映画『いま、会いにゆきます』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「いま、会いにゆきます」のネタバレあらすじ結末

いま、会いにゆきますの概要:市川拓司による同タイトルの恋愛小説が原作となった感動作品。死んだ筈の妻が再び戻ってきた。親子が織りなす感動の「愛」をテーマにした作品。主演の竹内結子と中村獅童はこの作品を通して結婚に至った。

いま、会いにゆきますの作品概要

いま、会いにゆきます

公開日:2004年
上映時間:119分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:土井裕泰
キャスト:竹内結子、中村獅童、武井証、浅利陽介 etc

いま、会いにゆきますの登場人物(キャスト)

秋穂澪(竹内結子)
秋穂家の妻。病で命を落とすが、雨の降る日に突如2人の前に現れる。
秋穂巧(中村獅童)
秋穂家の大黒柱。澪の死後、祐司と2人で支えあって生きていた。
秋穂祐司(武井証)
秋穂家の息子。母親を早くに亡くした事で寂しい想いをしていた。

いま、会いにゆきますのネタバレあらすじ

映画『いま、会いにゆきます』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

いま、会いにゆきますのあらすじ【起】

幸せな毎日を過ごしていた澪、巧、祐司の3人ですが、ある日唐突にその幸せも終わりを迎えます。妻であり祐司の母親である澪が、病に倒れたのです。必死の医療の甲斐なく、澪の寿命は尽きようとしていました。澪は最期に「雨の季節になったら戻ってくるね」と言い残し息を引き取りました。

それから、巧と祐司は2人で支えあって生きていきました。祐司は、母親の言葉を信じ雨の季節を今か今かと待ちわびています。巧はそんな事は起こらないと分かりつつ、息子の期待を裏切らないようにと「楽しみだな」と話を合わせていました。

その日は、深い雨が降った日でした。雨の中外に出ていた2人は、雨の中に佇む1人の女性を見つけました。そして何と、彼女は亡くなった澪の顔をしていたのです。驚きと喜びに湧く2人でしたが、そんな2人を見て澪はキョトンとした顔をしています。実は澪は最期の言葉通り彼らに会いにきたものの、生前の記憶を失っていたのです。つまり、最愛の巧と祐司の事も覚えてはいないのでした。

いま、会いにゆきますのあらすじ【承】

そんな澪のために、彼らは自己紹介から始めました。巧が自分が澪の夫であった事、そして祐司が彼らの間に授かった最愛の息子であることを澪に告げます。そんな巧の言葉に澪は驚きます。そして、行くあてもないという澪は再び祐司と巧と、彼らの家で再び3人で生活するようになりました。澪が戻った家は、まるで火がついたように明るく暖かいものとなります。巧は澪の記憶が戻る事を願いながら、様々な昔話を澪に語って聞かせました。

まずは、澪と巧の出会いについてです。彼らが初めて出会ったのは高校生の頃でした。巧は高校生の時、澪に淡い片思いを抱いていました。その時は結ばれる事はなかった2人ですが、ある日再会を果たします。そして、巧はまだ澪の事を諦めきれていませんでした。巧は澪になりふり構わずアピールを続け、自分の思いを伝えます。そして、最終的に澪も巧の気持ちを受け入れ、2人は晴れて結ばれることになります。それから少し経ち、2人にとって人生最高の日が訪れます。澪が、祐司を授かったのでした。

いま、会いにゆきますのあらすじ【転】

生前、澪と祐司は森の中にタイムカプセルとしてある箱を埋めていました。祐司は、その箱を澪に見せれば記憶が戻るかもしれないと思い、箱を掘り返します。その箱の中には、様々な思い出の品が入っていました。まだ結婚する前、巧と澪が交換していた手紙や、高校時代から書き続けていた日記などです。勿論澪は記憶を失っているため、それらに関するハッキリとした記憶はありませんが、どこか懐かしさを感じます。

パラパラと日記をめくっていると、日記の後半、つまり自分が死ぬ少し前の日記に目がとまりました。そして、その文章から自分は既に死んだ人間で、雨が降る季節にしか家族には会えないという事を澪は知ってしまいます。自分が再びいなくなれば、巧、何よりまだ幼い祐司が寂しがる事は目に見えています。

祐司に少しでも寂しい思いをさせないように、そう考えた澪はとある行動を起こします。ケーキ屋に向かった澪は、今後12年分、祐司が18歳になるまでの分のケーキを注文したのでした。

いま、会いにゆきますのあらすじ【結】

3人はその後も幸せな時間を過ごしますが、別れの時間は刻一刻と近づいてきていました。雨の季節が終わりを迎えてきていたのです。そして全国的に梅雨明けの日とされる日、祐司は嫌な感覚を覚えました。慌てて祐司が向かった場所は、巧と祐司が最初に澪を見つけた森の中でした。そこに、澪は1人立っていました。

祐司は澪に抱きつき、澪もそんな祐司を暖かく迎え入れます。そして、澪は祐司に別れを告げるのでした。澪が消えて行く少し前、巧もなんとかその瞬間に間に合いました。澪は巧の顔を見て、特に何も発する事はありませんでした。しかし、巧は澪の想いを言葉がなくとも感じ取っています。そして最後に2人の顔を見た澪は、静かにその場から消えて行くのでした。

澪が消えていった後、巧は澪の日記を読み返してみました。そしてその日記を通して、巧は澪が再び彼の前に姿を現した理由を知るのでした。それから時は流れ、とうとう祐司が18歳を迎える日がやってきました。そして、祐司の元に澪からの最後のプレゼント、18歳を祝う誕生日ケーキが届いたのでした。

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みんなの感想・レビュー

  1. 匿名 より:

    高校時代の不器用な恋を実らせた夫婦と一人息子、やがて訪れた悲しい別れの後に“雨の季節にアーカイブ星から帰ってくる”という言葉通り、父子の下に現れた最愛の妻との不思議な6週間を描いている。
    幻想的な雰囲気と映像の美しさを利用して、ジメジメとして嫌われやすい梅雨の時期を綺麗に表現している。

  2. 匿名 より:

    雨の降る幻想的な森の中で佇む澪や、時間が来て自分の時代へ帰るためにその場所で別れを惜しむシーンなど、美しい映像が目を引く。
    また、満開の向日葵の映像も美しく印象的。

    回想シーンを細かく入れるのではなく、区切りよくまとめて作中に組み込んでいるので、比較的わかりやすいストーリー。
    それが元の時代に帰ってからの澪目線のストーリーにも反映されるということもあり、繰り返し見る場合も役立つ。

    2004年はこの手の純愛映画が、「世界の中心で愛を叫ぶ」をはじめとしてブームになったため、見飽きてしまうような感覚が残る作品でもある。

  3. 匿名 より:

    「雨の季節に帰ってくる」という言葉通りに、亡くなったはずの妻が帰ってくるという奇妙なストーリー。
    序盤に登場するケーキ屋の店主が、高校生の佑司に「最後まで届けられてよかった」と誕生日ケーキを渡すなど、その後の展開を期待させる場面が多い。
    記憶をなくした状態で現れた澪が、巧との馴れ初めを聞かされるシーンは巧目線で描かれ、現代に戻った澪の目線から描かれた物語によって全ての真実が明らかになるという展開は斬新。

  4. 匿名 より:

    作中で澪が書いた“アーカイブ星”の絵本が広げられていたり、その中の文章を佑司を演じた子役が読み上げるシーンがあり、可愛らしい絵柄がちらっと見えるたびに一度手に取って読んでみたいと思ってしまう。

  5. 匿名 より:

    高校時代の初恋が紆余雄曲折して実るというストーリーは、王道でストレートなラブストーリーだ。
    そこにタイムトラベルという要素が入ることで、違う味わいが引き出されている。
    しかし、タイムスリップした大学生の澪と、9年後に佑司を産んだ澪が同じ年齢に見えるものなのか、というツッコミどころもある。
    また、自分が亡くなったと知った澪がそれを知っている巧の同僚に会いに向かったり、澪のことを秘密にすると約束した佑司が簡単にそれを喋ってしまったり、巧も信頼している医者だからといって話してしまうのもツッコミどころ。