映画『はやぶさ HAYABUSA』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「はやぶさ HAYABUSA」のネタバレあらすじ結末

はやぶさ HAYABUSAの概要:2003年、小惑星イトカワで粒子のサンプルを回収するミッションを担い、発射された宇宙探査機「はやぶさ」。成功のため何年も思考錯誤したJAXAの奮闘を、実話をもとに描いたストーリー。

はやぶさ HAYABUSAの作品概要

はやぶさ HAYABUSA

公開日:2011年
上映時間:140分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:堤幸彦
キャスト:竹内結子、高嶋政宏、鶴見辰吾、市川実和子 etc

はやぶさ HAYABUSAの登場人物(キャスト)

水沢恵(少竹内結子)
アルバイトをしながら論文を書いている中、宇宙科学研究所に誘われ研究メンバーとなった女性。「はやぶさ」を分かり易く説明できる様にと、プロジェクトのことを沢山勉強する。
的場泰弘(西田敏行)
宇宙科学研究所対外協力室長。水沢を研究所にスカウトした。プロジェクト成功のために様々な役割を担い奔走する。

はやぶさ HAYABUSAのネタバレあらすじ

映画『はやぶさ HAYABUSA』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

はやぶさ HAYABUSAのあらすじ【起】

ニュース番組で「はやぶさ」のニュースが流されている。小惑星イトカワの粒子を回収できたようだ。その「はやぶさ」が大気圏再突入するのを、水沢という女性が心待ちにしていた。

8年前、水沢は的場の講演を熱心に聞いていた。的場は自分達の作っている探査機について語っていた。「ミューゼスC」というプロジェクト名で、イオンエンジンを使用し、さらに地球の引力を利用したスイングバイによって小惑星イトカワまで到達し、粒子を回収し帰還するというプロジェクトを進めているらしい。

講演が終わり、水沢は的場に講演が素晴らしかったと話しかけた。水沢は北海道大学で自分がしていた研究のことや、今は論文を書きながらアルバイトをしているといったことを一生懸命語った。的場はそれを聞き、ミューゼスCの詳しい資料を渡してくれた。

後日、的場から水沢に電話があり、的場の所属している宇宙科学研究所(JAXA)にこないかと誘われる。さっそくJAXAに足を運ぶと、何でもやってもらうつもりだから覚悟してくれと言われてしまった。さっそく坂上という科学者のもと、データ分析や補正を短納期で頼まれ徹夜する水沢。その傍ら、実験装置の設置の手伝いや実験結果の記録なども頼まれた。

はやぶさ HAYABUSAのあらすじ【承】

ある日、的場は研究所メンバー全員に、日本のロケット開発の先駆者である糸川先生の過去の映像を見せた。最初に作ったロケットは手のひらサイズのペンシル型だった。その形だった理由は、手に入った火薬の量に合わせるとそうなった様だ。そして、糸川先生は失敗という言葉を使わず成果という言葉を頻繁に使っていたとも話し、水沢はそれをメモした。

その夜、水沢はアルバイト先の女性に、なぜ国立大学を出てアルバイトなのかと聞かれた。水沢は、今の研究はほとんどボランティアなのだと話した。プロジェクトの成果が認められないと国からお金がもらえないのだ。

翌日、水沢はJAXAの見学にきていた小学生に質問を受ける。ロなぜロケットが電気で発射するのか、と。水沢は自分の持っている知識をフル動員して熱心に説明したが、専門用語が多すぎて小学生は理解できなかった。その経験を的場に話したら、子供と話していると自分が分かっているつもりで分かっていなかった事に気付くのだと話してくれた。それを聞いて、水沢はミューゼスCについてもっと勉強しようと決めた。

食堂で勉強していると、ミューゼスCのプロジェクトが始まった17年前から参加している坂上と出くわした。坂上は17年間の奮闘を楽しそうに語った。常に低予算・軽量化・消費電力との戦いだったという。

はやぶさ HAYABUSAのあらすじ【転】

ある日、的場は文部科学省から呼び出され、今度の打ち上げが成功しなくては、これ以上予算を組むことが難しいと釘を刺されていた。

打ち上げを控えたある日、部品の納品が間に合わないことが分かり、打ち上げ延期となってしまう。しかし、打ち上げする日は近海の漁を中止してもらう必要があるため、延期日程を各県の漁業組合と決める必要があった。的場は組合の人達に頭を下げ、接待をして、なんとか日程の都合をつける事が出来た。

そして、探索機の名前もついに決定した。全国から公募した結果「はやぶさ」と名付けられた。打ち上げ日当日、「はやぶさ」は無事に宇宙へと旅立っていった。そして、無事に軌道にのって飛んでいることが確認され、皆は喜んだ。

一方で、5年前に打ち上げた火星探査装置「のぞみ」は1%の衝突確率を切ることが出来ないという理由で、探査の起動から外れることを余儀なくされた。プロジェクトの失敗に、「のぞみ」のチームメンバーは落胆していた。今度は失敗できないと、「はやぶさ」のチームは気持ちを引き締めるのだった。それに応える様に、「はやぶさ」は8つのミッションを着実にこなしていった。しかし、途中でトラブルに見舞われ、いったん惑星イトカワから離れることになる。リスクを冒して再着陸するかどうか、JAXAのメンバーは言い争いになったが、再度着陸することを決めた。その様子を見守る中で、徐々に人々の「はやぶさ」への関心が高くなっていった。再着陸は見事成功し、惑星イトカワのサンプル採取も済んで離脱した。しかし、その際にエンジントラブルが発生し、更に通信が途絶えて見失ってしまった。

はやぶさ HAYABUSAのあらすじ【結】

「はやぶさ」を見失ったことで、プロジェクトメンバーだけでなく、沢山の人々が「はやぶさ」を心配した。心配して小学生に対し、水沢は”なぜ「はやぶさ」が帰れないのか”を上手く説明できる様になっていた。しかし、提出した論文は認められず学位授与が出来ないという旨の連絡を受け、落胆していた。

一方で、プロジェクトの失敗を覚悟し諦めかけたメンバーだが、奇跡的に「はやぶさ」からの信号をキャッチした。3年後、態勢を整え、地球へ向けてエンジンを再スタートさせた。しかし、またもやエンジントラブルが発生し、地球に向かうことが出来ない。悩んでいたメンバーだが、”こんなこともあろうかと”とあるチームが言葉を発した。発射前に軽量化のために揉めていた際、こっそり予備の部品を組み込んでいた様だ。その予備の部品を使いエンジンを起動させ、無事に地球へ向かい発進する「はやぶさ」は、ついに大気圏に突入した。その頃には日本の沢山の人々が「はやぶさ」を応援していた。「はやぶさ」は最後の力を振り絞ったかの様に、惑星イトカワで回収したサンプルを地球に落下させ、自身は大気圏で燃え尽きた。水沢はその様子を見上げて、涙を流した。

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