映画『花嫁のパパ2』あらすじネタバレ結末と感想

花嫁のパパ2の概要:前作で娘を嫁に出した主人公が今度はおじいちゃんに。ところが主人公の妻に思いもよらぬ事実が発覚し一家は大騒ぎとなる。1991年に公開されたヒューマン・コメディ「花嫁のパパ」の続編。1995年公開のアメリカ映画。

花嫁のパパ2 あらすじネタバレ

花嫁のパパ2
映画『花嫁のパパ2』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

花嫁のパパ2 あらすじ【起・承】

秋も深まるある日。カリフォルニア州サンマリノでフィットネスシューズ工場を経営するジョージ・バンクス(スティーヴ・マーティン)の家には、娘のアニー(キンバリー・ウィリアムズ)と夫のブライアン・マッケンジー、そしてブライアンの両親が集まっていた。ジョージの妻・ニーナ(ダイアン・キートン)と12歳になる息子のマットも勢ぞろいして、アニーが妊娠したという嬉しい報告に歓喜する。

しかしジョージはブライアンから“おじいちゃん”と呼ばれたことにカチンとくる。まだまだ自分は若いと思い込むため、体を鍛えたり髪を染めたり、挙げ句の果てにキッチンでニーナとセックスをする。さらに長年暮らしてガタがき始めたマイホームを売って、海沿いのマンションに引っ越そうと言い出す。

ニーナは反対だったが、結局家は売りに出される。しかもニーナの留守中に、いますぐ家を売却して10日以内に立ち退いてくれたら15000ドルの礼金を払うという客が現れ、ジョージはその話を受けてしまう。ニーナがそれを聞いたときにはすでにお金も受け取っており、どうすることもできなかった。

ジョージたちは船旅でしばらく家を留守にするマッケンジー夫妻の自宅に移動させてもらう。ニーナはずっと気分が悪く、更年期障害を疑い病院へ行く。

病院から検査結果を夫婦で聞きに来いと言われ、ジョージとニーナは恐れおののく。しかし医者から告げられたのは“ニーナの妊娠”というまさかの事実だった。ジョージはあまりの驚きで失神してしまう。

花嫁のパパ2 あらすじ【転・結】

ジョージは50歳を目前にして、しかも孫と同級生になる子供を持つことに強い抵抗を感じる。そんなジョージの態度にニーナは傷つき、ジョージとの連絡を絶つ。

ジョージが途方に暮れたまま元自宅の前を通りかかると、家は取り壊される寸前だった。家族の思い出がつまった家が解体されることだけはどうしても我慢ならず、ジョージは結局、売値の倍の価格で自宅を買い戻す。そしてニーナに謝罪して、元の家に帰る。

アニーは7月、ニーナは9月が出産予定日で、ジョージの家では子供部屋の増築工事が始まる。部屋のコーディネートは、アニーの結婚式をコーディネートしてくれたフランクに依頼し、新しい家族の誕生をみんなが心待ちにしていた。

しかし、アニーにボストンへ転勤の話が持ち上がる。最初は反対したブライアンもアニーの仕事に理解を示し、アニーが出産を終え落ち着いたら、娘一家はボストンへ引っ越すことが決まる。ジョージはアニーを応援するが、内心は複雑だった。

いよいよ7月。この年のロスは50年ぶりの猛暑に見舞われ、大変な暑さだった。予定日を迎えたアニーは実家で寝泊まりしており、臨月の妻と娘の世話でジョージはフラフラになっていた。フランクのプロデュースした見事な子供部屋も完成し、安心したジョージは強力な睡眠薬を飲んで眠り込んでしまう。

しかしその間にアニーの陣痛が始まり、一家は大騒ぎとなる。ブライアンは日本に出張中で、結局はフランクが、爆睡しているジョージやアニーたちを車で病院まで運んでくれる。しかも病院でニーナまで陣痛が始まり、目を覚ましたジョージは再び大忙しとなる。

出張から帰ったブライアンも病院へ駆けつけ、アニーは自然分娩で、ニーナは帝王切開で無事に元気な赤ちゃんを出産する。ジョージの初孫は男の子、娘は女の子だった。ジョージは孫と娘を両手に抱き、最高の幸せを噛み締める。

2か月後。アニー一家がボストンへ旅立つ日が来た。ジョージはアニーや孫との別れを惜しむ。それでもジョージの側にはニーナとマット、さらに生後2か月の娘までおり、まだまだこれからだとジョージは張り切るのだった。

花嫁のパパ2 評価

  • 点数:70点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:1995年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ、コメディ
  • 監督:チャールズ・シャイア
  • キャスト:スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、マーティン・ショート、キンバリー・ウィリアムズ etc

花嫁のパパ2 批評・レビュー

映画『花嫁のパパ2』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

コメディ要素は強くなっているが…

前作「花嫁のパパ」で愛する娘のアニーを嫁に出した主人公のジョージ。アニーは夫のブライアンとも上手くやっており、ジョージもこの環境に慣れてきた様子だ。本作ではアニーが妊娠し、ジョージに初孫ができることになる。しかし自分をまだまだ若いと思っているジョージは“おじいちゃん”になることに抵抗を感じて、若作りした挙句、妻のニーナとキッチンでエッチをしてしまうのだが…。

ここで“きっとニーナが妊娠するんだろうな”という先の展開が読めてしまう。前作は父と娘の親子愛が平凡でも丁寧に描かれ、とても感情移入しやすいヒューマンドラマになっていたのだが、続編は少しドタバタ感が増し、どうも話に落ち着きがない。思い入れのある我が家を簡単に手放してしまったり、アニーやニーナの妊娠に否定的だったりする前半のジョージはただの“わがままなおっさん”だ。

後半には献身的な父と夫に戻りジョージは頑張流のだが、2人の出産というクライマックスにコーディネーターのフランクが大活躍したり、急に若くて美しい女医が現れたりして、無理矢理話を盛り上げようとした感じが否めない。

コメディ要素が強くなった分、ヒューマンドラマとしての厚みが薄くなった気がする。これはこれで楽しめるけれど、もう一つ何かグッとくるものが欲しかった。

魅力的なニーナとダイアン・キートン

ダイアン・キートンの演じる主人公の妻・ニーナ。続編ではこのニーナの魅力が最も際立っていた。

ニーナはいつもジョージを優しく大らかに受け止め、キーキーしていない。アメリカ映画ではやたらとうるさくて強気な女性の描写が多く、個人的にそのヒステリックさが苦手なのだが、ニーナは全くそうではない。しっかりしているけれど女性らしい柔らかさがあり、喜びや感動の表現がとても可愛いらしい。こんな奥さんがいたらいいだろうなと、ジョージが羨ましくなる。

このニーナの魅力はダイアン・キートンの演技のうまさによるところが大きい。ダイアン・キートンはいくつになっても笑顔の可愛い女優さんで、実に表情が豊かだ。親しみやすさを感じるハリウッド女優というのは、貴重な存在ではないだろうか。

花嫁のパパ2 感想まとめ

孫と同い年の娘ができるというのはなかなかすごいことだ。ジョージを始め、それぞれが複雑な心境になるのもわかる。でも高齢出産をするニーナ自身は、最初からずっと子供を授かった母の喜びを感じており、なぜかそこが一番印象に残った。個人的にこの続編では終始ニーナに感情移入してしまい、ジョージの印象が薄い。

結婚式とは違い、出産の時には男はどこまでも無力なものだ。それを考えると今回のジョージが前回よりも影が薄いのも仕方ないのかもしれない。

前作同様、ほっこりできるホームドラマではあるので気楽に楽しめる。それにしても外人の赤ちゃんというのはめちゃくちゃ可愛い。生まれたてでもあんなに目がくりくりしていることに驚いた。前回は親孝行したくなったが、今回は赤ちゃんが欲しくなった。自分の精神構造はどこまでも単純だなと思う。

Amazon 映画『花嫁のパパ2』の商品を見てみる

関連作品