映画『ゲス・フー 招かれざる恋人』あらすじとネタバレ感想

ゲス・フー 招かれざる恋人の概要:2005年アメリカ製作のラブコメディ(原題「Guess Who」。アシュトン・カッチャー主演の作品で人種差別をテーマにした「招かれざる客」をリメイクした作品である。

ゲス・フー 招かれざる恋人 あらすじ

ゲス・フー 招かれざる恋人
映画『ゲス・フー 招かれざる恋人』のあらすじを紹介します。

サイモン(アシュトン・カッチャー)は、恋人テレサの両親の銀婚式の日に挨拶をすることが決まっていた。
しかしその矢先勤めていた証券会社をクビになった。
無職になれば結婚を許してもらえるわけがないと、テレサにもそのことを秘密にしていた。

さらにサイモンが悩んでいたこと。
それはサイモンが白人でテレサは黒人であるという事実。
このことを彼女の両親がどう思うのかにも不安があったのだ。

そして銀婚式当日、テレサの父親のパーシーは娘が連れてきた男性が白人と知り驚愕する。
それさえ伝わっていなかったことに同じく驚愕するサイモン。
こうなってしまったら父親はサイモンの全てが気に食わない。
何とか地下に泊まることを許されたがパーシーの監視付き。
さらに証券会社をクビになってしまったことも一家にばれてしまった。
怒ったテレサは家を飛び出し、またパーシーの妻でテレサの母親もパーシーの自分への態度に憤慨し家を出てしまう。

そこで考えるパーシーとサイモン。
初めて父として娘の結婚相手と向かい合うパーシーは、サイモンを理解し始めるのだった。

ゲス・フー 招かれざる恋人 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2005年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:ラブストーリー、コメディ、ヒューマンドラマ
  • 監督:ケヴィン・ロドニー・サリヴァン
  • キャスト:バーニー・マック、アシュトン・カッチャー、ゾーイ・サルダナ、ジュディス・スコット etc

ゲス・フー 招かれざる恋人 ネタバレ批評

映画『ゲス・フー 招かれざる恋人』について、感想批評です。※ネタバレあり

意外と無いタブー的な恋愛感

ありそうでなかった人種の違いによる恋愛感をテーマにしたラブコメディ。
アメリカではある種タブー的な内容もあり、あまり触れる人がいないのが現実なのかもしれない。
しかし敢えて挑戦した監督はさすがで、内容も重すぎず見易い仕上がりになっている。
リメイクということで大元はあるのだろうが、それを見ていなくてももちろん楽しむことが出来る。

アシュトン・カッチャーの白人として悩む姿も新鮮であり、このような事実がまだ存在するという社会問題を明るく提起している。
仕事をクビになったという事実にプラスして結婚を反対する重大な理由を物語全編を通してコミカルに描ききっているあたりがスタッフがわざとカジュアルな感じで製作したという意向を感じられる。

ラストに向かう下りが心に染みる

後半から父親であるパーシーも妻と関係性がおかしくなってくる。
それは妻が楽しみにしていた銀婚式でパーシーのスピーチがオリジナルのものではなく、本からの引用だったことが原因だった。
調度偶然にも仕事をクビになっていた事実が彼女にばれてしまったため母と娘どちらも家を飛び出してしまい同じ悩みを抱える二人。
この辺りからなんと無く心の交流が見られ、父としての思いを語られ考えさせられる。
人種差別や仕事をクビになるという表面上の問題ももちろんあるが、父親として娘を思う心情が痛いほど伝わってくるのだ。
この場面はありきたりなのだが、前編を偏見で進めてきた映画にさだけに他の作品よりもぐっときてしまうのである。

あまりランクインされないラブコメディ

知られていないのだろう。
どのラブコメディ映画を紹介する記事にもあまり見ない。
こんなに内容の深いラブコメは無いのにと非常に勿体無いと感じる。
キャスティングも的確で、終始納得のいく演技を見せてくれた。
コメディ要素が強いかと言われるとそうではないが、非常に明るく見終わったあと清々しい気持ちになれる映画である。

ゲス・フー 招かれざる恋人 感想まとめ

まだまだ人種差別が問題提起されるアメリカでは、あまり触れられていないイメージが強いジャンルの作品。
しかしコミカルにかつカジュアルに描いてくれていることで、外国人にも見やすくなっている明るい映画である。
あまりシリアスに語られるとジャンルが変わってしまうので、この程度の感じが娯楽作品としては面白くてオススメである。

キャスティングも面白く、ドタバタなコメディ劇をうまく演じている。
リメイク前の映画は恐らくもっとシビアな人種問題を取り上げているのだろうと思うが、こちらの作品を先に鑑賞してしまうとどうも以前のものを見る気にはなれない。
そのくらいオリジナルとしても面白い作品であるためであるだろう。
どこかで見つけたらぜひ見て欲しい1本である。

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