『ホテル・ルワンダ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

実際に起こった「ルワンダ虐殺」を扱った社会派作品。フツ族によるツチ族の大虐殺が繰り広げられる中、一人のホテル副支配人が1268人の命を救う感動の実話の物語。テリー・ジョージ監督。

あらすじ

ホテル・ルワンダ』のあらすじを紹介します。

舞台はアフリカのルワンダ。そこでは、大量虐殺が行われていた。フツ族の過激派がツチ族を100万人殺していたのだ。車も死体の上を走らざるを得ず、ナタを持って子どもさえ殺していく地獄絵図のようなルワンダで、ポール・ルセサバギナは、家族を何とか救助するように動く。家族を救助後、多くの避難民がホテルに集まってきて、ポールはホテル支配人として彼らを守ることを決意する。しかし、救助を待って国連軍がやってきたのだが、外国人しか救助できないと言われてしまう。ポールは、命懸けで、避難民たちを宿泊者として匿って、積極的な行動が禁じられている国連軍と協力しながら、窮地を乗り越えていく。他国では、テレビ放送でルワンダ虐殺がニュース報じられるも、無情にもお茶の間では他人事で過ぎ去ってしまうのであった。何とか人脈を駆使ながら国外に出るチャンスを得るも、空港に着く直前にて襲われてしまい、ホテルに引き返すポールたち。絶望の中、フツ族の捕虜との交換で安全地帯への非難というチャンスを得て、ポールたちはそこに向うも、途中にまたもや襲われ、虐殺されそうになる。そこに現れたのはツチ族の反乱軍。やっとのことで安全地帯に避難することができたポールたちの運命は・・・?

評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2006年1月14日
  • 上映時間:122分
  • ジャンル:ドキュメンタリー
  • 監督:テリー・ジョージ
  • キャスト:ドン・チードル、ホアキン・フェニックス、ソフィー・オコネドー、ニック・ノルティ、ジャン・レノ etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ホテル・ルワンダ』について、4つ考察・解説します。※ネタバレあり

ポール・ルセサバギナは実在する人物

映画の主人公であるポールは実在の人物です!実際に、ホテル「オテル・デ・ミル・コリン」に1268人を匿って、命を救った偉大な人物で、「アフリカのシンドラー」と呼ばれています。「日テレ」の「世界一受けたい授業」にもゲスト出演したそうです!

ツチ族とフツ族はなぜ争うことになったのか?

そもそもツチ族とフツ族の違いはどこから生まれたのか?それは、ヨーロッパ諸国による強制的な民族分立が根本原因であるとポールは語っています。つまり、ルワンダ全体が白人たちの犠牲者になってしまったのです。

信頼の貯金

ポールが最後まで命を落とさずにいられたのは、「信頼の貯金」のお蔭だったのです。それは、ホテルマンとして日頃からフツ族の軍事司令官と酒の席などでコミュニケーションを取っていたことが危機を救ったのでした。

「ニック・ノルティ」登場!

ニック・ノルティといえば「48時間」を思い出しますが、本作では国連軍の隊長的なポジションで地味に活躍しています!もっと暴れてほしかったのですが、国連軍のルールに縛られてニックの良さが出てませんねー!まぁ、そうしたら作品がメチャクチャになってしまいますがね(笑)

まとめ

フツ族の大量虐殺によって、道が死体で埋め尽くされているシーンはゾッとしました。そして、子ども達を容赦なくナタで切り殺す非情さにも驚き、人間はここまで殺人を犯すことが平気になってしまうのか・・・と恐ろしくなります。当時、1994年ではニュースになっていたとは思うのですが、やはりリアルタイムでは、この壮絶な危機感はテレビでは感じられなかったと思います。ポールのような勇敢な人物がいたということがせめてもの救いですね。シンドラーのリスト的な扱いですが、十分に引けを取らない作品です。社会派であり、多少グロテスクな感じもありますが、観て損はない、いや、観ておくべき作品の一つでしょう!いまやトップスターのドン・チードルがポールを演じてます!

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