映画『ギフト』あらすじネタバレ結末と感想

ギフトの概要:2000年公開のアメリカ映画。旦那を事故で亡くした女性が3人の子供を育てるために持ち前の超能力とカード占いで客を取り暮らすが、ある殺人事件に巻き込まれていくホラーサスペンス。

ギフト あらすじネタバレ

ギフト
映画『ギフト』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ギフト あらすじ【起・承】

ジョージアの片田舎に暮らすアニー(ケイト・ブランシェット)は、旦那を事故で亡くした後3人の息子達を面倒見ながら幸せに暮らしていた。
彼女の職業は占い師。
彼女には元々人を見通す力があり、彼女を頼って毎日相談者が来ていた。

ある日アニーは息子のことで学校に行くと、担任のウェインに婚約者を紹介される。
占いを面白がる婚約者のジェシカに二人の未来を聞かれたアニー、その時良くない未来が見えた気がするが言わなかった。

アニーの元に保安官がやってくる。
あのウェインの婚約者のジェシカが失踪したというのだ。
保安官事態は占いなど信じていないようだが、ジェシカの父は藁おもすがるような気持ちでアニーのところにやってきた。
アニーはカードと自分の能力を使い様子を見る。
すると柵・白い花というキーワードが浮かんだがそれ以上はわからなかった。

眠れない夜、アニーが愛犬の様子を見に外に出ると頭上から滴り落ちる水滴が。
思わず顔を上げたアニー。
木の梢にチェーンで巻かれ、片眼が潰されたジェシカが漂っていたのだ。
アニーは確信する。
ジェシカは殺され、水の中にいるのだと。

翌朝警察に向かったアニーは、保安官に見たままを話した。
半信半疑の保安官だったが話を聞くとドニーの家の土地が怪しいと踏む。
このドニーという男は暴力的で女好き。
妻のヴァレリーはアニーのところに、ドニーの相談で良く来ていた。
それを占いで妻を洗脳していると言いがかりをつけてきている。
ドニーはアニーの元に脅しに来た。

警察の捜索で、池の中ジェシカの遺体が発見される。
当然ドニーが疑われ、連行されてしまう。

ギフト あらすじ【転・結】

ドニーの裁判にアニーも証人として登壇することになった。
アニーの意見で事件が明るみになったため、占いなど信じていない人たちはアニーを怪しいと思ったからだ。

アニーの担当の弁護士はジェラルドといった。
アニーはこの男を以前パーティーで見ている。
ジェシカと浮気しているところを目撃したのだ。
彼のことを怪しむアニー。

ある時、精神不安定でアニーに相談をしに来ていたバディの母親から電話をもらったアニー。
急いで自宅に向かうとバディは父親を椅子に縛り付け折檻していた。
そして体にオイルをまくと、アニーの必死の制止も意味なく火をつけてしまった。
バディは捕まるも精神状態の考慮で精神病院へ送られることとなる。

アニーはドニーが犯人ではないことを確信しつつあった。
弁護士のジェラルドもどうも違うようだ。
では犯人は誰なのか。

婚約者の死で落ち込んでいたウェインの様子が心配で見にいったアニーは、彼に犯人を捜してくれと頼まれる。
彼女はジェシカの洋服や沈んでいた池に行けばわかるかもしれないと言う。
その後ウェインはアニーを池へと誘った。

到着するとアニーははっきり見えた。
犯人の姿。
それは浮気癖に嫉妬したウェインだったのだ。
全てに気がついたアニーを殺害しようと襲うウェインに必死に抵抗するも、鈍器のようなもので頭を殴られてしまう。

意識朦朧の中でだめだと思った瞬間だった。
バディが助けに来てくれた。
病院から抜け出したという。
そしてウェインを殴り返し、車に乗せて警察に寄った。

全てを話したアニーだったが警官は「ウェインは自白しているが、殴ったのはバディではない」と言う。
そんなはずはないと反論するが、確かに車の助手席に彼の姿は無かった。
保安官は言った。
「バディは18時に病院で自殺している」のだと。
悲しみにくれるアニーだった。

ギフト 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2000年
  • 上映時間:111分
  • ジャンル:サスペンス、ホラー
  • 監督:サム・ライミ
  • キャスト:ケイト・ブランシェット、ジョヴァンニ・リビシ、キアヌ・リーヴス、ケイティ・ホームズ etc

ギフト 批評・レビュー

映画『ギフト』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

飽きない完璧なストーリー構成

この時代のしょうも無い超能力映画は多いが、本作品は全く違う観点で楽しむ事が出来る優秀作品だ。
ギフトという彼女にしか持っていない特殊能力を使い、殺人事件に巻き込まれ解決に導く、所謂ありがちな物語ではあるのだが主人公の生活環境がリアルに表現されている。

旦那を亡くし生活のため補助金の他に、街の人々の相談に乗りカードで占いをして先を見通すというやり方。
その相談者の中には精神を病んでいたり、男性に振り回されたりと特別な悩みではないこと。
当たり前の主婦の人生を、さぞ特別なことのように描いていることでリアルさを増し共感を覚えさせられるのである。

ラストのネタバレは感動的でいて絶望

霊的なものを感じていながらも、ドラマを通して霊の存在を感じさせないのが上手い本作品。
もちろん犯人捜しに必要な情報などは、死んだ女性本人の映像が見えたことで遺体を発見するのだが、それ以外では超能力で解決に導くことはしない。

しかしラストシーン。
犯人と一緒に池にやってきたヒロインが襲われるシーンで、相談者で友人のバディが助けに来てくれる。
九死に一生を得たヒロインはそのまま犯人を車に乗せ、バディを警察まで。
しかし保安官にバディは死んでいたと聞かされるわけである。
何ともびっくりのオチ。
最後は心の繋がりを霊的なもので表現し、感動的に終わらせている辺りが巧妙で憎い演出である。
同じような内容の映画は多いように思うが、非常に緻密でいてざっくりわかりやすく出来ている作品である。

ギフト 感想まとめ

ありがちなタイトル、ありがちなパッケージのありがちな映画。
そんなイメージで鑑賞すると意外にもグイグイ引き込まれる自分がいた。
内容やとっかかりはありがちなのだが、リアルな演出にこだわっていて自分の世界から遠い超能力の世界を見ているようには思わない作品である。

キャスティングも合っていて、全てにおいてバランスの取れた映画。
飽きずに最初から最後まで楽しめる。
犯人に関してだけ言えばわかりやすく、すぐに答えられる人も多いかもしれないが子の映画の見所は犯人当てだけではないからそこは良いのだ。

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コメント

  1. ジバワン46 より:

    キアヌとヒラリーの役がいかされていない。