『グリーン・ホーネット』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

「グリーン・ホーネット」(The Green Hornet)は、2011年のアメリカ映画。監督は「エターナル・サンシャイン」のミシェル・ゴンドリー。過去のテレビドラマでブルース・リーがカトー役で出演していた「グリーン・ホーネット」の映画化である。主演のブリット(グリーン・ホーネット)役にセス・ローゲン。相棒のカトー役にジェイ・チョウ。社長秘書役のヒロインにキャメロン・ディアス。

グリーン・ホーネット

あらすじ

グリーン・ホーネット』のあらすじを紹介します。

ロサンゼルス大新聞社の社長の御曹司ブリット(セス・ローゲン)は、父が蜂に刺されショック死したことをきっかけに社長に就任した。社長になり今までの放蕩三昧を反省し正義に目覚め、ロスから悪党を消す誓いを立てる。ブリットは父の運転手だった上海出身の日本人エンジニアのカトー(ジェイ・チョウ)と出逢い、その才能に驚愕し、様々なアイデアを持つカトーを仲間にして正義のヒーローとして悪人を退治するシナリオを描く。やがてカトーが開発したスーパーカー「ブラック・ビューティー」に乗り込み、緑の仮面で素顔を隠す「グリーン・ホーネット」として悪党たちに挑み始める。夜の街でチンピラ相手に急襲を掛け、麻薬製造のアジトを襲撃したりで、世間にその存在も認知されるようになってきた。そしてブリットは新聞社で秘書として採用したインテリの美女レノア(キャメロン・ディアス)に、グリーン・ホーネットの動きを分析させ、それに基づいた行動を自ら繰り返し、新聞でもグリーン・ホーネットに関する記事をエスカレートさせ、大きな社会問題へと発展させてゆく。やがてブリットの父と知り合いだったある政治家と、グリーン・ホーネットに被害を被ったマフィアのボスが絡み、自体は次第に大きく動いてゆく。

評価

  • 点数:90点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2011年1月22日
  • 上映時間:119分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:ミシェル・ゴンドリー
  • キャスト:セス・ローゲン、ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアス、クリストフ・ワルツ etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『グリーン・ホーネット』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

コメディタッチで描かれている割に大がかりなアクション

大新聞者の放蕩息子が父の死をきっかけに社長になるまではよかったのだが、父の運転手だったカトーとの出逢いで発想が正義のヒーローへ向かってゆくところが単純すぎて笑ってしまう。確かにカトーは天才的な発明をするし空手の達人であるのだが、純真で野心みたいなものが無く、それが贅沢三昧で育ったわがまま息子のノリに利用されてしまったところも見えるのがちょっといただけない。ブリットが新聞社で働いているときもどこか言動に嫌みさが滲み出ており、それに振り回されるカトーが気の毒な気はするのだが、マフィアへの襲撃を繰り返す内にアクションも激しくなり、そこからはカトーの独断場といった感じでモヤモヤしたものが消えてゆく。どつき漫才が混じったアメコミみたいな展開だが、ラストに掛けてのカーアクションはかなりの迫力であり、新聞社の中を破壊しまくる銃撃戦も緊迫感に溢れ見応えがある。カトーの発明品が何かと楽しませてくれるのもこの映画の見どころである。

アクションはよかったがキャラクターに華がなかった

原作がそうとう古いので目にする機会もなかったのだが、テレビドラマでもブルース・リーの出演というところで有名になっていた。本来悪役のボスにはニコラス・ケイジがキャスティングされる予定だったらしいが、そうなれば画面のイメージも変わっていたかも知れない。確かにマフィアのボス役であるクリストフ・ヴァルツにあまり悪を感じないということも、主役がセス・ローゲンというところも少し評価が下がる理由なのかも知れないが、この映画を観た正直な感想は仮面のヒーローなので、役者はそう気にはならなかったということである。

まとめ

シナリオが昔からほぼ確定しているのなら、ド派手なアクションに見せ場を集中させればこんな映画ができた。というほどアクションシーンに比重を置いている。全体的な流れとしては、新聞社のオフィスにもどこかリアリティがないし、ロサンゼルスでロケをしている雰囲気もない。とまぁ、いちいち細かいディティールにツッコミは入れない方が良いのだろう。役者で映画を選ぶ人には少し物足りないが、テンポの速い大げさなアクションが好きな人にはお勧めできる。

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