海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン4』の概要:サミュエル・サリバンという男が能力者を集めていた。彼のターゲットには幾多の困難を乗り越えて元の生活に戻っていたピーターやクレアの姿もあった。そして今、サイラーは飢えを満たすために更に力を増していた。
海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン4』の作品情報
話数:全19話
ジャンル:アクション
海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン4』の登場人物(キャスト)
- ピーター・ペトレリ(マイロ・ヴィンティミリア)
- 日常生活に戻るが能力を使って救急救命士として働く。
- ネイサン・ペトレリ(エイドリアン・バスダー)
- サイラーに殺害されてしまって実は死んでいる。
- ヒロ・ナカムラ(マシ・オカ)
- 身体が能力の酷使によって蝕まれてしまっている。
- クレア・ベネット(ヘイデン・バネッティーア)
- 大学生となって寮生活になるが、事件やトラブルに巻き込まれてしまう。
- ノア・ベネット(ジャック・コールマン)
- 家族とは別居中で、以前とは違い仕事に身が入らない。
- マット・パークマン(グレッグ・グランバーグ)
- サイラーを頭の片隅に閉じ込めたために彼の存在に悩まされる。。
- サイラー(ザカリー・クイント)
- 死んだネイサンの代わりに人生を送るが、自分の体を取り返そうとマットに付きまとう。
- サミュエル・サリバン(ロバート・ネッパー)
- カーニバルを取りまとめる男。地質操作の能力を持つ。
海外ドラマ『HEROES/ヒーローズ シーズン4』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 逃亡者たち
サミュエル・サリバン(ロバート・ネッパー)という男が兄の葬儀で能力者の苦悩と在り方について集団の前でスピーチを行っていた。彼は集団を家族だと呼称しその家族は能力者のみで構成されているようだった。
クレア(ヘイデン・バネッティーア)は能力者たちの非日常的な戦いからの一線を離れ、大学の初日を迎えていた。彼女のルームメイトであるアニー(レイチェル・メルヴィン)はポジティブで将来有望な生徒のようだった。さらにはグレッチェン(マデリン・ジマ)という少し変わった個性を持つ女性だった。そこで彼女の出生地の話題になると、彼女の過去がバレてしまうのだった。
ベネット(ジャック・コールマン)はトレイシー(アリ・ラーター)に復讐の目的で命を狙われていた。彼は家族と離れ離れになることを強いられた状況とサイラー(ザカリー・クイント)をネイサン(エイドリアン・バスダー)に仕立て上げた罪悪感と後悔から任務に復帰することを拒んでいた。
アンジェラ(クリスティン・ローズ)はネイサンの記憶と身体をコピーしたサイラーと食事をしていたが、彼の中のサイラーが再び復活しようとしていることに気がついていた。
クレアの大学初日の夜、奇妙なことにアニーが寮から飛び降り自殺してしまう。しかしクレアには彼女の性格や状況を考慮すると自殺とは考えられなかった。一方マット(グレッグ・グランバーグ)のアパートでは彼の心の中にサイラーが侵入し、悪夢を見せつけていた。そしてネイサンのオフィスでは彼はネイサンではないのではないかという疑問に苦しむサイラーの姿があった。
第2話 オーチス
マットはサイラーの見せる悪夢に悩まされていた。サイラーが彼自身はネイサンの身体の中ではなくマットの頭の片隅に閉じ込められているという事実を伝えると、彼は何としてでも彼自身をネイサンの身体から解放するようにと脅しをかけるのであった。
ヒロ(マシ・オカ)は自身の意思とは裏腹に過去に遡ってしまうと、彼が子供の頃に訪れたカーニバルで子供の頃の自分に対面してしまっていた。そしてそこにはサミュエルの姿があった。過去を変えてはいけないと信じるヒロに対して、彼は過去の過ちを正すべきだと伝えると、彼自身の過去を変えてしまうのであった。現在に戻ってきたヒロは現在が一つだけ都合の良いことが修復されていることに気がつき、彼は過去の修復に信念を燃やすようになった。
トレイシーは復讐の最中で、サミュエルの命令を受けたナイフの男が彼女を襲っていた。そこでベネットに助けを求めると、彼は何かの鍵を発見する。
ピーター(マイロ・ヴィンティミリア)は救急救命士としての人生に戻っていた。彼は仕事で能力を使って人命を使うことが彼なりの贖罪だと信じていた。ピーターもマットやベネットと同様にネイサンとは距離を置き、どこか避けてしまっていた。しかしそこにベネットが鍵の件で訪れると、サミュエルの手先に命を狙われる羽目になる。そこでピーターは彼の刺客の能力をコピーし、その場を凌ぐ。
未だにアニーの死に納得のいかないクレアは自ら寮から飛び降り、実験をしてみることにする。すると治癒をしている現場をグレッチェンに目撃されてしまうのであった。
第3話 スキャン
カーニバルではサミュエルが次のターゲットを絞っていると、クレア、サイラーとピーターを彼のインクは示すことになる。サミュエルは少しカーニバルを留守にすると伝えると、ピーターの元へと向かうのだった。彼はなんとピーターに対しての訴訟を起こすと申し出たのである。訴訟の内容は彼の救出劇の際に負った負傷を訴えたものであって、ピーターの能力を世間には公言できないことを完璧に理解した上での弱みに付け込んだ訴訟であった。この一連の訴訟騒ぎはサミュエルによるとカーニバルの一員になる素質があるかどうかの調査とのことであった。
そしてピーターはサミュエルとの新しい出会いに加え、聴覚に障害を持ったエマ(ディアン・ブレイ)との出会いも迎えていた。彼女も実は能力者であり、音が聞こえない代わりに音色が資格で判断できるという能力に覚醒したばかりであった。最初は戸惑うだけの彼女であったが、公園でチェロを見つけると能力を試してみる。その光景は実に美しいものであった。
ベネットはクレアのルームメイトの死について、彼女の心情を気にかけて寮を訪れていた。しかし、彼はグレッチェンが彼女の治癒の現場を目撃してしまったことを知ると、いつものようにクレアに説教してしまう。ハイチ人を使って事態の掌握をはかる彼だったが、クレアの必死の説得で彼女に任せてみることに決める。
マットは依然としてサイラーからの脅迫に頭を抱えていた。彼はサイラーを頭の中に閉じ込めておくことで平和が保てるのならば本望だとサイラーに伝えるが、本心ではないようであった。しかし、彼は仕事の重要なタイミングでさえ付きまとうと、彼にハメられてしまい、容疑者に過度の暴力をふるってしまう。彼の刑事としての人生が破綻してしまうことを恐れ、能力で誤魔化してしまう。そしてサイラーは彼を元の身体に戻すようにマットを誘惑するのだった。
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