『インターステラー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

『ダークナイト』で人気監督の地位を不動のものにしたクリストファー・ノーラン監督のSF大作。環境変動により食料不足になった地球を脱出し、宇宙を目指す人間の姿を描く。脚本はクリストファー・ノーランと弟のジョナサン・ノーラン。

あらすじ

インターステラー』のあらすじを紹介します。

舞台は近未来の地球。砂漠化が進行し、食料不足になってしまった地球は、星としての命を終えようとしていた。人類は衰退し、米軍もNASAも解体されてしまった今、地球の、そして人類の滅亡は誰にも止められなかった。元宇宙飛行士のクーパー(マシュー・マコノヒー)は打ち上げ失敗事故を起こしてしまったことがきっかけで仕事をやめ、農業に勤しんでいた。

彼の娘マーフィー(マッケンジー・フォイ)は不思議な子で、幼いながらも科学的な見地から物事を分析するのが得意だった。そんなマーフィーの部屋の本棚では不思議な現象が起こり、マーフィーは幽霊の仕業だと考えるようにしていたが、クーパーとマーフィーはこの現象がとある座標を指していることに気づく。

夜、現象が指し示す座標へ車で向かあった二人は、謎の施設を発見。侵入を試みるも身柄を拘束されてしまう。なんとその施設は、既に解体されてしまったNASAの生き残りが集う新生NASAの施設だったのだ。

評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★★☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2014年11月22日
  • 上映時間:169分
  • ジャンル:SF
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • キャスト:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン、エレン・バースティン etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『インターステラー』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

ノーランだしね

クリストファー・ノーランは視覚的に観客を楽しませることが出来る監督です。2010年の『インセプション』は夢の中の夢の中の夢の中の……という複雑な世界観を表現することに成功しており、あの傑作を生み出した監督なら金さえあれば何でも表現できるよね、と思っています。で、本作では惜しみなく制作費をつぎ込んで、一般人には到底理解できないSFを完成させることに成功したのです。

正直言って、私には全く理解できないシーンばかりでしたが、『2001年宇宙の旅』を観た時と同じような感想を抱きました。つまり、「なんだかよくわからないけど、とにかくすげぇ!」と。ストーリーもなかなか面白みがありましたから、『ゼロ・グラビティ』よりもはるかに優れた作品であると思います。

親子の絆

私にはSFの事はさっぱりわからないので、ストーリーについて触れることにしましょう。非常に感動的なストーリーです。軸になるのは親子愛。クーパーとマーフィーが訪れた新生NASAの施設で地球を救う計画を知り、家族と人類の未来の為に地球を飛び立つ。愛しい子どもたちともう二度と会えないかもしれない危険な旅です。クーパーに宇宙へ行ってもらいたくないマーフィーと、マーフィー達を守りたいがために宇宙へ行く決意をしたクーパーは仲違いしたまま離れ離れになってしまうわけですが……。オチはなんだか、『幸福の黄色いハンカチ』を思い出すような感じでした。『戦火の馬』とか。ああ、感動した。

まとめ

近年のSF映画の中ではナンバーワンではないかと思います。『ゼロ・グラビティ』はいわゆるSF映画とはちょっと異なる映画でしたし、『インセプション』は一応地球が舞台でした。

本作のように、宇宙を舞台にした完璧なSF映画というのは、不勉強な私が言うと怒られそうですが、ひょっとしたら『2001年宇宙の旅』以来なのかもしれません。もう宇宙SFが好きで好きでたまらないんだ!という人は、本作にきっと満足することでしょう。SFならなんでも好き、という雑食な人も、本作を気に入るでしょう。SFへの理解がちっともない人でも、本作を気に入るでしょう。なぜなら、本作はSFとしても1流であり、なおかつドラマとしても1流だからです。

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