映画『ハリケーンアワー』あらすじネタバレ結末と感想

ハリケーンアワーの概要:2013年のアメリカの映画で、早期出産により妻を亡くした男が、ハリケーンの影響で孤立してしまった病院で人工保育器の中の我が子を守りながら48時間奮闘していく作品である。

ハリケーンアワー あらすじネタバレ

ハリケーンアワー
映画『ハリケーンアワー』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ハリケーンアワー あらすじ【起・承】

ハリケーンの「カトリーナ」の来襲により、病院内も慌しいムード。
ノーラン・ヘイズ(ポール・ウォーカー)は、病院に来ていた。
出産を控えた妻のアビゲイルの容態が悪化したためである。
妻は手術室へと運ばれるが、医師によって子供は女の子で、妻は亡くなってしまったと知らされる。
原因はハリケーンにより輸血用の血液が足りなかった事である。子供は未熟児で生まれてきて、人工保育器の中へ。産声をあげるのは48時間後と知らされる。
娘に亡き妻のアビゲイルと名付けたノーランは、48時間の時を待つ事にした。

しかしその矢先にハリケーンの被害で病院内の人間全てに避難命令が。
人工保育器に入った娘を見守る為にノーランは避難せずに病院へと残るが、数時間後に停電が起こってしまい残り3分と言う状態に保育器が陥ってしまう。
病院内には人はおらず、助けは呼べない状況。
自家発電機を取り付けたノーランは、3分ごとに発電させ充電切れを防いでいた。

そこに看護師のシェリーが現れるが、動けないノーランは救助を彼女に頼む。
ノーランは続けて、娘に話しかけながら充電を続けるのだった。
次第に点滴が無くなってしまった。ノーランは病院内を探す事に。
日が1日過ぎ、ハリケーンは過ぎ去っていた。病院の外を見ると救急車が停まっていた。

ハリケーンアワー あらすじ【転・結】

1日経ち、ハリケーンが過ぎ去った後にノーランが病院の外を見るとそこには救急車が。
無線で連絡を取ろうと試みるが救助を呼ぶ事は出来なかった。

バッテリーも3分もたなくなって来ていた。
ヘリの音を聞いたノーランは屋上へ上り、助けを求めるが、近くで別の救援を待つ者がヘリへと発砲しそちらに行かれてしまった。

絶望したノーランだが、しばらくすると病院内で怪しい音が。
そこにはリードにからまった救助犬が。助けてやると救助犬は懐き、名前をシャーロックと名付け餌を与えてやった。

するとどこかで銃声が聞こえ、シャーロックが撃たれたのではと心配したノーランだが、銃を持った男が部屋に現れた。どうやら強盗らしく、シャーロックが襲い掛かる。
男は逃げたが、何故かカバンから点滴を落としていった。
どうやらシェリーが持って来てくれていた所を、強盗が撃ったのだろうと理解したノーラン。

42時間が過ぎ、ノーランも憔悴し始める。
意識を保つ為にアドレナリンを注射するが、今度も強盗の2人組が。
殺意を感じたノーランは、背後から1人を襲い、もう1人も自分が危うくなった際に殺してしまう。

停電が始まってから46時間後、朦朧としながらも充電をするノーランだがついに倒れてしまった。しかしそこにシャーロックが救助の人間を連れてきてくれる。
賢い犬だと救助員が褒める中、朦朧としながらタンカに載せられるノーラン。
そのまま運ばれ始めるが、かすかに声を聞いた救助員達は驚愕。
ついにアビゲイルが産声を上げ始めたのだ。
無事に赤ん坊の存在も気が付いてもらえ、ノーランは運ばれながらその胸に愛しの娘を抱くのだった。

ハリケーンアワー 評価

  • 点数:85点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:96分
  • ジャンル:アクション
  • 監督:エリック・ハイセラー
  • キャスト:ポール・ウォーカー、ジェネシス・ロドリゲス、ナンシー・ネイヴ、シェーン・ヤコブセン etc

ハリケーンアワー 批評・レビュー

映画『ハリケーンアワー』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

細かい伏線も丁寧

救助犬なのに逆に助けてもらい、その恩返しの如く強盗から守ってくれたり、最後に救助の大きな要になってくれるシャーロック。
また、逃げてしまったかと思いきやきちんと点滴を届けに戻ってきてくれたシェリー。
それに映画の中での悪役は結局皆死んでしまった事など、細かい部分も丁寧に作られていると感じる映画。
動けない状況、さらに妻を出産で亡くし失望しているのにゆっくりその悲しみに浸る事も出来ない。
そんな中、強盗の登場など次々と危険が迫る中で精神力やどう行動していくかを問われる視点がシビアである。
自然の脅威だけでなく、大事な物を守る為にこれから父親としてどう向き合っていくか、がテーマとも言えるので、是非これから親になる人にもお勧めの映画と言える。

パニックでは涙ながらの作品

娘に話しかけながら奮闘し、ハリケーンの脅威や孤独、妻を亡くした悲しみと戦っていくノーランの姿は涙である。
ハリケーンが内容に組み込んであると知ると、つい自然災害のパニックアクションかと思ってしまうが、感動作である。
ピンチの場面でも心の底では静かに落ち着いていると言えるような強さが光る作品。
家族で見ても絆が深まるかもしれない。
脇役の様に感じる救助犬も最後まで話の大きな鍵を握る良い仕事をしているので、救助犬ならではの賢さや穏やかな性格など是非注目である。
最後に救出されながら産声をあげ始めた娘を胸に抱くノーランの姿には、涙が止まらなくなるかもしれない。
2日間と言う48時間をとても長く長く感じる事の出来る映画である。

ハリケーンアワー 感想まとめ

自然災害のパニックアクション映画と思って観ると良い意味で裏切られる作品である。
妻を突然亡くしてしまい、その孤独を感じる間もないまま、娘を守っていかなくてはいかなくなった男の強さと父親としての責任感が感動という形で強く表現されている。
子供のいる人も、いない人も是非観て「親」と言う者の強さを改めて実感すると良いと言える作品。
いざと言う自然災害時に、リアルに起こりそうな強盗など緊張感ある演出がとてもリアルである。
納得しながら観ていく事が出来る。

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