

映画『ガキ帝国』の登場人物(キャスト)

リュウ(島田紳助)
ミナミのヤンキー。街で幅を利かせる北神同盟を嫌い、立ち向かう。自由を求め、高との決闘を決める。高を殺すも、チャボを失い涙する。男気のある男で、リーダー的存在。
チャボ(松本竜介)
リュウの友人。いつもリュウと共に行動している。金魚の糞のようにリュウにくっついている。喧嘩は強くないが、口は立つ。元々歌手になりたいと思っていた。梅田会のガキに殺される。
ケン(趙方豪)
リュウの友人。自由を愛する男。孤独な男で、集団には属そうとしない。背が高く、喧嘩がめっぽう強い。
高(升毅)
少年院でリュウと知り合う。暴力団の下部組織である北神同盟に入会する。すぐに頭角を現し、会長へと昇進する。出世欲が強い男。リュウに殺される。
小野(上岡龍太郎)
北神同盟の上部組織である暴力団の男。うまく北神同盟を使い、ビジネスをする。高を気に入り、北神同盟の会長に昇進させる。自分に都合の良い人間ばかりを集める。
京子(砂貫めぐみ)
リュウ達と仲が良く、彼らのマドンナ的存在。高に出会い、彼に惹かれていく。そのまま北神同盟と懇ろになり、ポルノ映画にも出演するようになる。

映画『ガキ帝国』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ガキ帝国』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ガキ帝国』のあらすじ【起】

少年院を出所したリュウは、友人のケンとチャボがいる母校へと帰ってくる。リュウは、少年院で知り合った高という男を連れていた。

四人で食事をした後、高は自分の家へと帰っていく。ケンとチャボは、キタには北神同盟が、ミナミにはホープ会が幅を利かせていることをリュウに伝える。さらに、仲間がカツアゲされたとして、リュウ達は北神同盟のガキ10人を襲う。

リュウが働き始めた喫茶店に、高がやってくる。その喫茶店の二階には、北神同盟がたむろしている。リュウは、いつか隙をみて北神を倒すためにここで働いているのだと言う。そんなリュウに高は、自分は北神に入るためにここに来たのだと言う。

高は、入会の儀式としてボコボコにされる。それでも立ち向かおうとする高。北神同盟の上部組織である暴力団「神竜会」の小野という男は、根性を気に入って高の入会を許可する。小野は高の姿から、明日のジョーというあだ名をつける。

リュウとケンが、リュウの家でチャボを待っている。彼らは、北神同盟をどうにか追い出そうという話をしている。

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映画『ガキ帝国』のあらすじ【承】

チャボが、鉄くずを盗む朝鮮人集団のアパッチに襲われる。どうにか逃げ出したチャボは、リュウの家へと辿り着く。リュウとケンは話を聞き、アパッチのもとへと駆けていく。そして、アパッチ全員をボコボコにする。

高は、すごい勢いで頭角をあらわし始める。会長に対しても強気の姿勢を崩さないでいた。

クラブで遊んでいたリュウとチャボとケン。そこには、三人のマドンナ的存在の京子もいた。さらに北神同盟のメンバーもいて、京子は高に誘われて一緒に踊りキスをする。

高が京子とデートをしている最中、北神同盟の副会長が絡んでくる。小野からの寵愛を受けている高を、良くは思っていなかった。高は、絡んできた副会長をボコボコに殴り倒してしまう。そして、高は副会長の座を奪う。

小野が北神同盟の会長を呼び出す。会長は、新しい仕事のために女の子を集めろと言う。その話に、会長はあまり乗り気でない。すると小野は副会長である高を呼び出す。高は小野のためならいくらでも女を集めると言い、北神同盟の会長になりたいと宣言する。小野は、それを承諾する。

映画『ガキ帝国』のあらすじ【転】

高は、街を暴れまわる。次々に敵対する相手を倒してく。そして、高の力でホープ会までも傘下にする。

ケンの友人が、自分が持っていた改造ガンをホープ会の人間に奪われて、射殺されてしまう。それを知ったケンは、泣いて悔しがる。そして、ホープ会に殴り込みに行く。

チャボとリュウも参加し、三人はホープ会を徹底的に叩きのめす。そこへホープ会の会長が姿を現す。それを待っていたケンは、あっという間に会長も倒してしまう。ケンは責任をとり、学校を自主退学する。

ホープ会の人間がリュウに、会長の後釜になって欲しいと依頼する。チャボにも会に参加して欲しいという彼らに、二人はあまり乗り気ではなかった。しかし、結局二人はその依頼を受け、ピース会という名前に改名する。リュウは、ピース会の新会長に就任する。

集団で街を歩いていたリュウとチャボ。そこへ、偶然ケンが通りかかる。ケンは、みんな自由を求めていたはずなのに、集団で行動するようになったリュウ達を非難する。

映画『ガキ帝国』の結末・ラスト(ネタバレ)

北神同盟の高は、大勢の人間を集めて小野の任務を遂行しようとしていた。大阪全域の暴力団を従え始めた高は、北神同盟を暴力予備軍のような組織に作りあげていた。若い女をたくさん集めろと大勢のガキに伝える高。そんな中、チャボと仲の良い和子が北神同盟に連れ去られてしまう。

和子が攫われたことを知ったチャボは、リュウ達を連れて高のもとへと向かう。しかし、その場は高達にやられて逃げることを余儀なくされる。

リュウがたまたま入った映画館で、ポルノ映画が上映されている。そこに映し出されていたのは、京子の淫らな姿だった。

ケンが、梅田会という名前に改名した北神同盟のガキ達にボコボコにされる。リュウとチャボは、ケンが倒れているのを見つけ、すぐに高のもとへと駆けていく。そして、いよいよリュウ達と梅田会の決闘が始まる。

一対一の勝負のはずが、仲間を連れてきた高。それを見て、リュウは一度隠れる。高達が車で待っていると、リュウがフォークリフトを操縦して突っ込んでくる。そして、そのまま高を殺す。それを見て、梅田会のガキは発狂する。そして、チャボを蹴り殺してしまう。

夜のミナミを歩くケン。そこには、機動隊となったかつての敵がいた。ケンは彼らに殴りかかり、そのまま逃げ出す。駆け込んで入った居酒屋で、ケンはビールを一杯注文するのだった。

映画『ガキ帝国』の感想・評価・レビュー

若者の血気盛んな「今日」を生きる様子がとても熱く描かれています。見ていて怖くなるほど狂気に満ちた若者たちは「殺す」こと、「殺される」ことなんて微塵も恐れていませんでした。
大人になってしまうと人との関わりは、どうでも良くなりがちで「邪魔」な人間や「嫌い」な人間とは関わらずに生きていこうとしますが、今作に出てくる彼らの「邪魔」な人間は「排除」するという考え方が本当に若いなあと感じました。(女性 30代)


大学生の自分からすると、島田紳助さんは名言の多い名MCだった人という印象だった分、青春を演じる若い紳助さんは非常に新鮮でした。演技は素人っぽさがありましたが、後々大物になると知っているので安心して観れます。喧嘩上等の不良全開物語でしたが、コミカル寄りにしたのは紳助さんの喋りに合っていて良かったです。最後タイマン勝負がフォークリフトだったのは若干消化不良に感じました。怪我はテレビに支障をきたすから止められたのですかね。(男性 20代)

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