映画『人のセックスを笑うな』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「人のセックスを笑うな」のネタバレあらすじ結末

人のセックスを笑うなの概要:19歳の朴訥な好青年と、39歳の破天荒な女性が恋に落ちる。しかし、女性は既婚者だった。不倫関係に悩む青年だったが、アーティスでもある女性には、どこか倫理観が薄い。青年へ密かに恋心を寄せている女の子の片恋を交えた、3人の恋模様を描いた作品。

人のセックスを笑うなの作品概要

人のセックスを笑うな

公開日:2007年
上映時間:137分
ジャンル:ラブストーリー
監督:井口奈己
キャスト:永作博美、松山ケンイチ、蒼井優、忍成修吾 etc

人のセックスを笑うなの登場人物(キャスト)

みるめ(松山ケンイチ)
美術大学生19歳。人当たりの良い青年。どこか朴訥とした感じがある。ユリに惹かれて彼女と付き合うようになる。
ユリ(永作博美)
視覚デザイン科のリトグラフ研究室の非常勤講師。どこか風変りで破天荒な女性。39歳。本名はサユリで、実は既婚者。簡単なことができない。
えんちゃん(蒼井優)
みるめの同級生。みるめに気があるが、告白はしていない。いつも元気な女の子。トレードマークはニット帽。
堂本(忍成修吾)
みるめの同級生。えんちゃんに気があるも、相手にされていない。大相撲が大好き。

人のセックスを笑うなのネタバレあらすじ

映画『人のセックスを笑うな』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

人のセックスを笑うなのあらすじ【起】

とある早朝。美術大学で友人の堂本とえんちゃんとみるめは、軽トラに乗り走行中のトンネルで変わった女性と出会う。彼女は裸足で片方の靴を持ち、必死に走っているのだった。
女性は終電を逃した上に、靴擦れを起こしてしまったと言う。3人は女性を近くのバス停まで送ってあげた。

それから数日後、講習の合間で一服しに喫煙所へ来たところ、例の女性が煙草を吸っているのを発見。喫煙者のみるめは茫然としてしまい、彼女から火の点かないライターを貰ったが、女性は3人の顔を覚えていない様子。その後、彼女は咥え煙草で禁煙と張り紙がされた構内へと、姿を消したのである。
みるめは女性が気になって、密かに後を追いかけた。すると、女性は視覚デザイン科、リトグラフ研究室で黙々と作品を作っていた。

えんちゃんのバイト先である、映画館へやって来たみるめ。そこへたまたま、例の女性ユリがやって来る。2人は一服しながら世間話をし、話の流れでロバを眺められる喫茶店へ。なんとも和む風景である。2人はそこで、朝まで過ごし別れた。

みるめはユリの教示でリトグラフの体験をしてみる。緻密で同じ作業の反復だが、色の重なりにより絵に変化が現れる。和気あいあいと過ごす内、みるめはユリにモデルをやらないかと誘われるのであった。

ユリの自転車に2人乗りで、彼女のアトリエにやって来たみるめ。アトリエは古い一軒家で、彼はユリに促されるまま照れつつも全裸となり、彼女と関係を持ってしまうのだった。

人のセックスを笑うなのあらすじ【承】

近頃、みるめの様子がおかしいと気付いた堂本は、彼から恋人ができたことを聞き出す。どうやらその恋人というのが、あのユリという女性らしい。ユリはリトグラフの非常勤講師で年齢は39歳。えんちゃんは放課後の作品制作中、みるめとユリが仲睦まじく帰路につく姿を遠目から目撃し、ショックを受けるのだった。

ユリはどちらかと言うと破天荒な性格だった。みるめとも対等に話をし、子供のように無邪気にはしゃぐ。そんな彼女にみるめは、どんどん魅了されていく。

授業中もぼんやりとし、勉強にも身が入らない様子のみるめ。えんちゃんは彼から直接、ユリと付き合っていることを聞き、やはりショックで彼の前から走り去ってしまう。

リトグラフの授業が急遽、休講となってしまったため、心配になったみるめ。大学の事務所でユリの住所をこっそりメモし、その場所へ向かった。
そこでは、カメラ工房が営まれており、出て来た温厚そうな男性にユリのことを聞く。だが、男性はユリのことをサユリと呼ぶのだ。中へ案内されてお茶をいただいたみるめ。男性は丁寧にも、きなこ餅の食べ方を享受。そこへユリが登場し、なぜか一緒にお茶を飲む。
慌てた様子も見られない。お客さんが来たようで、男性はそちらの対応で退席。みるめは男性をユリの父親と思って対応していたのだが、ユリは事もなげに自分の旦那だと笑って言うのだった。呆気にとられ、固まってしまうみるめ。

人のセックスを笑うなのあらすじ【転】

大学の空き教室へユリを引っ張り込んだみるめだったが、彼女に笑顔で軽くいなされて逃げられてしまう。
彼はもうユリとの関係を続けないよう、携帯を封印しようとするも、その最中に着信があり、必死で封印を解こうとしてしまう。そんな自分を不甲斐なく思い、更に落ち込んでしまうのだった。

バイト中のえんちゃんの元へ、ユリがやって来る。彼女と喫茶店へ入ったえんちゃん。みるめとの関係を問い質すが、ユリに悪気はないようだ。彼女はみるめに触ってみたかったと言う。だから、付き合いたいのだけど、ダメかと笑うのである。そうして、展覧会のチケットをえんちゃんに渡して、席を立つのだった。

1人で展覧会へやって来たえんちゃん。ユリはスタッフに呼ばれて、すぐに立ち去ってしまったため、所在なさげにベンチへ座り、腹いせに用意してあったクッキーを1皿平らげて帰った。

傷心に登校して来ないみるめを心配したえんちゃんは、彼の家へ。途中、堂本に絡まれるも振り切って来たが、姿を現したみるめの態度はすげない。彼女は半ば、強引にみるめを引っ張り出して遊園地へ誘った。
観覧車に乗ったが、その間もみるめの携帯が鳴り続ける。彼は必死にユリと会わないよう、電話に出ることを頑なに拒否。電話に出れば会いたくなってしまうからだ。
えんちゃんは、そんな彼の姿に自分の思いは届かないのだと自覚し、悲しくなってしまうのだった。

結局、会いたい思いを断ち切ることができず、みるめはユリへ会いに行ってしまう。行けば彼女は必ず、みるめを受け入れてしまうのだ。会わなかった時間を埋めるかのように、濃密な時間を過ごす2人。

人のセックスを笑うなのあらすじ【結】

そんなある日、みるめはえんちゃんから、ユリが学校を辞めたと聞かされる。何も知らなかったみるめは、構内の掲示板でそれを確認し、ユリに電話してみるも繋がらない。彼は彼女の所在を確かめるため、学校から飛び出した。
ユリのアトリエに自転車はあるも、本人は不在のようだった。

年が明け、えんちゃんは大学を辞めて塗装屋に就職。堂本はえんちゃんを訪ねた。
みるめはあれ以来、家に引き籠ってしまい大学には出ていないらしい。えんちゃんの方は吹っ切れた様子で、みんな弱いからと笑うのであった。
そんなみるめを、久々に訪ねてみたえんちゃん。彼女は姿を現したみるめに、ユリを見たと話す。2人はユリのアトリエへ行ってみたが、やはり無人だった。

その後、画廊へ向かってユリの所在を聞いてみると、なんと彼女は海外へ旅に出ていると言う。結局、徒労に終わった2人。
長閑な田んぼを背に、バス停のベンチで一息ついた時、えんちゃんが告白。ユリを見たというのは嘘だったようだ。みるめは無言で農場バイクのエンジンをかけ、えんちゃんを乗せて走り出すのだった。

居酒屋で潰れてしまったみるめを引き摺って、ホテルへ入ったえんちゃん。空いていた部屋はツインで、ベッドは1つしかない。えんちゃんは酔っぱらって眠るみるめの唇を奪おうとするも、ユリの名を呟かれたのでやめてしまった。なんと腹立たしいことか。彼女はベッドの上で飛び跳ねて、みるめをベッドから突き落とした。

翌早朝、みるめはえんちゃんを置いて、1人でバイクに乗りユリの家へ向かうも、やはり誰もいない。そこへ、ユリから電話がある。彼女は旦那さんとインドにいるらしい。話の途中で通話は切れ、更にバイクのエンジンも止まる。全く、ツイてない。彼はバイクを押して歩きつつ、大学の屋上へ。ここなら電波が届きやすいと思ったのだがしかし、携帯は待てども鳴らなかった。

そうしている内に、なぜか堂本とえんちゃんが大学構内へやって来る。手には花火を持っていた。彼は隙を見てえんちゃんにキス。堂本は密かにえんちゃんを狙っていたのである。
そんな2人を屋上から目撃してしまったみるめ。彼は複雑な心境で、ユリから貰ったライターをいじくり、初めて火が点いて驚くのだった。

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