映画『バトル・オブ・ヒロミくん!』あらすじネタバレ結末と感想

バトル・オブ・ヒロミくん!の概要:全国1の番長になる夢を叶えるべく全国を旅して各地の番長を倒していく、超老け顔の高校生、白鳥広海の武勇伝シリーズ第2作目である。旅の資金が尽きたヒロミは一時帰宅しバイトを探す中で、とある少女に一目惚れをする。

バトル・オブ・ヒロミくん! あらすじネタバレ

バトル・オブ・ヒロミくん!
映画『バトル・オブ・ヒロミくん!』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

バトル・オブ・ヒロミくん! あらすじ【起・承】

祖父の遺言と自分の夢で、全国番長を目指しているヒロミは今日も倒す相手を求めて旅をしていた。
地元では平和に下校をする愛子と幼馴染達が居た。最近痴漢が出るらしいと言う噂を聞き、広場で1人歌う女性を危ないと思い心配して声をかけた愛子達。
自己紹介をすると彼女はオペラ歌手を目指し、オーディションを目前に控える敦子と名乗った。

家でカレンダーを見つめ、今頃兄は四国にいるのでは、と話していた矢先玄関に倒れこむヒロミの姿が。心配してかけよると空腹で倒れ込んできたらしい。
旅の資金が底をついたと告げるヒロミに、愛子は貯金箱を差し出す。
10万円位あるので使ってと言う愛子を前に、自分の力で稼ぐと決めたヒロミは知り合いのコーヒー店にバイトで雇うように押しかける。

しかし、募集は女性のみ、しかもツチノコを見つけたら100万円やると言われたヒロミは愛顧にツチノコの詳細を聞く。騙されていると気が付いた兄妹は怒って店に乗り込むが、ヒロミは客として来ていた敦子に一目ぼれ、おとなしく去っていった。
とある寺社では古文書の言い伝えとして、麗しき声の乙女が生贄として必要と言う伝説を信じ、祭りの日を迎えようとしていた。その生贄の候補として、盗撮された敦子の姿があった。

バトル・オブ・ヒロミくん! あらすじ【転・結】

バイトを探しまくるヒロミだが、なかなか決まらずムシャクシャする。
1人広場で歌う敦子に、歌を褒め、歌を聞いたら苛立ちが消えたと告げる。
敦子の停めていた自転車につまずき、絡んできたチンピラ達がいたが、ヒロミが一撃で倒す。

助けた事で、コーヒーを飲もうと誘われたヒロミは2人乗りの自転車で喫茶店に向かう。
バイトも畑仕事を紹介してもらえ、仕事に励むと、強さを見込んだ先のチンピラ達がヒロミをスカウトにやって来た。

チンピラ達が、子供の頃ツチノコ見た事があると話した事をきっかけに、再び一緒になってツチノコ探しに励む事になる。子分だと紹介し、家に連れて帰り、食事や風呂をもてなす。おふくろの味や、差し入れ弁当に感動し、チンピラ達の心は揺らいで行く。

農家から最近来ていないと電話を受けた愛子は、兄達が再びツチノコ探しを始めた事を心配し、1人山へと入る。気が付くと電波が圏外の場所に迷い込んでおり、そこで寺社の怪しいお面姿の者達に捕まってしまう。
伝説の乙女と勘違いされた愛子は生贄として誘拐されてしまった。

オーディションを見に来てと誘われて、浮き足立っていたヒロミだが、愛子を助ける為に寺社に1人乗り込み、強さから「魔物」と勘違いされるも暴走して寺の人間達を全滅させる。

チンピラ達はヒロミ達と過ごしていく中で心を入れ替え、1から出直す事を決意。
敦子はオーディションで1位を取り、翌日改めて喫茶店で会おうと言ってくれるが、照れ屋のヒロミは自分も1番になってからまた会って欲しいと告げ、再び旅に戻る。

バトル・オブ・ヒロミくん! 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:101分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:宮坂武志
  • キャスト:竹内力、栞菜、倉葉さや、根岸大介 etc

バトル・オブ・ヒロミくん! 批評・レビュー

映画『バトル・オブ・ヒロミくん!』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ヒロミの恋愛模様と家族関係

今回の作品を観ると、ヒロミの妹を想う気持ちや、祖父の遺言に従いなおかつ夢の為の資金の為のバイトなど、ヒロミの心意気や優しさを強く感じる事が出来る。
少し世間知らずで頭が弱い風味な兄に代わり、ツチノコなんて嘘だと騙した人に問い詰める愛子の頼もしさも良い。
しかし、騙した方も結局は「ヒロミはいいやつだから」と良いバイトのクチを探して来てくれたりと、人情味溢れている。
家に招いたチンピラも、愛子のおふくろ的家庭の味やもてなし、ヒロミの一途な夢への気持ちなどに心を打たれて会心していく様子が観ていて嬉しくなる。
根っからの悪は存在しないのではと思えるのがこの映画の良さである。
また、1番大事なのは金品や宝でなく、家族が宝だと言い放つヒロミも実に爽快である。

溢れる豪快さ

今回は拠点があくまで「自宅」メインである。
よって、妹の愛子との関わりはもちろん、愛子の幼馴染で学友や、家に招いたチンピラとの関わりがほとんどを占めている。
戦いシーンを除いても、食事風景や顔芸と豪快さが光る。
食事シーンでは、汚いと思ってしまう反面、豪快すぎてもう笑うしかない食べ方や、無駄に吐き過ぎではと突っ込みたくなるほどの痰吐きが必見である。
畑仕事のバイト風景や、鼻くそ飛ばし、いつもの喧嘩模様も見逃してはいけない。
愛子を生贄として拐った坊主達と戦う中で、伝説の魔物と勘違いされる程の凶悪さと強さを表現する竹内力さんの表現力が今回の見せ場である。
愛子のおふくろ的肝の座った兄への叱咤や、信頼感もポイント。

バトル・オブ・ヒロミくん! 感想まとめ

今回は全国の各地の番長との戦いは少な目である。
その分、家を拠点として全国制覇の旅の資金の為にバイトに励むヒロミの、家族との関わりや人情がたくさん見られ、ほのぼのとした作りになっている。
なにより硬派のヒロミが一目惚れをして、恋愛模様の一昔前感が良く出ていて微笑ましい上に、くすぐったくなるので温かい気持ちになれる人もいるはずである。
家にチンピラを呼んで食事やお風呂をもてなしたりなど、アットホームなヒロミを見たい方にはとてもお勧め。

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