『ゲゲゲの鬼太郎』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

2007年の日本映画、ねずみ男が盗んだ妖怪石を狙う妖狐族の空狐とゲゲゲの鬼太郎の戦いを描いた作品。監督は「釣りバカ日誌」シリーズ11~13の本木克英、主演はウエンツ瑛士。

あらすじ

ゲゲゲの鬼太郎』のあらすじを紹介します。

竹林の中を探検する三人の子どもたち、藪がガサガサ動いてびっくりして逃げ出したりしつつようやく一本の大きな木の根元に古ぼけた木のポストを見つける。そこに男の子が手紙を入れた。その帰り道後ろに気配を感じて振り返るが誰もいない、気のせいかと思って歩き出すがやはりおかしい、ヒタヒタ音がする・・思い切ってもう一度振り返るとゼリー状の丸いものが笑っていた!悲鳴を上げて男の子は逃げていった。

その地域は“あの世ランド”建設に揺れ動いていた、建設に反対する人々は建設現場でデモを行っていた。その目の前で石をクレーンでどかしていたところ事故が起きてしまう。よく見るとその石には狐が彫られていたため祟りだと恐れる人々。その辺りではおばけも度々出現していたのだ。

お化けが出るのはねずみ男の仕業だった。住民を立ち退かせるためあの世ランド建設者からお金を受け取り、仲間の妖怪を時給500円で雇って人を驚かすアルバイトをさせていたのだ。それを男の子からの手紙で駆けつけた鬼太郎に邪魔をされてしまう。逃げ出したねずみ男は小さな稲荷神社に入り込んでふてくされて寝転んだ、すると床がひっくり返って深い穴に落ちてしまった。ねずみ男はそこで厳重に安置された光る石を見つけた、金目のものだと思い盗み出すのだがそれはただの石ではなかったのだった。

評価

  • 点数:35点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2007年4月28日
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:本木克英
  • キャスト:ウエンツ瑛士、井上真央、田中麗奈、大泉洋、間寛平 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ゲゲゲの鬼太郎』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

アニメと実写版の違い

原作を読み込んでいないのでアニメ版との違いを比較してみます。

まず決定的に違うのは少年ではなく青年だということです。鬼太郎といえば外見は子どもでありながら大人びた落ち着きと考え方をするので実写では子どもが演じるのはかなり難しいのでしょう。

次に目も違います、本来片目はないはずですが実写では両目がちゃんとあります。最初は片目を髪の毛で隠しているのですが、空狐達との戦いの時髪の毛針を使って髪の毛がなくなってツルツル頭になったとき両目があるのがはっきり分かります。そういえば長い間目玉おやじさんは鬼太郎の目玉だと勘違いしていました。 

それからその髪の毛がなくなるのも違いますね。髪の毛は鬼太郎の力の源だったはずですからアニメ版ではどんなに髪の毛針を使っても無くならないはずですが・・・それにしてもツルツル頭の鬼太郎は猫娘でなくてもびっくりしてしまいます。

なぜ父親は蘇ったのか?

妖怪石は妖怪1000年の怨念が宿っているため非常に強い力を持っています。修行を積んだ妖怪が持つとそれは強大な力となり、心が弱い人間が持つと邪悪な力となり石にとり憑かれてしまうのです。その石を大人ではなく父親を信じる純真な心を持った少年が持っていたため邪悪な力ではなく少年の願いを叶える力として発揮されたのでしょう。

平将門や織田信長らの運命を狂わしてきた妖怪石を父親がずっと持っていたらとんでもないことになっていたかもしれません。

まとめ

青年の鬼太郎ということで仕方ないかなと思ったのですが恋愛話はあまり入れて欲しくなかったです、猫娘が可哀相です。それから健太くんが父親の約束をずっと守るのはいいことだと思うのですが、石のせいで誰かがひどい目にあっているのにそれでも心配するどころか死んだ父親に会いたいという話の流れは、幼い健太くんの父親に対する思いがいじらしいと表現したかったのだと思いますが一歩間違えるとわがままで自分のことだけしか考えていないように見えてしまうのが残念でした。

最後の天狐の交換要求がびっくりです、人間とは価値観が違うのは当然だと思いますが、妖怪石と住処を明け渡す代わりに油揚げが大好物だからもっとお供えしてくれってそれでいいの?と鬼太郎じゃなくても目が点になります。

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