映画『ハイジ』のネタバレあらすじ結末

ハイジの概要:日本ではテレビアニメで有名なヨハンナ・シュピリの児童文学「アルプスの少女ハイジ」を原作とした実写映画。ジム・シェルダンが純粋無垢なハイジを演じた。2005年公開のイギリス映画。

ハイジの作品概要

ハイジ

公開日:2005年
上映時間:104分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ポール・マーカス
キャスト:エマ・ボルジャー、マックス・フォン・シドー、ジェラルディン・チャップリン、ダイアナ・リグ etc

ハイジの登場人物(キャスト)

ハイジ(エマ・ボルジャー)
8歳の天真爛漫な少女。赤ん坊の時に両親を事故で亡くし、母親の妹デーテおばさんに育てられた。賢くて思いやりがある。学校へ通ったことがないので読み書きができない。
おじいさん(マックス・フォン・シドー)
ハイジの父方の祖父。人里離れたアルプスの山頂で暮らしている変わり者で、村の人々は「アルムおんじ」と呼んで敬遠している。人間嫌いだが、本当は温かい心の持ち主。
ペーター(サミュエル・フレンド)
母親と目の見えないおばあさんと暮らすヤギ飼いの少年。ハイジの親友。ヤギ飼いに勉強は必要ないと思っている。毎日おじいさんのヤギも連れて放牧へ行く。
クララ(ジェシカ・クラリッジ)
フランクフルトにあるゼーゼマン家の11歳になるお嬢様。足が悪くて車椅子生活をしている。遊び相手としてやってきたハイジのことが大好きになる。
ロッテンマイヤー(ジェラルディン・チャップリン)
ゼーゼマン家の教育係。頭の固い保守的な中年女性で、天真爛漫なハイジを目の敵にしている。動物全般が苦手で特に猫が嫌い。
セバスチャン(デル・シノット)
ゼーゼマン家の使用人。気さくな青年でハイジに優しくしてくれる。

ハイジのネタバレあらすじ

映画『ハイジ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ハイジのあらすじ【起】

ハイジはデーテおばさんに連れられ、アルプスの山頂で暮らすおじいさんの家へ向かっていた。ハイジは生まれてすぐに両親を亡くし、母の妹であるデーテおばさんに育てられた。しかしおばさんはハイジが重荷になり、おじいさんに押し付けに来たのだ。

おじいさんは人嫌いで、村から孤立していた。“人を殺したことがある”と事実無根の噂まで立ち、おじいさんは「アルムおんじ」と呼ばれてみんなから恐れられていた。おばさんはおじいさんの都合も聞かず、ハイジを置いて帰ってしまう。おじいさんは仕方なくハイジを家に入れてやる。純粋無垢なハイジには偏見や悪意がなく、自分の境遇を悲観することもなかった。

ヤギ飼いのペーターともすぐに仲良くなり、ハイジは山の暮らしを満喫する。おじいさんも死んだ息子によく似た孫娘がすっかり可愛くなり、ハイジを大事にしてくれる。ハイジはとても幸せだった。

山に厳しい冬がやってくる。クリスマスにはおじいさんが手作りのソリをプレゼントしてくれた。ハイジはソリに乗ってペーターの目の見えないおばあさんに会いに行き、ペーターの家があまりにボロボロなことに胸を痛める。おじいさんはハイジの話を聞いて、ペーターの家を修理してくれる。

ハイジのあらすじ【承】

春。おじいさんは冬にハイジを学校へ行かせなかったことで村の牧師から注意を受ける。そんな時、突然デーテおばさんがやって来て、ハイジをフランクフルトに連れて行くと言い出す。車椅子生活をしているお金持ちのお嬢様が同年代の遊び相手を探しており、おばさんはハイジをそこへ売るつもりだった。もちろんおじいさんは大反対するが、おばさんは裁判所に訴えるとおじいさんを脅す。ハイジはおばさんに無理矢理連れ出されるが、すぐに帰れるのだと信じていた。

フランクフルトのゼーゼマン家は街中の大きなお屋敷だった。クララは一目見てハイジを気に入るが、ロッテンマイヤーはハイジがまだ幼いことやきちんとした教育を受けていないことを嫌い、ハイジに冷たく当たる。

それでもハイジはクララと仲良くなり、山へ帰りたい気持ちを隠して前向きに暮らし始める。教会の塔に登れば山が見えるかもしれないとセバスチャンに教えてもらい、ハイジは塔に登る。山は見えなかったが、管理人のおじさんはハイジに子猫を見せてくれる。貰い手がないと子猫は処分されると聞き、ハイジは子猫を全部もらうと言ってしまう。

ロッテンマイヤーは何よりも猫が大嫌いで、子猫を連れ帰ったハイジを山へ帰すと言い出す。クララは久しぶりに帰宅した父親にハイジを残してくれるように頼む。ゼーゼマン氏もハイジの聡明さを見抜き、ハイジが残ることを許してくれる。

ハイジのあらすじ【転】

ロッテンマイヤーはみんながハイジの味方になってしまうことが気に食わなかった。しばらく屋敷へ滞在するクララのおばあさまもハイジのことを気に入っていた。おばあさまはハイジに読み書きを教えてくれ、本や新調した服までくれる。しかし、おばあさまが帰った途端、ロッテンマイヤーはハイジが以前に着ていた服や、ペーターのおばあさんへのお土産にためていた白パンをみんな捨ててしまい、ハイジは深く傷つく。

その日からハイジはすっかり元気をなくし、食事が喉を通らなくなる。そしてついに倒れてしまう。クラッセン医師はハイジがホームシックのあまり病気になってしまったのだと診断し、治療法はハイジを山へ帰してあげること以外にないとゼーゼマン氏に告げる。クララはとても悲しむが、ゼーゼマン氏はハイジを帰らせてあげることにする。

ハイジはやっとアルムの山へ帰って来た。ペーターの母親やおばあさんに挨拶をして、ハイジはおじいさんの家へ向かう。しかしおじいさんは家を開けてくれず、ハイジはヤギ小屋で一晩過ごす。おじいさんはハイジが“私がおじいさんを傷つけたのだから許してもらえなくても仕方ない、でも何度も夢の中で逃げ出した”とペーターに話しているのを聞き、ハイジを優しく抱きしめてくれる。

ハイジのあらすじ【結】

おじいさんは次の冬が来たらハイジを学校へ通わせることに決め、村の家を見に行く。村人たちはおじいさんとハイジを温かく歓迎してくれる。

夏の初め、クララがおばあさまとクラッセン医師と共に山へ遊びに来る。ハイジは3人との再会を喜び、ここを気に入ったクララはひと夏を山で過ごすことになる。

ペーターはハイジがクララとばかりいることにヤキモチを焼いていた。クララたちがピクニックへ来た日、ペーターは腹立ち紛れにクララの車椅子を蹴飛ばしてしまう。車椅子はすごい勢いで坂道を走っていき、それを追いかけたハイジが谷へ落ちそうになる。おじいさんとペーターが引っ張り上げてハイジは助かるが、クララはハイジが心配で無意識に立ち上がっていた。おじいさんに励まされ、クララはそのまま数歩歩くことができた。

夏の終わり。ゼーゼマン氏とクラッセン医師がクララを迎えに来る。クララはしっかり歩いて2人を出迎え、2人を感動させる。おじいさんはお礼にできることがあれば何でもするというクラッセン医師に、自分が死んだ後のハイジが気がかりだと話す。クラッセン医師は引退したらこの村で暮らすと決めており、ハイジを引き取ると約束してくれる。ハイジのおかげでみんなが笑顔になっていた。

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