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映画『インデペンデンス・デイ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『インデペンデンス・デイ』の概要:7月2日、宇宙から地球にエイリアンが襲来してきた。アメリカではロサンゼルスやワシントンD.C.、世界中でもメインの都市が壊滅的な攻撃を受ける。人類はエイリアンに反撃を試みるも悉く失敗に終わる。そして7月4日、アメリカの独立記念日にアメリカを中心に世界で生き残る為の一斉攻撃を開始する。

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映画『インデペンデンス・デイ』の作品情報

インデペンデンス・デイ

製作年:1996年
上映時間:145分
ジャンル:SF、アクション
監督:ローランド・エメリッヒ
キャスト:ウィル・スミス、ビル・プルマン、ジェフ・ゴールドブラム、メアリー・マクドネル etc

映画『インデペンデンス・デイ』の登場人物(キャスト)

スティーブン・ヒラー大尉(ウィル・スミス)
宇宙飛行士になる事を夢見るアメリカ海兵隊の戦闘機パイロット。最初の攻撃時にエイリアンに敗れるも捕獲に成功する。最終戦ではエイリアンの小型宇宙船に乗り母船へ入り、攻撃をする。ジャスミンと結婚するか悩んでいる。
デイヴィッド(ジェフ・ゴールドブラム)
ケーブルテレビ局に勤める天才技師。エイリアンの信号を解読し、彼らが攻撃を仕掛けようとしている事を突き止める。妻のコニーとは離婚しているが、彼自身はまだ諦めきれていない。エコロジストであり、自然を大切にする。父ジュリアスの言葉をヒントにエイリアンへの反撃作戦を考える。
ホイットモア大統領(ビル・プルマン)
アメリカ大統領。湾岸戦争で活躍した元戦闘機パイロット。政治家に転身後は苦戦が続き、支持率も低い。エイリアンとの最終戦では先頭に立って攻撃部隊を指揮する。
ラッセル・ケイス(ランディ・クエイド)
元ベトナム戦パイロット。普段は自慢の複葉機で農薬散布しているが、失敗ばかりである。酒に溺れる一面もあり、息子からは愛想をつかされている。以前にエイリアンに誘拐されたと本人は言うが、誰も信じない。
オーキン博士(ブレント・スパイナー)
エリア51でエイリアンの研究をしている科学者。ロズウェルに小型宇宙船が墜落した際にその宇宙船を引き上げて研究。エイリアン達の生態にも詳しい。
コンスタンス・スパノ(マーガレット・コリン)
デイヴィッドの元妻。通称コニー。ホワイトハウスの主席報道官を務めている。
ジャスミン(ヴィヴィカ・A・フォックス)
スティーブンの恋人。お金の良いストリッパーをしており、一人息子のディランを育てる。
マリリン(メアリー・マクドネル)
大統領夫人。ロサンゼルスに駐在している時にシティ・デストロイヤーの攻撃に巻き込まれてしまう。
ジュリアス(ジャド・ハーシュ)
デイヴィッドの父親。心優しく、ユダヤ教徒であったが、最愛の妻を亡くしてからは信仰を辞めてしまう。
ニムジッキ国防長官(ジェームズ・レブホーン)
元CIAの国防長官。政府関係者の中で唯一エリア51の存在を知っていたが、隠していた。

映画『インデペンデンス・デイ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『インデペンデンス・デイ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『インデペンデンス・デイ』のあらすじ【起】

7月2日、メキシコにある月面探査基地が宇宙からの不思議な信号を捉える。その事は直ぐにアメリカ政府に伝えられる。情報によるとそれは宇宙船らしく母船からいくつもののシティ・デストロイヤーが分かれて出てきた。

地球ではいつものに日常が流れていた。ニューヨークのケーブルテレビ局に勤めるデイヴィッドは父ジュリアスとチェスを楽しんでいた。しかし、局を訪れると大混乱を起こしていた。人工衛星におかしな信号が紛れて電波を上手く受信できないのだ。デイヴィッドは友人に頼まれてその原因を探る。そしてその信号は次第に微弱になり、最後は無くなる事が分かったのだ。

世界各地では大変な事が起きていた。母船から分かれたシティ・デストロイヤーが各国のメイン都市に飛来したのだ。みな呆然とそれを見つめる。ロサンゼルスに恋人のジャスミン、彼女の息子のディランと暮らすアメリカ海軍のスティーブン・ヒラーもその光景を目の当たりにする。休暇であった彼を引き留めようとするジャスミンだが、スティーブンは軍人である故に休暇は取り消されてエルトロ基地へ向かう事となった。

同じくロサンゼルスに住むラッセル・ケイスも宇宙船の飛来を目の当たりにした。彼は以前にエイリアンに誘拐されたと話していたが誰も信じていなかった。しかし、宇宙船の飛来によりラッセルの証言が真実である事が証明された。

その頃、大統領官邸からアメリカ全土へ向けて声明が発表された。主席報道官のコニーはエイリアンの飛来を明確にし、ホイットモア大統領は今後エイリアンの目的が何なのか、それによって対策を講じると発表。そして国民には落ち着いて行動を取るように促した。そのニュースを見ていたデイヴィッド。そしてある事に気付く。衛星に紛れていた信号はエイリアン達によるカウントダウンだった。チェスの様に世界各地に配備し、時間が来たら一斉攻撃を仕掛けるというものだ。デイヴィッドはジュリアスの元へ向かい、その足でホワイトハウスへと向かう。

ホワイトハウスに着いた元妻のコニーを通してホイットモア大統領に謁見する。そしてカウントダウンの事を話し、早急に退去する事を進める。一方、アメリカ軍はエイリアンとコミュニケーションを取る為に発光器を付けたヘリコプターを派遣。しかし、宇宙船の攻撃を受けてヘリコプターは大破してしまう。デイヴィッドの考えが完璧に裏付けられた。

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映画『インデペンデンス・デイ』のあらすじ【承】

ホワイトハウスではすぐに退去命令が出された。そしてホイットモアやデイヴィッド達を乗せた大統領専用機エアフォースが飛び立とうとした瞬間、運命の時が訪れる。

各地に散らばっていたシティ・デストロイヤーが主砲を発射し、都市は火の海に包まれた。ホワイトハウスや国会議事堂は一瞬で崩壊してしまった。ロサンゼルスでも主砲が発射され人々が逃げ惑う。その中にジャスミンもいた。彼女は車で町を出ようとしていたが渋滞に引っかかってしまっていた。息子を抱えてペットのプーマーと逃げるジャスミン。しかしすぐ後ろには炎が迫る。トンネルの消火栓が閉まっている空間を見つけたジャスミンは息子とプーマーとそこへ飛び込み何とか難を逃れる。

翌日、攻撃を受けた都市は廃墟化していた。そのニュースをラジオで聞いていたラッセルは自分の言った通りだと息子達に話す。そして難民キャンプに辿り着く。

エアフォースではホイットモア大統領が悔やんでいた。仮にもっと早く指示を出せて居たら被害を抑えられていたからだ。しかし気を落としている場合ではなかった。ロサンゼルスのエルトロ基地ではシティ・デストロイヤーへの攻撃が計画されていた。それに参加するスティーブン。彼が率いるブラック・ナイツはシティ・デストロイヤーに接近し、ミサイルを撃ち込む。しかし、宇宙船にはバリヤーが張られており、全く効果がなかった。そして宇宙船の中からエイリアン達が操縦する小型宇宙船アタッカーがいくつも飛び来た。アタッカーに攻撃するがそれにもバリヤーが張られており、ミサイルを撃ち込んでも無傷だった。味方に撤退命令を出すスティーブンだが包囲網を抜けられず次々に落とされてしまっていった。包囲網を抜けたスティーブンと彼の親友ジミー。後ろからは2機のアタッカーが追ってくる。このままでは振り切れないとジミーは急上昇。しかしそれにより酸素が薄くなり減速してしまう。そしてアタッカーの攻撃を受けてジミーも命を落としてしまう。スティーブンは親友の死を悔いながら必死に逃げていた。そして岩場地帯に逃げ込みパラシュートで脱出する。彼が乗っていた戦闘機は大破して爆発し、それに巻き込まれたアタッカーは墜落する。墜落したアタッカーからエイリアンが出てきたが、スティーブンはそれに一発浴びせて気絶させて捕虜にした。

一方、難を逃れたジャスミンはスティーブンの基地、エルトロを目指していた。行く先々で助かった人々をトラックに乗せるジャスミン。その途中で墜落したヘリコプターを見つける。生存者がいないか調べると重傷だが息のある女性がいた。その女性とはホイットモア大統領の妻、マリリンだった。

スティーブンは気絶したエイリアンを引きずって砂漠を歩いていた。そこへエイリアン達の攻撃から逃れる為に移動する何台もの車に出会う。そしてラッセルと出会ったスティーブンに空から見えた基地に連れて行ってもらうことになった。

エアフォースの機内ではブラック・ナイツの航空攻撃の失敗を受けて核攻撃の案が出ていた。しかし、それにデイヴィッドが猛反対する。核を使えば自分達もただでは済まないからだ。その意見を聞き入れようとしない政府関係者。それにジュリアスが一括する。そして彼は以前にアタッカーが墜落した事件であるロズウェル事件やそのアタッカーを保管しているエリア51について話す。しかしそれはタブロイド紙が書いたでっち上げの記事であると話すホイットモア。ところが国防長官のニムジッキはタブロイド紙もデタラメではないと話す。

間もなくしてエアフォースはエリア51に到着する。嘘の記事だと思っていたものはどれも本当の事であったのだ。その存在は大統領ですら知らず、元CIAのニムジッキだけが知っていたのだ。施設の中ではオーキン博士がエイリアンの事を研究しており、彼らが人間の様に弱い事やテレパシーで会話をする事が分かっていた。

そこへエイリアンを生け捕りしたスティーブンがやって来る。興奮気味のオーキン博士は直ぐにエイリアンを手術室へと運ぶ。しかし、スーツを脱がせている間にエイリアンが目を覚まし、オーキン博士以外の研究者は殺され、彼はテレパシーを通してエイリアンの人類への口となった。オーキン博士の口を通してホイットモアにエイリアンは、和平などはなくただ地球を侵略すると告げる。そして今度はホイットモアの中に侵入しようとするが、射殺される。オーキン博士はぐったりとしており、深い昏睡状態へ陥った。エイリアンのテレパシーを通じてホイットモアは彼らがイナゴの大群のように星から星へと移り資源を食い潰している事を知る。そして核を使う決断をする。核攻撃は直ぐに実行された。核ミサイルはシティ・デストロイヤーに直撃。政府関係者達は成功を確信する。しかし、シティ・デストロイヤーは核攻撃に対してもそのバリヤーで防ぎ、全くの無傷だったのだ。

スティーブンはヘリコプターでエルトロ基地へと向かった。将軍からエルトロはエイリアンの攻撃を受けて全滅したと聞かされたが、ジャスミンが待っていると思ったからだ。そしてジャスミンも彼を信じ、エルトロでマリリンの看病をして待っていた。そしてスティーブンと再会する。スティーブンはエルトロに逃れてきた人々を乗せて再びエリア51へと向かった。到着後、マリリンは手術室へと運ばれた。しかし、出血が止まらず、時既に遅かった。ホイットモアは妻と最期の言葉を交わし、娘を抱いて体を震わせた。

映画『インデペンデンス・デイ』のあらすじ【転】

デイヴィッドは自棄を起こしていた。核を使うような人類に未来なんかなければ良いと思っていたのだ。そこへジュリアスが現れ、息子を窘める。彼は元々ユダヤ教徒だったが妻を亡くしてからは信仰を辞めていた。しかし、何時でも希望を捨てるなと息子に説く。薄着だったデイヴィッドを気遣い、風邪を引くぞと声を掛けるジュリアス。その言葉でデイヴィッドはある事に気付く。彼はホイットモアやスティーブン全員をアタッカーが研究されている所に集めた。そして今までバリヤーで攻撃を受けなかったアタッカーのバリヤーを解いてみせたのだ。デイヴィッドはシステムにコンピューターウィルスを送り込んだのだ。彼らが地球の衛星を利用したように、自分達も母船へ行き、ウィルスを流してシティ・デストロイヤーに感染させて無防備化させようという作戦だ。ニムジッキはこの案に反対する。しかし人類にもう打つ手はない。スティーブンは自分が宇宙へ行くと志願し、ホイットモアはデイヴィッドの案を採用する。それでもニムジッキは引かない。そんなずる賢い彼をホイットモアはクビにする。

作戦は直ぐにモーリス信号で全世界に伝えられた。そして各国から参加の旨が伝えられる。アメリカではシティ・デストロイヤーへの攻撃に当たり、パイロットが不足していた。軍は民間人の中から飛行経験のある者を募り、ラッセルもベトナムでの経験を活かす為とエイリアンに仕返しする為に志願する。

一方、研究所ではスティーブンやデイヴィッドが機材の操作を学んでいる。デイヴィッドの元妻であるコニーは他の人にやらせればと話す。しかし、デイヴィッドは他の誰かではトラブルに対処できないし、エコロジストである以上、自分で地球を守りたいと話す。スティーブンは合間を縫ってジャスミンと簡単な結婚式を挙げる。立会人はデイヴィッドとコニーだ。永遠の愛を誓ったスティーブンは家族に別れを告げてアタッカーへと向かう。デイヴィッドもジュリアスとコニーに別れを言う。そして勝利の葉巻を持って宇宙へと飛び立つ。

その頃、外ではシティ・デストロイヤーの撃退準備が進められていた。パイロットの中には若者もおり緊張しているようだった。そこでホイットモアはマイクを取った。自分達は無残に滅びず、戦い抜き、勝利を手にする事をホイットモアは全員に告げる。そして7月4日をアメリカだけの独立記念日とするのではなく、世界の独立記念日にする事を宣言したのだった。

映画『インデペンデンス・デイ』の結末・ラスト(ネタバレ)

宇宙では地球から少し離れた所に母船が待機していた。そしてスティーブンとデイヴィッドのアタッカーが近づくと心臓部へと誘導された。中にはおびただしい数のエイリアン達が地球侵略の準備を進めていた。そしてデイヴィッドは心臓部にアタッカーがドッキングされるとコンピューターウィルスを送り込んだ。

ウィルスが感染し、攻撃を仕掛けるホイットモア率いる航空攻撃部隊。ミサイルは見事にシティ・デストロイヤーに直撃。バリヤーは無効化されていた。シティ・デストロイヤーからアタッカーも出てきて激しい空中戦が繰り広げられる。しかし、今までと違って地球側も一筋縄ではいかず、エイリアン達を撃墜していく。そしてシティ・デストロイヤーが移動を始めた。主砲でエリア51を破壊するつもりだ。軍は大急ぎで外にいる民間人を非難させる。空中戦は激しさを増し、最終局面を迎えていた。シティ・デストロイヤーが主砲の発射準備を始めたのだ。ホイットモアは最後のミサイルを発射させる。しかし届かない。ミサイルは全て打ち尽くされてしまった。しかしそこへラッセルが飛び込んでくる。最後の一発を持っていたのだ。ラッセルは多くのアタッカーを掻い潜り射程圏内に入る。そしてミサイルを打とうとした。しかしミサイルの発射装置が故障し発射が出来ない。ラッセルは息子達の写真を見つめてある事を決意する。そして彼は戦闘機ごとシティ・デストロイヤーに特攻したのだ。ラッセルの捨て身の攻撃を受けたシティ・デストロイヤーは崩壊し、墜落。ホイットモア達は生き残る為の戦いに勝利したのだ。

エイリアン達の母船ではスティーブン達がトラブルに見舞われていた。心臓部にドッキングされたまま動けないのだ。スティーブンとデイヴィッドは死を覚悟し、最後の大仕事を敢行する。エイリアン達に顔を出して手を振った後、時限ミサイルを発射。そのショックでアッタカーが心臓部から外れて、猛スピードで逃げるスティーブンとデイヴィッド。後ろからはエイリアンの乗ったアタッカーが追って来る。そして入口が閉じて行く中、ギリギリでスティーブン達は脱出に成功。その直後、時限ミサイルが爆発し、母船は木っ端微塵になった。

地球では各地で勝利の雄叫びが上がっていた。各地に飛来していたシティ・デストロイヤーは次々に撃墜されたのだ。基地に戻ったホイットモア。しかし、母船に乗り込んだスティーブンとデイヴィッドからはまだ連絡がなかった。全員が2人の安否を心配する中、レーダーに反応が見られた。反応があった地点に向かうとそこにはスティーブンとデイヴィッドの姿があった。2人はそれぞれの家族とハグを交わした。空には破壊されたエイリアン達の母船の破片が、独立記念日の花火の様に舞っていた。

映画『インデペンデンス・デイ』の感想・評価・レビュー

ヒットメーカー、ローランド・エメリッヒ監督によるSF映画。地球に襲来したエイリアンと人類の戦いを描く。

エイリアン襲来を描いた作品は数々あるが、本作はその最たるものと言える。世界観の設定、地球規模で繰り広げられる壮大なストーリーや迫力のある映像もそうだが、圧倒的不利からの逆転劇や人類存亡の危機に人は何を思い、誰を想うのかそんなテーマで描かれる人間模様などにも注目。(男性 20代)


こういったエイリアン侵略ものではありがちだが、エイリアン側のテクノロジーは進化しているので、こちら側の攻撃がバリアによって、いとも簡単に防がれてしまうシーンなど、分かり易い戦力差を人類がどう覆すかという所が見ものである。
そして単純な戦闘ものでは無く、各登場人物の家族関係描写なども盛り込まれており、家族を守る為に自分が犠牲になってでも戦うという姿勢に胸を打たれる方も多いのではないだろうか。ただ残念なのは、エイリアンのデザインがなんとも微妙な事だろう。(男性 30代)


まさに宇宙人侵略としての名作だろう。
別の側面としてアメリカの強さを象徴した作品でもある。

突然大都市の空を覆う巨大な宇宙船の衝撃、そこから放たれた攻撃の凄まじさ、それらは人類に絶望を与えるのに充分な衝撃である。

それでも諦めない人類はアメリカを物語の中心に持っていき、独立記念日と重ねた宇宙人侵略から、大統領の独立を宣言する演説はまさしく人類の独立と言えるシーンは本作で最も盛り上がる。

本作ではそれまでいがみ合っていた国同士が協力して宇宙人を倒すシーンも、ある意味、世界平和を訴える一面を持った壮大な作品である。(男性 30代)


大作映画とはかく能天気であるべきだと思う。世の中にはこうした映画の整合性や科学的な無理を声高に言い立てる人もおり、特にこの映画はよくやり玉に挙げられているが、なんだかんだで面白いし、アメリカ万歳でいいじゃないか。力づくの盛り上げ方、特攻など決して倫理的にも構造的にも優れたものでなくてもいい、小学生のころ何度もトンネル内で車が吹き飛ばされていくシーンを繰り返して観た自分は、この映画の大破壊が好きだったし、今も好きだ。それでいいと思う。(男性 30代)


1996年公開なので大分昔の映画ですが、その時代を思いながら観ると映像が綺麗で驚いたと同時に、魅力的なキャラクターのヒラー役を演じているウィル・スミスが、若くてかっこよかった。ストーリーはリアリティをあまり求めずにこの映画の世界観を、思いっきり楽しめるように出来ていたので、最後まで楽しんで観ることが出来てよかった。

笑えるところもたくさんあるが、ラストは感動できる素晴らしい作品だった。(女性 20代)


観るたびにインパクトのある映画だと思う。

一番衝撃的だったのは、エイリアンに対して「ようこそ!」とか「さらって」とばかりにプラカードを掲げて歓迎していた野次馬的な人々が、宇宙人に一撃され瞬殺されてしまうシーン。怖いもの見たさというか、愚かな人間の性のようなものを表していると感じた。

ウィル・スミス演じる主役のスティーブンは、正義感がありとてもクールで良かった。彼女のジャスミンも、人を色眼鏡で見ることなく、優しくて強い女性で素敵だった。自分たち以外の他人を次々とトラックに乗せたり、墜落した飛行機から瀕死の状態で見つかった大統領の奥さんを助けたりするシーンは感動した。(女性 40代)


世界の各首都に襲来した巨大UFO。地球を守るために、全世界が一丸となって戦う物語。『メン・イン・ブラック』シリーズのウィル・スミスが海兵隊員として出演しています。世界のために戦うのは様々な分野の男たち。ダメな父親や科学者、大統領も戦います。その男たちに共通するのは「家族」大事な家族のために戦う姿に、本当に胸を打たれます。
大統領の演説は映画史に残る名シーンです。鳥肌が立つほど感動できるので、ぜひ字幕で観て欲しい作品です。(女性 30代)


それぞれのキャラクターが、地球外からの脅威に自分の出来ることをして奮闘するSFムービー。各人物がどういう状況に置かれているのかを、丁寧に描いてくれるので人物に気持ちを寄せて視聴でき「もし宇宙人が攻めてきたら」というシミュレーションを体験できる。

大統領の演説が格好良過ぎるので何度も繰り返して見て、真似したくなるほど。最後の決着の仕方はリアルではありえない方法らしいが、映画的にはあり。すっきりした気持ちで映画の余韻に浸ることができる。

CGと模型による撮影が入り混じっているので、どこがどっちなのか見比べるのも楽しい。(男性 30代)


突如地球に飛来した数多の宇宙船、人類は敵意を察し避難するも間に合わず、圧倒的技術力に手も足も出ない。そして、一機だけ撃墜出来た宇宙船に乗り込みトロイの木馬作戦で人類は反撃を試み、見事人類勝利!アメリカ万歳!という豪快な王道SF作品です。話の大筋は非常にシンプルで分かりやすいです。そして、登場人物の描き方が丁寧であることもこの作品の魅力です。個人的に、呑兵衛じいさんがパイロットして活躍する場面がとても熱くて好きです。(男性 20代)

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次作 インデペンデンス・デイ リサージェンス

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みんなの感想・レビュー

  1. yuma より:

    多少酷評もされているが個人的には好きである。若干お金をかけて勢いで乗り切ったという感じも否めないが、それもアメリカらしくていいだろう。見る前は、感動や勇気に振り切った作品だと思っていたが、笑えるシーンがいくつかあり意外だった。
    ウィル・スミスはこの頃まだ無名の存在だったと思うと感慨深い。やはりこれから名俳優になることが納得の演技だった。大統領の演説シーンは映画史に残る名場面だろう。勇気と希望と感動が詰まった最高のシーンだと思う。

  2. ゆゆぽん より:

    少しだけ古臭いと感じる部分はあるものの、爆破のシーンや宇宙船が襲来するシーンなど迫力満点なシーンが多く、こだわりを持って制作されたことが感じられる。エイリアン側に深い意図はなく、地球を侵略するために攻撃を仕掛けているところが、物語として分かりやすいと思った。ホイットモア大統領はちょっとカッコ良く描きすぎじゃないかと突っ込みたくなる気持ちは少しはあったが、こんな政治家が国の危機にいたら良いなと思える素敵なキャラクターだった。

  3. miyaken より:

    突然、宇宙人が地球を襲ってきた!
    その圧倒的な攻撃力に地球は破壊されるがまま…。アメリカの象徴・ホワイトハウスも一瞬で粉々にされてしまった。
    そうした地球の危機に、世界各国が団結する姿は胸が熱くなる。
    登場人物も魅力的だ。ウィル・スミス演じるスティーブンは、ガサツだが家族想いでユーモアもあり、何より頼もしい。彼とストリッパーの恋人・ジャスミンとのキャラ設定は、差別問題をうまく揶揄している。
    「アメリカ最強!」という、わかりやすいハリウッドのメジャー映画だが、全人類を鼓舞するアメリカ大統領の演説は、わかっていても鳥肌が立ってしまう。

  4. 匿名 より:

    エイリアンの攻撃に対して人類は無力でした、何故なら攻撃を無力化するシールドを備えていたからです。ひょんなことからデイヴィッドの父親がエリア51の話を出します、そのテクノロジーがあればあいつらをやっつけられるのでは?と問いかける父親に大統領はそんなものは存在しない、ただの噂だと説得します。ですが国防長官の挙動がおかしくなり実はそれは噂ではないと白状するのです。

    エリア51には実際にエイリアンの乗り物が回収され復元作業が行われていました、今まで動力がなかったためどのような仕組みか分からない事が多かったのですがマザーシップが近づくにつれ動力が回復し飛行可能な状態になりました。
    乗組員の3体のエイリアンも見つかり調べられていました。人間と同じように呼吸をする・暑さ寒さを感じる・声帯がないためテレパシーのようなもので意志の疎通を行っているようだとまで分かっています。墜落のショックで死亡していたことからも人と同じ位の強度だとも。

    スティーブンの連れて来たエイリアンにより和平はありえないことが分かります。その後核攻撃でもシールドが破れない事が分かり人類滅亡まであと36時間後に迫りました。

  5. 匿名 より:

    様々な家族模様が描かれているため中盤まではSFというよりは自然災害の映画に近いものを感じます、登場人物の家族関係が丁寧に描かれている分つまらないと感じる方もいるかもしれません。個人的にはラッセルの生きざまに心打たれました、10年前にアブダクション(宇宙人に誘拐される事)された事で変人扱いされてきた彼はその復讐の為に大統領と共にシールドが解除されたシップに攻撃を仕掛けます。主砲が発射される直前ミサイルで破壊しようとして失敗し、自ら主砲へと特攻したことでシップ自体が破壊されエイリアン達のテクノロジーの弱点を見つけることができました。彼の死は人類滅亡阻止の大きな一歩となりました、皆喜んでいましたが観ている方は若干釈然としませんね。