映画『ハドソン川の奇跡』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『ハドソン川の奇跡』のネタバレあらすじ結末

ハドソン川の奇跡の概要:2016年製作のアメリカ映画。2009年に実際起こった飛行機不時着事故を題材にした作品で、上空で突然エンジン停止に見舞われたパイロットが独自の判断でハドソン川に不時着する選択をし、見事乗客全員生還させた感動の物語をサスペンスタッチで描いている。

ハドソン川の奇跡の作品概要

ハドソン川の奇跡

公開日:2016年
上映時間:96分
ジャンル:サスペンス、ヒューマンドラマ
監督:クリント・イーストウッド
キャスト:トム・ハンクス、アーロン・エッカート、ローラ・リニー、アンナ・ガン etc

ハドソン川の奇跡の登場人物(キャスト)

チェズレイ・“サリー”サレンバーガー(トム・ハンクス)
ベテランパイロットで2009年に起こったエンジン停止機を、見事ハドソン川への不時着に成功した実力のある男。冷静で家族思いの真面目な性格である。
ジェフ・スカイルズ(アーロン・エッカート)
サリーと共に事故機に乗っていた副機長。焦らずに誠実な対応でサリーを支え、無事に乗客全員を生還させた一人。

ハドソン川の奇跡のネタバレあらすじ

映画『ハドソン川の奇跡』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ハドソン川の奇跡のあらすじ【起】

ベテランパイロットのサリーは、元来真面目な性格だった。
そんな彼はあの事故から数日経った今も悪夢にうなされ、早朝のジョギング中もそのことで頭がいっぱいになってしまう。
そのため車が来たことも気が付かず、クラクションを鳴らされるほどだった。

彼が経験した事故とは、2009年1月15日に起こる。
その日のニューヨークも寒かった。
ラガーディア空港をいつものように離陸させると間もなく、前方から鳥の群れが飛行機に突っ込んできた。
通称バードストライクである。
バードストライクとはエンジンの中に鳥が巻き込まれてしまうことを言った。

サリーが操縦していたこの飛行機はバードストライクにより、両エンジンが停止してしまうという事態に陥る。
彼は急いで管制塔に「メーデー、メーデー」と助けを求めるが、管制官が提示した近隣の空港への緊急着陸は難しいとサリーは判断した。
既に機の高度が低く、着陸の前に街に与える損害や死の可能性が高まると考えたからである。

そこでサリーはハドソン川に不時着させることを決め、副操縦士のジェフに落ち着いた様子で伝え衝撃に備えた。
客席では死の恐怖から叫びだすものもいる。
しかし見事着水が成功し、乗客、乗員155人全員が生還した。
この一件でサリーは英雄扱いされ、そのニュースは未だに流れ続けている。

ハドソン川の奇跡のあらすじ【承】

だが単純に乗客の命を救ったからといって、事故を起こした責任を問われない訳では無かった。
国家運輸安全委員会(通称NSTB)は、サリーの飲酒や麻薬、精神状態や家庭での問題などの可能性を捨てず厳しく事情聴取していく。
それもそのはず。
普通のバードストライクは大抵片方だけのエンジンが停止、今回のように両方のエンジンが停止することは無かったのであった。
しかも事故後、左側のエンジンは動いていた可能性を示唆されてしまう。
「本当は他の飛行場に緊急着陸できたのでは無いか」という懸念を捨てきれないNSTBは、そこを追及していく意向である。

コンピューターを使った当時の状況と同じ設定のシミュレーションでは、20回も近くの飛行場に着陸出来たという結果も出てしまった。
そのことでサリーは自分の判断が本当に正しかったのかさえ不安に思えてくるようになり始める。

聴取の後は寝付けず、隣の部屋にいるジェフに電話をして、外に出かける2人。
今や時の人となったサリーたちは、レターマンというアメリカの人気がある報道番組に出たり、インタビューを受けたりと大忙し。
しかし肝心のパイロット業が停止しているため、給料自体は入ってこず妻もサリーもローンを抱えていたためヤキモキしていた。

ハドソン川の奇跡のあらすじ【転】

いよいよ、サリーたちの処罰が決まる公聴会を3日後に控えたある日。
NSTBからサリーたちと同じ条件でシュミレーションさせた結果、近隣の空港にどの飛行機も無事に着陸させたという関係者をがっかりさせる連絡が入っていた。
しかしサリーは全て「タイミング」なのだと気が付き、同僚に電話をすると「公聴会でシミュレーションをライヴ放送出来ないか」と頼み込む。
このことは異例ではあったが、特別に衛星放送でシミュレーションを見ることが可能となった。

公聴会当日。
サリーとジェフが通され、いよいよ始まった。
まず最初に、実際に起きた状況を推測、事故が起きたその瞬間から近隣の空港に緊急着陸するまでの引き返しシミュレーションを全員で見る。
ラガーディア空港に引き返す方法、テターロボ空港に着陸させる方法、両方とも試されどちらも成功した。

しかしそこでサリーは発言する。
「このシミュレーションには人的要素は加算されていない」と。
つまり初めて事故が起こり、両エンジンが停止、全ての機能が止まってしまった中、街の損害や人間の生存の可能性を考え、どこに到着したらよいかと考える時間が入っていないのだと言ったのだった。
しかもそれを報告された管制官の考える時間も入っていない。

確かのこのシミュレーションはバードアタックが起こることを知っている人間が、その後戻る空港も知っていた上、精神的に焦る必要も無く操縦している。
ジェフも「ビデオゲームじゃ無いんだ」とあきれ顔であった。

ハドソン川の奇跡のあらすじ【結】

NSTBに「このシミュレーションの為に何回練習したのだ?」と聞くと「17回だ」と答える。
そんなに練習してシミュレーションをしたのであれば、出来るのも当然であった。
そこで人的要素を考慮し事故が起こってから35秒経っや後、同じ方法で引き返す方法が試されることになる。

サリーや他の大勢の関係者が見守る中、2つのシミュレーションは流される。
まずラガーディアに引き返した機は高度が上げられず桟橋にぶつかり、大破した。
次にテターボロ空港に向かった機は、高層ビルが立ち並ぶ街に突っ込み大事故を引きおこす結果が見られる。
無言で静まり返る委員会。

この後、当時の機内の機長と副機長のやり取りのテープが流された。
そこには全く落ち度のないサリーとジェフのやり取りが残されており、決められた全てのことを試した結果両エンジンの低下でやむなくハドソン河に着水したことを物語っていた。

全てが終わった時、NSTBのうちの1人が個人的な見解として「サリー機長が居なかったら今回のことは出来なかった」と発言したことに対し、サリーは「全ての人のおかげである」と熱く語った。
こうしてサリー達の長い闘いは幕を閉じることになる。

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