映画『復活(2016)』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『復活(2016)』のネタバレあらすじ結末

復活(2016)の概要:聖書に記された“復活”の奇跡を、キリストを処刑したクラヴィアスの視点から描いている。重罪人として処刑したキリストの遺体が消えた。遺体を盗んだ犯人を捜査する事になったクラヴィアスは、キリストの教えと彼の奇跡を目の当たりにする事となる。

復活の作品概要

復活

公開日:2016年
上映時間:107分
ジャンル:時代劇、歴史、西部劇
監督:ケヴィン・レイノルズ
キャスト:ジョセフ・ファインズ、トム・フェルトン、ピーター・ファース、クリフ・カーティス etc

復活の登場人物(キャスト)

クラヴィウス(ジョゼフ・ファインズ)
第10軍団の司令官。冷静沈着、頭脳明晰。根っからの軍人で野心もある。
ルシウス(トム・フェルトン)
ピラト総督からの紹介でクラヴィウスの部下になった青年。司令官に憧れている節がある。
ピラト総督(ピーター・ファース)
野心を持っているが、臆病な面がある。祭司と民衆に板挟みで頭を悩ませている。
イエス(クリフ・カーティス)
ユダヤの救世主と呼ばれるナザレ人。十字架に磔られ処刑された謎の人物。遺体は埋葬の3日後に行方不明となっている。生前は慈悲深く朗らかな人物。聖人。
マグダラのマリア(マリア・ボット)
夜の街を仕事場にしている女性。イエスの弟子。

復活のネタバレあらすじ

映画『復活(2016)』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

復活のあらすじ【起】

ユダヤ砂漠、紀元33年。広大な荒地を、かつて司令官だったクラヴィウスは、たった1人で彷徨っている。彼はそこにあった1軒の家を訪問。家主は彼の指輪を見て、辺境の地へなぜ司令官がいるのかを問う。すると、彼は語り始める。

ローマ帝国は30年にわたり、ユダヤの地を治めてきた。ユダヤ人は救い主の出現を神ヤハウェに祈り、最高議会が危うい和平を保っていた。クラヴィウスは総督の命令で軍を従え、命令に背くユダヤ人の掃討をしていたのだった。

クラヴィウスは戦から戻った直後、ピラト総督からとある指導者の処刑を命じられる。最高議会は救世主を名乗ったかどにより、その指導者に処刑を言い渡したのだ。故に、最も重い十字架刑にするらしい。じき、この地にローマ皇帝が来る為、緊迫した状態を改善して町の秩序を保たなければならなかった。そこで、総督はルシウスという新しい部下を紹介。彼は期待に満ちた眼差しでクラヴィウスに従った。

新人とクラヴィウスが騎乗して処刑所へ向かう時だった。建物に亀裂が入る程の大地震が起こる。もしや神の怒りか。処刑の地には3人の罪人がすでに磔にされていた。空には暗雲が立ち込めている。真ん中のナザレ人は死んでいるかのように、ぴくりとも動かない。その場にいた部下に状況を聞く。ナザレ人は地震の直後、完了したと一言、漏らしたと言う。悲鳴を上げるナザレ人の母親に免じ、クラヴィウスは槍にて、ナザレ人を1刺しで絶命させた。部下にはピラト総督に終わったと報告に行かせる。罪人の死を確認後、磔から外して死体置き場へ。2人の罪人はそこへ遺棄されたが、ナザレ人の遺体だけは総督の命令により、家族が引き取って墓に埋葬した。ナザレ人の磔には救世主イエスと名前が彫ってあった。

兵士の葬儀中、ピラト総督から呼び出しがあった。参上するとイエスの遺体を火葬しようと言い出す。祭司長が言い出した事のようだ。祭司長はイエスに地位を脅かされると思っている。ナザレ人は、自分の死後3日で復活すると予言していた。総督は祭司長の言う事に頭を抱える。クラヴィウスは仕方なく、イエスの遺体を墓へ確認しに向かった。墓を開けて中の遺体を確認後、ローマ軍の蝋印を押して墓を封印。見張りの兵士を2人立たせた。

復活のあらすじ【承】

次の日の朝、ピラト総督から再び、呼び出しがあった。参上すると墓にあったナザレ人の遺体が消えていると言う。2人の番兵は行方不明。総督は祭司長が来る前に事を治めたかったが、そこへ祭司長が登場。番兵は居眠りの罰を恐れ、保護を求めて祭司の所にいるらしい。イエスの弟子達が遺体を盗み、復活したと吹聴している。遺体は盗難に遭ったと発表する事にしたが、やはり遺体がなければ民衆は納得しないだろう。クラヴィウスは番兵の事もあり、イエスの遺体探しを命じられた。

クラヴィウスはまず、イエスの弟子を見つけて墓へ。弟子は没薬とアロエと共に遺体を布で包んだと言う。遺体を包んでいた布には、汗と香草によりイエスの顔が詳細に染みついていた。クラヴィウスはルシウスに命じる。墓に見張りを置き、誰にも触らせるな。復活の話をする者は捕らえさせろ。イエスと共に処刑された遺体を探し、十字架刑の痕を確認しろと。

クラヴィウスは祭司長の元へ向かった。部下に話を聞く。だが、彼の話は嘘ばかり。酒を飲んでいた事を示唆するも、兵士は何も言わず神殿に戻って行った。クラヴィウスは墓を暴いて遺体の確認をした後に審問をする。イエスの弟子を見つけた。彼の言う話では、イエスはとても慈悲深くイスラエルを率いるなど、しそうにない。弟子は去り際にイエスの王冠だと、茨で出来た輪を置いていった。それはイエスが頭に被せられていた物だった。次の審問では盲目の老女がイエスの言葉を残す。種はすでに撒かれた。もう遅いと。

クラヴィウスは審問の間に神へ祈る。すると、次の審問者から、復活したイエスと会ったマグダラのマリアという女性の話が出てきた。だが、マリアは遺体が消えた朝から行方不明。酒場に入るマリアを発見したクラヴィアス。兵士達と酒場へ突入し、逃げ出すマリアを捕縛。審問するも彼女から有益な話は聞けず、クラヴィウスは彼女をまともではないと解放した。

総督の呼び出しに向かったクラヴィアス。そこで墓暴きを咎められ、夜までに遺体を見つけろと言われる。クラヴィウスは、マリアの情報を知らせた審問者を買収して話を聞いた。イエスの弟子は12人いたが、今は11人。弟子の1人の名前を聞き出す。

復活のあらすじ【転】

すぐさま、その弟子の家へ乗り込む。連行して審問。弟子の言う話は突拍子もなくマリアと同じようにまともではなかった。他の弟子の居場所を聞くが、どこにでもいると言われる。クラヴィウスは弟子を無傷で解放した。彼らをあのようにしたイエスとは一体。
司令官は別の墓にあった、傷痕が類似した死体をイエスにして、公表しようとピラト総督に進言。だが、総督は納得せず、クラヴィウスに別の任務を与えた。彼は任務までの時間を、調査に使う事を総督に許してもらう。

次の任地はヘブロン。軍団ではその準備が進んでいる。そこへ、ルシウスから報告が入った。神殿にいた兵が金を手にして逃亡、行方不明だと言うのだ。クラヴィウスは酒場で酔いしれる逃亡した部下を見つける。2人いた内のもう1人で、以前会った者とは別の者だ。クラヴィウスが問い詰めると、部下は話し始めた。2日間休みなく働いていた兵士2名は、持っていた葡萄酒を飲み交代で休んだ。しかし、強い光で目を覚ました兵士は、墓の縄がはち切れる様を目にする。岩は木の葉のように吹っ飛び、墓の中に太陽が昇った。そこに人影が。訳の分からない言葉を話す声が聞こえ、彼らは怖くなり遠くまで走って逃げたのだった。兵士は司令官の命令通りに祭司へ報告したが、金を握らされ証言を強制された。そして、自分達が見たものを未だに信じられず、こうして酒に逃げているのだった。

クラヴィウスは墓へ向かい、内側から開けられたかを確認。そして、イエスを包んでいた布を見る。彼の顔が染みついた布だ。朝、ルシウスが報告に来る。イエスを見つけたと。クラヴィウスと兵士はマントを纏い、姿を隠しながら急いで向かう。弟子の家の前、その付近でマントを脱ぎ、兵士は一斉に捜索。クラヴィウスは逃げ惑う民衆の中に、マリアを見つけて彼女を追う。剣を抜いて中へ入ると、そこにはイエスを囲んだ弟子達がいた。確かに中心にいる彼は、自分が看取ったイエスだった。信じがたい光景に後退るクラヴィウス。ルシウスの声に、捜査の終了を告げた。兵士を撤収させ、クラヴィウスは再び室内へ。微笑むイエス。クラヴィウスは剣を取り落とし、ゆっくりと中へ進む。奇跡とは正に、この事か。弟子が言っていた事は真実だったのだ。イエスの両手には杭の痕があり、腹部には槍の痕が今も尚、血を滲ませている。脱力して壁を背にしゃがみこむクラヴィウスの目の前で、イエスは姿を消した。マリアが、主はガリラヤで会うよう兄弟達に伝えろと言っていたと言う。もう一度会える。

復活のあらすじ【結】

ルシウスの証言により、ピラト総督を連れた軍が昼間の家へ押し込んだ。だがそこは、もぬけの殻で書置きだけが残っていた。クラヴィウスからのものだ。彼は信じがたい光景を目にした。真実を探る為、このままナザレ人を追うとあった。ピラト総督はイエスの殺害をルシアスに命令。ローマ皇帝が到着するまであと10日。それまでに決着をつけたかった。

遠目から弟子達を見張っていたクラヴィウスの元に、1人の弟子がやって来る。軍人の性で弟子を傷つけてしまうが、彼らに受け入れられ輪の近くへ。食料を分けてもらった。弟子達と共に進む事になり、疑問をぶつけつつ進む。弟子達にも分かっていない事が多い。彼らは主の導きに従い、答えを探すだけ。

軍が彼らを追って間近まで迫っていた。クラヴィウスは足跡を消しつつ、弟子達と身を隠しながら進んで行く。だが、道の先にルシウスが立ちはだかる。クラヴィウスはルシウスを説得。今日は誰も死なない。そう言って、ルシウスを離して弟子達と共に逃げた。イエスの弟子達が世界を変える。クラヴィウスは不思議とそう信じた。

ガリラヤの丘に到着。主を待つ間、湖で魚を捕る。全員が船へ乗り込んだ。夜になり網を投下するも、魚は捕れずに夜が明けた。船を岸へ向けていると、そこへローブを羽織った人影がある。魚は捕れたかと声をかけられ、捕れないと返すと、その人は右に下ろしなさいと言う。岸辺を颯爽と歩く人物。弟子の1人は急いで他の弟子達を起こし、右側へ網を投げた。すると、大量の魚が捕れた。岸辺を歩く人はイエスだった。弟子達は歓喜して主の元へ走り出す。クラヴィウスは彼らの様子を微笑みながら眺めた。

湖のほとりにある小さな漁村で食事をした。そこで病人が盗みを働き、村人たちに制裁を加えられている様子を見たイエスは、焼き魚を持って病人の元へ。抱き締めて立ち上がらせると、病人の病は完治していた。クラヴィウスは奇跡を再び、目の当たりにする。イエスが見せる奇跡は、ユダヤの祭司やローマには脅威に映るだろう。その夜、クラヴィウスはイエスと2人きりで話をする。イエスはただ、神を信じろと言う。クラヴィウスは泣きそうな表情になり夜空を見上げる。

翌朝、イエスは朝日を背に言葉を残す。あなた達の場所を用意する。全世界に福音を述べ、伝えるのだ。全ての国に。私の証人として地の果てまで。そうして、イエスは光の渦となり天へ消えた。

弟子達は福音を伝える為に方々へ散った。クラヴィウスも誘われたが、彼は断って1人旅に出る。全てを話し終えたクラヴィウスは、家主に代金だと司令官の指輪を渡し、自分は変わったと言葉を残して再び、旅を続けるのだった。

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