映画『ドラキュラとせむし女』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『ドラキュラとせむし女』のネタバレあらすじ結末

ドラキュラとせむし女の概要:助手の奇病を治療するため、研究に没頭するエーデルマン博士。彼の元に自分の呪いを解いて欲しいと現れた吸血鬼のラトス男爵や、ローレンスという名の狼男。心優しいエーデルマン博士は快く依頼を引き受けるが……。

ドラキュラとせむし女の作品概要

ドラキュラとせむし女

公開日:1945年
上映時間:67分
ジャンル:ファンタジー、サスペンス、ホラー
監督:アール・C・ケントン
キャスト:オンスロー・スティーヴンス、ロン・チェイニー・Jr、ジョン・キャラダイン、マーサ・オドリスコル etc

ドラキュラとせむし女の登場人物(キャスト)

エーデルマン博士(オンスロー・スティーヴンス)
医者。助手の奇病を治すための菌を研究していた有名な医者。彼の噂を聞きつけてやってきた怪物の治療をすることになる。
ラトス男爵(ジョン・キャラダイン)
ドラキュラ。ドラキュラとしての呪いを治療してもらおうとエーデルマン博士を訪ねる。
ローレンス(ロン・チェイニー・Jr)
狼男。無意識の内に凶暴化してしまい、人を傷つける自分に絶望している。エーデルマン博士に助けを求める。

ドラキュラとせむし女のネタバレあらすじ

映画『ドラキュラとせむし女』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ドラキュラとせむし女のあらすじ【起】

真夜中、女が眠る部屋の窓に一匹の大きなコウモリが忍び寄る。コウモリは人へと姿を変えた。女をしばらく眺めたあと、男は屋敷に忍び込むと、家主のエーデルマン博士にラトス男爵と名乗り、彼に助けてほしいと頼み込む。エーデルマン博士に屋敷の地下室を案内させたラトス男爵。地下室にはエーデルマン博士が集めていた骨董品が並べられていた。エーデルマン博士は大きな棺を指し、あれはドラキュラのものだと紹介する。ラトス男爵は自分がそのドラキュラだと博士に名乗る。エーデルマン博士はラトス男爵の言うことを疑った。ラトス男爵はドラキュラの性質や棺の由来について語り、エーデルマン博士の信用を得ようとする。半信半疑の博士にラトス男爵は呪いを解く手伝いをしてほしいと頼んだ。

夜が明けると、エーデルマン博士は助手のニナにラトス男爵から採取した血液サンプルの検査を頼み、ラトス男爵から連絡がきたら報告するよう指示をした。ニナは背中が異様に曲がった女だった。ニナは患者の治療のために栽培していた菌の発育状況について報告する。菌が完成したらまず先に君の病を治そうとエーデルマン博士はニナに約束する。

ドラキュラとせむし女のあらすじ【承】

陽が沈むと棺の中で眠っていたラトス男爵は目を覚まし、エーデルマン博士の病院を訪ねた。エーデルマン博士はラトス男爵を自分のオフィスに招き、血液検査の結果を語った。ラトス男爵の血液の中には未知の寄生虫がいた。それが、呪いの原因だろうとエーデルマン博士は言う。抗毒素を投与して様子を見ようと提案され、ラトス男爵はその提案を受け入れた。

エーデルマン博士の部屋の外では、ローレンスという名の男が博士との面会を待ちわびていた。しかし、エーデルマン博士はラトス男爵の輸血作業中で手が離せなかった。待てないと言って帰ってしまったローレンス。作業が終わり、ラトス博士が帰った後、エーデルマン博士の耳にそのことが伝わる。直後、病院にホルツ警部から呼び出しの電話がかかってきた。エーデルマン博士はそれに応じる。

警察署の前には大きな人だかりができていた。警官が野次馬を退け、エーデルマン博士を招く。少し前に男がやってきて、殺人を犯してしまうから自分を逮捕してくれと言ってきた。警官はエーデルマン博士にそう話す。警察は様子が変なので、博士に男のことを診てもらおうとしていた。その男は、エーデルマン博士の病院を訪ねてきたローレンスだった。自分には獣の刻印があって、満月になると狼男になってしまう。ローレンスはエーデルマン博士にそう語った。妄想だと一蹴するエーデルマン博士だが、ローレンスは警察署の檻の中で狼男に変身してしまう。一暴れした後、ローレンスは気を失ってしまった。エーデルマン博士は治療のため、ローレンスを連れ帰ることにした。

レントゲン撮影の結果、ローレンスの脳は一部が圧迫されていることが解かった。獣になってしまうという自己催眠が合わさり、代謝を抑制できなくなりホルモン分泌が過剰になったせいで凶暴化した。エーデルマン博士はそう診断した。そして、ローレンスに自分の研究を見せる。彼が栽培していた菌は、固いものを柔らかくする作用があり、カルシウムにも応用できた。早急な治療をと懇願するローレンス。しかし、エーデルマン博士はまだ菌の量が十分ではないと言う。絶望したローレンスは海に飛び込んでしまった。

ローレンスが飛び込んだ先には洞窟があった。そこに打ち上げられて助かっている見込みがある。エーデルマン博士はローレンスの捜索を始める。しかし、狼男に成り果ててしまったローレンスの襲撃を受けてしまう。博士を手にかける寸前で我に返ったローレンス。なぜ追ってきたのかと博士を責め、死にたいと自分の人生を嘆く。次の満月までには十分な量の菌が育つからそれまでは諦めるなとエーデルマン博士はローレンスを説得する。ローレンスは納得し、それから、博士に見せたいものがあると洞窟の奥へ誘った。そこにはフランケンシュタインの怪物の死体があった。身を潜めていたときにどこかから流れ着いたのを見つけたのだと言う。エーデルマン博士は死体を自分の研究室に持ち帰り、フランケンシュタインの怪物の復活を試みる。しかし、人類の脅威になり得るかも知れないとニナやローレンスに説得され、思いとどまる。

ドラキュラとせむし女のあらすじ【転】

エーデルマン博士の屋敷を訪ねたラトス男爵は、そこでピアノを弾いていた助手のミレッツァを誘惑しようとする。しかし、エーデルマン博士と鉢合わせしたラトス男爵は計画を中断する。エーデルマン博士はラトス男爵の企みに気付かず、検査結果を説明する。ラトス男爵の血液の中には新たな抗体ができていた。

菌の培養をしていたニナとミレッツァ。ミレッツァの体調の異変に気付いたニナは休憩するよう彼女に促す。心配してニナが後をついていくと、ミレッツァは虚ろな顔をしてラトス男爵と屋敷の外に出て行ってしまった。ニナはそのことをエーデルマン博士に報告する。ミレッツァがラトス男爵に操られていると気付いたエーデルマン博士は、もしも自分に何かあったら地下室の物を燃やせとニナに言い残し、ミレッツァを救いに駆けつけた。エーデルマン博士は別種の抗体は自分の血液の中に潜伏していたものだと嘘を吐き、ラトス男爵を治療室に連れ込む。ラトス男爵はエーデルマン博士とニナを催眠術で眠らせるとエーデルマン博士の体内に自分の血を逆流させてから姿を晦ませた。眼を覚ましたエーデルマン博士は男爵の後を追う。ミレッツァを襲おうとしていたところに駆けつけた博士は、ラトス男爵に十字架を突きつけ撃退する。夜明けが近付き棺の中に逃げ込んだラトス男爵。エーデルマン博士は棺に陽の光を浴びせラトス男爵を封じ込める。

ドラキュラとせむし女のあらすじ【結】

一段落ついて自室で休憩をしていたエーデルマン博士は、自分の身体に異変が起きたことに気付く。ラトス男爵の血を取り込んでしまった彼は吸血鬼になってしまっていた。ラトス男爵の魔力により欲望を増幅されたエーデルマン博士は、フランケンシュタインの怪物を復活させたいという欲に駆られる。装置を起動させようとしたところにニナが現れる。彼女に声をかけられて我に返ったエーデルマン博士は手を止めた。

自分が正気を保っていられる内に手術をしようとニナに持ちかけるエーデルマン博士。しかし、ニナはローレンスに先を譲ると言った。満月の日も近いし、彼の方が苦しんでいる。ニナに従い、エーデルマン博士はローレンスの手術を始めた。術後、エーデルマン博士はミレッツァに薬の製造を急がせる。

ラトス男爵に植え付けられた狂気と葛藤するエーデルマン博士だが、遂に彼は狂気に支配され、人を殺めてしまう。現場を町の人に見られたエーデルマン博士は追われる身に。人影を追いかけて屋敷にやってきた警察。しかし、警察は犯人の顔を見ておらず、ローレンスに嫌疑をかけた。エーデルマン博士が人を殺すところを目撃していたローレンスだったが、彼はそのことを警察に黙っていた。エーデルマン博士を心配し、彼に事情を問うローレンス。エーデルマン博士はローレンスにニナを救う時間をくれと懇願する。その後で自分の手で悪の息を止めると彼は言った。

死体がエーデルマン博士のバッジを持っていたことが発覚する。町の人々はエーデルマン博士を疑うが、警察はその話を一蹴する。

満月の日。ローレンスの手術の結果を待つエーデルマン博士たち。満月になってもローレンスは狼男にならなかった。成功を喜ぶニナとミレッツァだが、エーデルマン博士が姿を晦ましていた。そのことに気付いたニナは研究室に向かう。エーデルマン博士はフランケンシュタインの怪物を復活させようとしていた。説得を試みるニナを殺してしまうエーデルマン博士。そこに駆けつけたローレンスはエーデルマン博士を撃った。すると博士は穏やかな顔に戻り、息を引き取った。

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