『育子からの手紙』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

1989年に出版されたがんを患った少女と主婦の友情を描いたノンフィクションの映画化。監督は数々のテレビドラマの監督を務めた村橋明郎。脚本は村橋と岩田元喜の共作。

あらすじ

育子からの手紙』のあらすじを紹介します。

舞台は2006年、夏の名古屋。腰の痛みで夫(佐藤B作)とともに病院に向かった福島喜美子(原日出子)。入院して様子を見ることになり、同じ病室でがんを患う少女・増岡育子(宮崎香蓮)と出会う。育子は連日激痛を訴え、その姿をみた喜美子はかつての自分の姿と育子を重ねあわせていた。

入院は長期間に及び、育子に付き添う母・真弓(有森也実)の姿を自らの母・うめ(渡辺梓)とも重ねあわせ、どんどん増岡親子に感情移入していく。

ある日、治療中の育子に対し「我慢しなさい」と声をかける医師や看護婦に対し、喜美子は思わず「我慢なんてできない」と叫んでしまう。このことがきっかけで、喜美子と育子は親しくなっていく。

評価

  • 点数:20点/100点
  • オススメ度:★☆☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2010年4月14日
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:ヒューマンドラマ
  • 監督:村橋明郎
  • キャスト:宮崎香蓮、有森也実、天宮良、颯太、田中実 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『育子からの手紙』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

淡々としすぎ

すごく退屈でした。ドラマの監督として活躍してきた監督とは思えないほどの抑えた演出。題材が重たいから、扱いにくいテーマだからといいう理由で抑えたのでしょう。ノンフィクションが原作だし……。何でこんなにつまらなくなるのかというと、題材選びに失敗しているからとしか言えませんね。脚色できないような原作を持ってきたのがダメ。言い方は悪いけど、こんなの、24時間テレビで放送するべきドラマでしょ。映画化しても誰も見ないよ。だいたい、美談が大好きな日本人がこんな話を映画化したらつまらなくなるのは当たり前なんだから……。何でもかんでも人情で落としますからね。『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』の日本版リメイク『ヘブンズ・ドア』の酷さったらないですよ。主題歌のアンジェラアキは噴飯モノのボブ・ディランリメイクで笑わせてくるし。あー退屈だった。

つまらない

ノンフィクションを原作にしているという時点で脚色する気もなくなっている製作陣。本当に退屈な物語を紡いでくれました。育子と喜美子が仲良くなるきっかけがつまらん。喜美子が育子を見て自らの過去と重ね合わせる理由がイマイチ伝わってこない。離れ離れになってからも、喜美子がいつも育子の事を考えているように見える。ダメダメです。

まとめ

退屈な映画を見ると眠くなりますよね。本作は睡眠導入効果が高かったので、不眠症で悩んでいる人にお勧めです。なぜこんな作品が世に放たれたのか……。岩波ホールで腕を組みながら映画を見ている人たちはもういないんですよ。こんな映画をテレビ放送する意味がわからない。クソ映画でもどこかに魅力がある映画ならまだしも……。テレビ東京が無視しそうな映画はテレビ放送しちゃダメですよ。
私が唯一「おっ」と思ったのは、佐藤B作が出演していたことです。しばらく顔を観ていなかったので、生存が確認できてよかった。クソ映画かつちょい役なのが残念ですが……。 

ところで、アンジェラアキの『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』カバーは凄いですよ。上質なコミックソングに仕上がっています。本作を観てあくびをした時に出た涙を、アンジェラアキで拭きましょう。

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