海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン3』の概要:アダムとよりを戻し、バイトも始めたハンナには新しい人間関係等も生まれていた。その反面、ジェッサとの連絡が取れなくなっていたり、遠ざかっていく人間関係もあったりした。そんな彼女の生活はアダム中心になっていくが、二人の関係は今までのような性に偏ったり、主従関係が伴ったりするようなものでは無くなっていた。
海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン3』の作品情報
話数:全12話
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン3』の登場人物(キャスト)
- ハンナ・ホーバス(レナ・ダンハム)
- 執筆活動を続けるフリーランスのライター。心の病気にかかってしまうが、アダムとの生活でそれなりに満たされている人生を送っている。
- マーニー・マイケルズ(アリソン・ウィエリアムズ)
- ハンナの親友であり、元同居人。恋人に捨てられ落ち込んでいるが、ハンナとの友好関係は未だに続いている。
- ジェッサ・ヨハンソン(ジャマイマ・カーク)
- ハンナの友人の一人。結婚に失敗した末にドラッグに溺れ、更生施設に入院している。
- ショシャンナ・シャピロ(ゾーシャ・マメット)
- ジェッサの従姉妹。ジェッサが去った後、ハンナと行動することが目立つようになる。
- アダム・サクラー(アダム・ドライバー)
- ハンナとのよりを戻し、同棲をしている。悲観的な物事の考え方が特徴的だが、意外と他人を思いやる場面を見せることもある。
- キャサリン・サクラー(ギャビー・ホフマン)
- アダムの姉でトラブルメーカー。アダムの抑止を振り切り彼のアパートに泊まることになる。
海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン3』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 男断ち
ハンナ(レナ・ダンハム)は彼女のアパートでアダム(アダム・ドライバー)と目を覚ましていた。リビングにはソファーで寝るマーニー(アリソン・ウィエリアムズ)の姿もあった。ハンナはカフェで働いていた。そこにアダムが鍵を取りに訪れるが、彼の元交際相手と鉢合わせてしまう。彼女は友人と一緒におり、元交際相手はその場を穏便にやり過ごそうとするものの、友人が黙ってはおらず、店中に響き渡る大声での口論になってしまう。それに触発された彼女も大声でアダムのことを批判し始め、それはとても聞くに堪えないものであった。
マーニーは自宅で母親とぶつかっていた。努力をして仕事に引越しなど前進している彼女を母親はなかなか認めようとしなかったことが原因だったが、関係は回復することもなく母親は部屋を去ってしまう。一方、結婚に失敗してしまったジェッサ(ジャマイマ・カーク)はドラッグの更生セラピーに出席していたが、成果を上げられるような雰囲気ではなかった。そんな中、心の病気を抱えているハンナもセラピーを受けていた。彼女のストレスの原因としてアダムの稼ぎを挙げた彼女だったが、それ以外は彼に文句はないようだった。
ハンナとアダムのアパートにはショシャンナとマーニーが夕食に訪れていた。しかしアダムは彼女たちの話に一切興味がないようだった。話が進むと、マーニーの失恋話に発展する。すると興味のなさそうだったアダムは親身になって彼女の話を聞くと、彼の実体験から彼女が立ち直れるようにアドバイスをする。
その夜、ハンナの携帯に知らない番号から着信がある。電話に出てみると、何ヶ月も行方を眩ましていたジェッサからの連絡だった。彼女は更生施設に入れられた事情を話すと、迎えに来てくれとハンナに頼むのであった。
第2話 ジェッサ奪還珍道中!
更生施設を追放されてしまったジェッサを迎えに行くハンナ、アダムとショシャンナ(ゾーシャ・マメット)だったが、アダムは不機嫌な様子で女性の友情は気にくわないと文句を口にする有様だった。ハンナは道中で長距離のドライブが退屈だと言い始めるが特に何もやることがなく、ただただ暇を持て余すだけであった。ハンナとショシャンナはジェッサについて深く話し合うと、ハンナは本当のジェッサがポジティブでお気楽な彼女の一面に隠れて理解してもらえないことを気にかけていた。
翌朝、運転をしていたアダムが突然車を道端に駐車し、車を去ってしまう。何が起きたのかを理解できないハンナはあっけに取られていると、彼はハイキングがしたいと言い出すのである。身体を動かすことが得意ではないハンナはハイキングをしたくないという意思を強く見せるものの、アダムとショシャンナに置いていかれてしまうのだった。
彼らのハイキングも終わり、ハンナたちはようやくジェッサのいるリハビリ施設にたどり着いた。施設のスタッフに連れられて来たジェッサと再会したハンナはスタッフに退院手続きの件について尋ねると、署名が必要だというのはジェッサの嘘だったということが判明する。そのやりとりを見ていたアダムは大きなため息をつく。
施設を出ると、ハンナはジェッサに彼女が突然姿を消したことに怒りをぶつけながらも、ハグをして彼女との再会を喜ぶのだった。
第3話 嵐を呼ぶ女
ハンナはアダムの髪を整えていた。彼は髪なんていずれ伸びるものだからどうでもいいと言い切るが、ハンナはそれでも彼の髪をきり続ける。そこに珍しく彼の携帯に着信が入る。相手は彼の実の姉のキャロライン(ギャビー・ホフマン)だった。彼女は交際していた男に捨てられて行き場所を失っていた。しかしアダムは彼女がアパートに泊まることに強く反対する。彼女に住む場所を与えるべきだと考えるハンナに姉は問題を嵐のように巻き起こす人間なので巻き込まれる訳にはいかないというのだ。ハンナは泊めることは保留にするものの、彼女のバースデーパーティーに招待するのだった。
パーティーの際中にキャロラインは男に近寄っては噛み付くなどの意味不明な行動を繰り返していた。アダムはハンナの誕生日がめちゃくちゃなものにならないかだけを心配していたが、ハンナの希望もあってただ楽しむことに専念することにした。パーティーはマーニーの計らいで素晴らしいものだった。
アダムはキャロラインがパーティーを台無しにしなかったことに驚きながらもハンナに誕生日プレゼントを手渡す。彼女も涙しながら喜び、ロマンチックな雰囲気で自宅に帰宅すると、アパートのトイレには半裸のキャロラインの姿があり、自傷行為に及んでいた。
最後は雰囲気を壊されたアダムは激怒するが、結局彼女をアパートに泊めることになってしまうのだった。
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