海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン2』の概要:サイラーとの決闘の末に日常に戻った者もいれば深傷を負った者もいた。ピーターの行方不明を受けネイサンも気持ちを引きずり、葛藤していた。一方ヒロは自分の意思とは裏腹に1671年の日本に飛ばされたりしていた。彼らの絡まり合った運命がまた動き出すことになる。
海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン2』の作品情報
話数:全11話
ジャンル:アクション、SF
海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン2』の登場人物(キャスト)
- ピーター・ペトレリ(マイロ・ヴィンティミリア)
- 共感能力を持った能力者。ネイサンの弟であり、サイラーとの戦いのあとに消息を絶ってしまう。
- ネイサン・ペトレリ(エイドリアン・バスダー)
- 飛行能力を持った能力者。頑固な性格で周りの人間や家族と衝突することも多々ある。
- ヒロ・ナカムラ(マシ・オカ)
- 時空操作の能力者。剣聖という歴史上のヒーローに憧れている。
- モヒンダー・スレシュ(センディル・ラママーシー)
- インドの遺伝学者。自身に能力はないが能力者たちの戦いに巻き込まれていった。
- クレア・ベネット(ヘイデン・バネッティーア)
- 自己再生能力の能力者。自分の能力に懐疑的なところがある。
- ノア・ベネット(ジャック・コールマン)
- クレアの父親で元組織の工作員。家族のためならば自身の手が汚れることにも躊躇しない。
- マヤ・ヘレラ(ダニア・ラミレス)
- 猛毒の能力者。能力は呪いだと信じている。
- アレハンドロ・ヘレラ(シャリム・オルティス)
- マヤの双子の弟。
海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 4ヶ月後
ヒーローたちによってマンハッタンの核爆発から世界を救った4ヶ月後。モヒンダー(センディル・ラママーシー)はエジプトのカイロで能力は病であり不幸なことだと大学で教鞭を撮っていた。しかしそんな中モヒンダーの元に仕事の依頼をしてくる男性が訪れる。その男は組織に対して詳しいことを知っており、情報と資金を提供する代わりに彼の元で研究をすることを提案する。
マヤ(ダニア・ラミレス)とアレハンドロ(シャリム・オルティス)という兄弟は殺人容疑の指名手配で警察から必死に逃走し、アメリカを目指していた。殺人とはいえ、それはマヤのコントロールできない能力のせいであって悪意はないものであった。
カリフォルニアではクレア(ヘイデン・バネッティーア)がテキサスから転校してきていたが、組織から逃れるために名前と身分を偽っていた。目立たないようにと父のベネット(ジャック・コールマン)との約束をしていたために授業では発言もせずにただ注目を浴びないように心がけていた。しかしいじめっ子であるチアリーダーから出来たばかりの友達を庇うために注目を浴びてしまうのだった。
一方ヒロ(マシ・オカ)は1671年の京都郊外に飛ばされてしまっていた。そこでは複数の武士が一人の武士を相手に戦っていたがその相手とはなんとヒロの憧れの剣聖タケゾウ(デイビッド・アンダース)であった。しかし剣聖の正体は日本人ではなく商船に乗ってきたイギリス人であった。しかしヒロの知る剣聖とは違って怠け者で卑怯者の男だった。
ネイサン(エイドリアン・バスダー)は4ヶ月前の爆発と共にピーター(マイロ・ヴィンティミリア)を失った悲しみでアルコール中毒に陥っていた。クレアから彼に電話があると、自分は敗者であるかのような口ぶりで彼女の力にもなれない様である。
アイルランドではゴロツキたちが違法にコンテナの中身を盗もうとしていると、そこには荷物の代わりに手錠で繋がれたピーターの姿があった。
第2話 呪われた力
アイルランドでは記憶を失ったピーターがゴロツキに拷問を受けていた。
クレアはベネットに普通でいることの大変さを巡って口論になるが、以前に比べれば関係は非常に良好なものに見えた。高校ではなかなか馴染めずにウエストという青年に付きまとわれていたが、実は彼もネイサンと同じ飛行の能力の持ち主であった。
ヒロは剣聖が伝説とは違う人物になってしまっていることを彼の時空間連帯への干渉が原因と考慮し、剣聖の代わりにヒロが伝説の通りのことをやろうと試みる。すると伝説の物語通りヤエコは11人の盗賊に襲われていた。そこに彼は剣聖として彼女を助けることになる。剣聖もヒロに説得されて剣聖の物語を修復していくが、実は彼も治癒の能力を持っていた。
マヤとアレハンドロはニディアという女性に国境越えの協力を頼って訪れていた。そこには霊媒師のような女性が居て、マヤは呪われていると罵る。いよいよ国境警察の目を盗み国境越えを結構する二人であったが、マヤの能力が暴走しニディアを殺害してしまう。
マットは刑事として昇進していた。殺されたカイト・ナカムラの捜査に加わっていた。そこに浮かび上がった手がかりはアンジェラ・ペトレリで彼女を尋問することになる。尋問となれば能力で心を読もうと試みるが、彼女に阻止されてしまう。その夜、アンジェラは何者かに狙われるが、張り込んでいたマットによって救われる。
自分の再生能力を自宅の部屋でつま先の切断を用いて試していたクレアは、その現場をウエストに目撃されてしまう。愛犬のマグルスは空に向かって吠え続けていた。
第3話 仲間
ピーターはゴロツキのリーダーであるリッキー(ホルト・マクカラニー)に記憶を呼び起こすための手がかりを彼らの犯罪の手助けをすることを条件として返すと提案してきていた。犯罪の内容はサッカーの試合終了後のロトの現金輸送車を狙うものであった。能力が使えることには気がついたピーターだったが、肝心の使い方が分からずに苦悩していた。
サイラーは南国の島のビーチで目を覚まし、隣にはミッシェルと名乗るビキニの女性が居た。彼女は彼女の幻覚を見せる能力とヒロに負わされた傷を8回もの大手術で治療したことを伝える。
ウエスト(ニコラス・ダゴスト)に能力を見られてしまったクレアは、彼の執拗なつきまといにうんざりしていたが、彼の飛行能力を知ると心を許してしまう。
一方ヒロは過去からアンドウにメッセージを送りながら時空間連帯の修復を試みていた。そんな中、ヒロの心の中にはヤエコに対する恋心が確実に生まれ始めていたのだった。しかし過去を壊せないヒロは唇をかみしめる以外には彼の出来ることはなかった。
モヒンダーはベネットと一緒に組織を潰す計画を立てていたが、その計画はマットも承知しているようだった。ベネットはモヒンダーとアイザック・メンデスの絵画の話題になるが、モヒンダーが8枚目を見つけることになる。そこにはベネットの目に銃弾が当たっている様子を描いた絵画であった。
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