『穴 HOLES』あらすじとネタバレ映画批評・評価

穴 HOLESの概要:2003年に制作されたアメリカ映画(原題:Holes)。1998年に発表されたルイス・サッカー原作のアドベンチャー映画である。

穴 HOLES

穴 HOLES あらすじ

映画『穴 HOLES』のあらすじを紹介します。

主人公は運の悪いスタンリー・イエルナッツ・4世。
彼の先祖スタンリー1世が女性に恋をし、それを魔術師に相談した。
その魔術師は恋が成就したら魔術師に森の泉を飲ませるという契約を交わさせた、守らなければ未来永劫呪われると言うものだった。

しかしスタンリー1世はその契約を破ってしまった。
その呪いがスタンリー4世の身に及んでいるという話なのだ。
日常的な些細な不運からはじまり、ついには冤罪で更生施設に入れられてしまう。
入れられた場所は女所長(シガーニー・ウィーバー)と看守1人と医者だけの施設で、周りは砂漠に囲まれている。

彼らは更生のため毎日ひたすら穴を掘らされるのだった。
しかしそれは建前。
元々湖だったその砂漠に昔女盗賊が沈めた宝があり、それを女所長は探していた。
そのため更生と称し穴を掘らせていたのだ。

そんなある時更生施設に入れられていた青年ゼロが逃亡する、それを追うスタンリー4世。
砂漠の真ん中で水も無く困っていると、昔スタンリー1世が砂漠で山をみつけその中腹の水源で生き延びたという話を思い出した。
それを探そうとしたときなんとか生き延びていたゼロと再会、2人でその山を探すことに。

そしてようやく水源を見つけ出した2人、スタンリーはゼロに水を飲ませてあげた。
そう、こここそがスタンリー1世が守ることができなかった森の泉なのであった。
つまりゼロは魔術師の子孫であったのだ。
このことで長い呪いは解け、更生施設は強制捜査が入り閉鎖。
スタンリーはお金持ちになり幸せに暮らすのだった。

穴 HOLES 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2003年
  • 上映時間:92分
  • ジャンル:ファンタジー
  • 監督:アンドリュー・デイヴィス
  • キャスト:シガーニー・ウィーヴァー、ジョン・ヴォイト、シャイア・ラブーフ、ティム・ブレイク・ネルソン etc

穴 HOLES 批評 ※ネタバレ

映画『穴 HOLES』について、4つ批評します。※ネタバレあり

期待しないで見ると評価のあがる映画

タイトルやパッケージがいかにもB級で面白くなさそうだった。
そしてジャンルとしてはサスペンスに入れられていたり、ヒューマンに入れられていたりとなんの何の映画なのか実際観てみないとはっきりしない謎の映画である。
これは大半の人が感じたことであろう。
しかしその期待の無さが吉とでるのか、物語中盤からぐんぐん引き込まれる。
純粋にストーリーが面白いのだ。
見終わってみるとサスペンスでもヒューマンでも無く、ファンタジー要素が強い冒険感動作。
ディズニー映画でありながら未公開の作品。
子供から大人まで見ることができる映画であり、ぜひ家族で鑑賞して欲しい作品である。
ンに敗れてしまうのかラストまで目が離せません。

メッセージ性の弱さ

ディズニー映画だし当然子供向けの制作であろう。
また原作も人気の児童小説であり、成長していく子供に何か伝えるために作られた作品なのではないのかと勝手に思っている。
しかしその割にはメッセージが伝わりづらく結局全編通して何が言いたかったのかはよく分からない。

説明もされず穴を掘る行為が恐怖

何か説明があるわけでもなく、更生のためにひたすら穴を掘らされるという設定が非常に恐怖を感じる。
人は無意味な行動をとらされることは怖いのである。
その恐怖感とファンタジー要素をうまく取り入れた作品は見ごたえもあり面白い。
これが未公開でB級扱いである作品であるということ以外は全く気にならない映画である。

時間を短縮して欲しい

大掛かりなファンタジー映画でないなら90分前後が妥当であろう。
特に子供をターゲットにしているのならばなおさらである。
2時間はやや長く、中だるみを感じてしまう箇所もあった。
もう少し無駄を省き短縮してくれたらスッキリして見やすかったと思う。

まとめ

未公開作品であろうとディズニー映画はいつの時代も強い。
面白いところと感動するところをきちんと抑えていて、家族でも見やすい作りになっているからだ。
本作は原作があるのだが、小説として読むのとまた違う世界観があるだろう。
もしかしたら小説のファンの人はイメージ通りの作品ではなくがっかりするかもしれない。
しかし原作を知らなければ更生のために穴を掘らされるなんて、非常にショッキングで恐ろしくもある行為である。
純粋にストーリーを楽しめれば最後まで一気に見ることができる作品であり、見る必要が無いとは言えない映画である。
しかしTV2時間スペシャル番組という雰囲気は否めず、レンタル店でも置いていない場所も多い。
中々観る機会が無いのが現実であり残念なところだ。

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