映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』あらすじとネタバレ感想

ギャング・オブ・ニューヨークの概要:2002年公開のアメリカ映画(原題:Gangs of New York)。1863年のニューヨーク・マンハッタンを舞台にしたギャングの抗争を描いた物語。マーティン・スコセッシ監督とディカプリオがタッグを組んだ話題作である。

ギャング・オブ・ニューヨーク あらすじ

ギャング・オブ・ニューヨーク
映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』のあらすじを紹介します。

19世紀初頭のアメリカは、アメリカンドリームを夢見たアイルランド人の移民が次から次へと押し寄せていた。
貧しかった彼らが住むことが出来たのは、モーテルや売春宿が多くあるファイブ・ポインツだけだった。
しかしそこは元々ネイティブ・アメリカンが暮らす土地。
2民族は縄張り争いを始めるようになる。

1846年.
ついに事が深刻化した。
ネイティブ・アメリカンズとアイルランド移民の団体レッド・ラビッツが抗争となり、ラビッツのリーダー・ヴァロン神父がアメリカンズのリーダー・ブッチャーに殺害された。
神父の息子アムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は少年院に送られてしまう。

16年後。
出所したアムステルダムは、再び因縁の地に戻ってくる。
そしてネイティブ・アメリカンズに素性を隠して潜入。
そこでメキメキ頭角を現し、ブッチャーに気にいられる。

ある日アムステルダムはジェニー(キャメロン・ディアス)という女性と出会い、お互い惹かれていく。
しかしブッチャーに素性がばれ、追放されてしまう。

ジェニーが猛反対するなか、アムステルダムは新生デッド・ラビッツを結成。
父親の敵をとるべく闘いを挑む。
アムステルダムとブッチャーの闘いが始まったのだった。

ギャング・オブ・ニューヨーク 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2001年
  • 上映時間:160分
  • ジャンル:アクション、歴史、ヒューマンドラマ
  • 監督:マーティン・スコセッシ
  • キャスト:レオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ=ルイス、ジム・ブロードベント etc

ギャング・オブ・ニューヨーク ネタバレ批評

映画『ギャング・オブ・ニューヨーク』について、感想批評です。※ネタバレあり

想像以上の面白さ

マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオと言えば近年話題のタッグである。
監督としてアカデミー賞を受賞する監督ではあるが、なぜかディカプリオは獲れない。
この映画はタイトルで見たい人とそうでない人を分けてしまうかもしれない。
ギャングに興味のない人、特に女性からは敬遠されるかもしれないし、一昔前の設定だから何となくつまらなそうで飽きそうな気もする。
しかしところが実際そうでもないのだ。
ストーリーの流れはわかりやすく、一定の感覚で山場がやってくる。
そのためどんなにハードボイルドな映画が好きではない人もそれなりに楽しめる。
時代背景も丁寧な描写でわかりやすい。
実際に見てみると昔のギャング映画というくくりだけでは片付けられない魅力が詰まっているのだ。
スコセッシ監督のギャング映画は、抗争に至るまでの人間のやりとりや心理を明確に描く。
そのためギャング映画だと思って見ていると男のロマンだったり、ヒューマンだったと言うことも多くあるのだ。
彼を語る上でこの映画は抜かせない。
是非見てほしい一本だ。

ディカプリオの演技力が凄い

中々賞で評価されにくいディカプリオだが、個人的には最近のこの年代の俳優では群を抜いて演技力があると思っている。
それは近年のスコセッシ監督とタッグを組んだ「ディパーテッド」でも証明されている。
賞を獲っている俳優ということを気にしないのであれば彼は最高である。
本作品でも殺されたアイルランド移民の父親の復讐を心に誓い、復讐心を静かにたぎらせる役柄であったのだが表面はさらっと見せているのに中身はどろっとしているという雰囲気がよく出ている。
また抗争シーンなども緊迫感が良く表現できていて手に汗握らされた。
ぜひ観て確認して欲しい。
こんなに素晴らしい俳優だったのかと思わされるかもしれない。

ギャング・オブ・ニューヨーク 感想まとめ

マーティン・スコセッシ監督といえばハリウッドを代表する名監督である。
特にギャング系の映画を撮らせたら最高だ。
彼はディカプリオを指名することが多く、誰よりディカプリオの演技力と才能を買っていると言われている。
だからなのかあまり公に評価されないディカプリオの魅力がスコセッシ監督の作品の中だと倍増しているのだ。
恐らく監督が俳優に惚れ込んでいるからこその描写で、ディカプリの一番よく見える角度や台詞回しを提供しているのかもしれない。
未だタイタニックのイメージが強いディカプリオだが、実は他にも名作は数多くある。
あの作品にこだわりすぎずに是非見て欲しい。
本作品でも見たことのないレオナルド・ディカプリオを味わうことができる。

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