『インシディアス 第2章』あらすじとネタバレ映画批評・評価

インシディアス 第2章の概要:ジェームズ・ワン監督、リー・ワネル脚本、オーレン・ペリ制作の「インシディアス」の続編。ランバート家の更なる恐怖の日々と家族の絆、そして前作の怪奇現象の秘密が明らかになる。

インシディアス 第2章

インシディアス 第2章 あらすじ

映画『インシディアス 第2章』のあらすじを紹介します。

1986年、霊媒師のエリーズと友人のカールはランバート家にいた。
息子ジョシュの写真に幽霊が写りこむようになった事をきっかけに、彼の幽体離脱体質と、その体を付け狙う悪霊の存在が明らかになる。
ジョシュを守るため、幽体離脱に関する記憶は全て封印された。

そして現在。
怪奇現象に襲われたランバート家は、記憶を取り戻したジョシュの活躍でダルトンは救ったが、エリーズは命を落とし、ポルターガイストも収まる事がなかった。
やがてジョシュは別人のような一面を見せ始める。

そんな時、エリーズの助手スペックとカッターが、かつてジョシュの記憶を封じた時のビデオを発見。
エリーズの死の謎を解くためにも、旧友カールとロレーヌを含めた4人は行動を開始する。

実は、ロレーヌがかつて勤めていた病院こそが、全ての始まりだった事が判明。
パーカーという患者と、彼の母親がパーカーを娘として扱い、連続殺人まで強要していた事が元凶であり、ジョシュの体はパーカーに乗っ取られていた。
パーカーはジョシュの体を使って、家族殺害を企てていた。

一方のジョシュは、幽霊の世界からルネに自分の存在を知らせようとしていた。
そしてエリーゼ、カールと再会した彼は、過去の自分にパーカーの母親の居場所を聞き出すが、更なる窮地に陥る。
そんなジョシュを助けに来たのは幽体離脱したダルトンだった。

無事に生還したジョシュとダルトンは、カールによって再び幽体離脱に関する全ての記憶を封印する。

インシディアス 第2章 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★★

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:106分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:ジェームズ・ワン
  • キャスト:パトリック・ウィルソン、ローズ・バーン、タイ・シンプキンス、リン・シェイ etc

インシディアス 第2章 批評 ※ネタバレ

映画『インシディアス 第2章』について、2つ批評します。※ネタバレあり

続けて見ないと謎だらけの”第二章”

ソウ」のジェームズ・ワン、リー・ワネルと「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリの「インシディアス」の続編です。
前作を見ていなくても楽しめる映画は数多くありますが、これは前作を見ないとさっぱりわからないです。
ですが、第二章も流血シーンやグロテスクなシーンは極力抑えてあり、反比例して女装幽霊パーカーと彼の母親の強烈なシーンが加わっています。

前作のラストで命を落としたエリーゼの事件の捜査や、幽体離脱についての説明が一切無いまま、前作の裏側を見せる場面もあるので、”インシディアス”、”インシディアス第二章”と2作品で1つの作品として成り立っています。
一連の出来事のきっかけになったジョシュの過去から物語が始まるのですが、そこで幼いジョシュが言う謎の言動、大人のジョシュが一瞬映っていた謎も後半で明らかになります。

前作のようにお化け屋敷を体感するというよりも、歴史をたどるようなイメージに変化しています。
ですが、お化け屋敷を探索するような面白さと怖さも、しっかり残っています。

前作からの謎が解けていくストーリー

ジョシュやダルトンを付け狙っていた女装幽霊が、実はマザコンの連続殺人鬼だったという設定には驚くと共に、雑な化粧にちょっと笑ってしまいます。
”黒衣の花嫁事件”という未解決事件として世間を賑わせた設定になっていますが、あの雑な化粧なら仕方ないか、と納得させるものがあります。

前作で謎のまま終わってしまった、説明のつかないポルターガイストがジョシュの仕業だったり、”なるほど!”という展開が多いです。
今度は息子ダルトンが父ジョシュを迎えに行くという成長ぶりにも、感心です。

エリーズの助手スペックとタッカーのやり取りは面白く、ホラー映画の中で思わず笑えるシーン。
スペック役は脚本のリー・ワネルで、今作では大活躍しています。

しかし、意識が戻ったとはいえポルターガイストが収まらないのに、ダルトンと弟だけの部屋をあてがうのは早計だと、ツッコミたくなります。

まとめ

1作目が面白い作品の続編にはハズレが多いですが、スタッフ、キャストが前作とほぼ変わらず、同じようなお化け屋敷映画を楽しめます。
前作での伏線もきっちり回収されていて、気持ちよく謎が解けます。
また、前作では重要な役ながらも出番が少なかったエリーゼ、ロレーヌ、付け狙う代表格の幽霊の過去が明らかになり、話の幅も広がっています。

病院はホラー映画の舞台としてベタですが、上手いスパイスになっています。
パーカーの自宅にあった殺人事件の遺体も見せることは無く、グロテスクなシーンの無い純粋なホラーを楽しめます。

そして、脚本のリー・ワネル演じるスペックが重要な役どころで、しかもユーモア部分を担っているのには感心せざるを得ないです。
ゴーストバスターズやメン・イン・ブラックにも似た、幽霊からの伝言サービスを行っているラストシーンには、何度見ても笑いがこみ上げてきます。

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