映画『ハネムーン(2014)』あらすじネタバレ結末と感想

ハネムーン(2014)の概要:ハネムーンの途中で別人のようになった妻と、妻の変化によって追い詰められていく夫が味わう恐怖を描いたホラー映画。トライベッカ映画祭などで上映された。メガホンを取ったのは女性監督リー・ジャニアク。

ハネムーン あらすじネタバレ

ハネムーン
映画『ハネムーン(2014)』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ハネムーン あらすじ【起・承】

ポールとトリクシー(ビー)の新婚夫婦は、ビーが昔訪れていた別荘にハネムーンにやってきた。
別荘近くの「レストラン」は、ビーの昔の友人ウィルが、妻アニーと経営している店だった。
しかし具合が悪いと言い張る陰湿な雰囲気のアニーと、威圧的なウィルに追い出されてしまう。

早朝、魚釣りに出かけようとしたポール。
時計がズレていることに気が付いてベッドに戻るとビーの姿が無く、慌てて探したポールは、裸で森の中をふらつく妻を見つける。
翌朝からビーの様子が変わり始め、物忘れがひどくなったり、ジョークが通じなくなるように。
そして彼女の太ももには、虫刺されのような謎の傷跡があった。

ポールは森の中で、ビーがハネムーン用に用意したというナイトドレスと謎の液体、そして第三者の足跡を見つける。
性行為を断る言い訳の練習をしているビーを見て、不信感を抱き始める。
ナイトドレスの苦しい言い訳や練習した通りに拒否するビーに対し、妻はウィルと密会しているのではないか、とポールは疑う。
そして2人は大喧嘩になる。

翌日、大量出血したビーに驚いたポールは病院に連れて行こうとするが、妻は生理だと言ってきかない。

ハネムーン あらすじ【転・結】

ウィルとの密会が原因だと信じ込むポールは「レストラン」へ向かうが、彼の妻アニーは、ウィルは隠れていると告げて去っていった。
そしてアニーの太ももにも、虫刺されのようなあとがあった。

血のついたウィルの帽子を見つけ、勝手に自宅に入り込むポール。
ウィルのパソコンには玄関に設置された監視カメラの映像が残されており、光に誘われるかのように外へ出ていくアニーの姿が。
アニーは、自分に関する様々なことをメモしていた。
それはビーも同じだった。

問い詰められたビーは、自分を傷つけ始める。
本物のビーを返してほしいと願うポールに、自分が妻だと言うビーだったが、彼女のこめかみからはナイトドレスについていたのと同じ液体が。

そしてビーはこの世のものではない何かを生み、真実を語りだす。
光に誘われて森の中へ向かい、そして光の中で見た影の意思を感じ続けているのだという。
もうすぐビーは消える、逃げることはできない、という妻を病気だと思うポール。

突然ビーに殴られたポールは意識を失い、気が付くとボートの上にいた。
奴らから隠さなければならないと言うビーの手で、湖に突き落とされたポール。

肌が変化し始めたビーは、同じような姿のアニーと共に、光の中に消えていった。

ハネムーン 評価

  • 点数:30点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★☆☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:87分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス、SF
  • 監督:リー・ジャニアク
  • キャスト:ローズ・レスリー、ハリー・トレッダウェイ、ベン・ヒューバー、ハナ・ブラウン etc

ハネムーン 批評・レビュー

映画『ハネムーン(2014)』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

単調なストーリーと投げ出したようなエンディング

ホラー映画好きが見れば、中盤でオチがわかってしまうようなつまらないストーリー。
夜中に森から差し込む謎の光や、ナイトドレスについていたベタベタで透明な謎の液体から、アブダクション(宇宙人による誘拐)だとすぐに予想できてしまう。
鏡に向かって性行為を断る言い訳を考えるビーと、それを見てしまうポールを描くことで、アブダクションされ変化したビーとポールの間に漂う嫌な空気を描くことには成功している。
しかしイチャイチャする新婚夫婦の様子と、喧嘩する夫婦の様子ばかりが映されていて、終盤まで何も起こらないためにすぐ飽きてしまう。

自分の体内に刃物を突き立てたり、気味の悪い生物を取り出してくれと叫ぶビーの様子や、本物のビーはどこだと詰め寄るポールの追い詰められた様子は気味が悪い。
しかし、そうなるまでに十分すぎるほど時間や余裕があったため、ツッコミどころにもなってしまっている。

ビーが変化した理由を明確にしないままで、宇宙人も「影」という表現のみにして、放り投げたような終わり方には開いた口がふさがらない。

低予算映画の印象がにじみ出ている

登場人物がポールとビー、おまけ程度にウィルとアニー夫婦が登場するだけなのも、ストーリーが単調になってしまった原因に見える作品。

ビーの体内から出てきた謎の物体や、ラストでのビーとアニーの皮膚の変化も“いかにも”という感じが拭えず、安っぽい印象。
宇宙人の姿を、背後から光を当てた影だけにしたのは、VFX技術を使うよりも不気味さが漂っていて良かった。

ハネムーン 感想まとめ

エディンバラ国際映画祭、SXSW映画祭、トライベッカ映画で上映された作品だが、ストーリーも演出もすべてがイマイチの作品。

単調でダラダラとしたストーリーに飽きてしまうし、原因を明らかにしない終わり方はルール違反としか言いようがない。
演出や映像も特にこれといって面白さは無く、ローズ・レスリー演じるビーとハリー・トレッダウェイ演じるポールの2人の間の雰囲気だけがよくできた作品。
しかし、ポールとビーの喧嘩のほとんどが押し問答で、同じことの繰り返しになっていてつまらない。

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