『インビジブル』あらすじとネタバレ映画批評・評価

インビジブルの概要:2000年のアメリカ映画(現代Hallow Man)。原作はH・G・ウェルズの小説「透明人間」でありケヴィン・ベーコン主演のSFホラー映画である。

インビジブル

インビジブル あらすじ

映画『インビジブル』のあらすじを紹介します。

天才的な頭脳をもつセバスチャン博士(ケヴィン・ベーコン)とそのチーム。
彼らはアメリカ合衆国の最高機密と言っても過言ではない透明人間を作るという実験を地下室のラボでしていた。
普段動物たちで研究をしている彼らだったが透明人間にする実験は既に成功しており、元の姿へ戻る血清の研究がチームの目的であった。

そんな時、透明になったゴリラに血清の注射を打ち元の姿に戻すことに成功する。セバスチャン博士の研究熱意はそれだけでは収まらず、ついに自らが被験者となる覚悟をする。

そして透明人間になることに成功した博士は、欲求のままその姿を楽しんでいた。
しかし3日で元に戻るはずなのに血清が効果を表さず、10日そのままの姿になってしまう。
透明人間で居続けることで精神崩壊を起こし始めた博士は、どんどん凶暴化し自由を求めていくようになる。
不安を覚えたチームは合衆国の国防相乗委員長に連絡をするが、委員長が他の高官に連絡をする前に姿の見えない博士に自宅のプールで殺害されてしまう。

ラボに戻った博士は邪魔をしようとするチームのメンバーを次々と殺害。
元恋人のリンダ(エリザベス・シュー)と彼氏のマットは勇敢にも戦い、間一髪のところで博士が仕組んだ爆発から逃げ延びることができたのだった。

インビジブル 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2006年
  • 上映時間:112分
  • ジャンル:SF、ホラー
  • 監督:ポール・ヴァーホーヴェン
  • キャスト:ケヴィン・ベーコン、エリザベス・シュー、ジョシュ・ブローリン、キム・ディケンズ etc…

インビジブル 批評 ※ネタバレ

映画『インビジブル』について、3つ批評します。※ネタバレあり

斬新なCG技術

透明人間になるというテーマはある程度映像が思い浮かぶがこの映画は既に動物を透明にすることができており、元に戻す血清の研究が主題となっている斬新な映画である。
何より薬を飲んだら、みるみるうちに体が消えていくのを想像していると大変。
透明になっていくのは思っていた以上に苦しく、しかも皮膚が消え筋肉が消えとリアルな描写なのである。
映画を見ていなくても、この透明に変身する過程のグロテスクなシーンをCMで見たという人は多いのでは?
そのくらい映画界で衝撃的な映像であった。
この斬新なシーンだけでもこの映画は見る価値があると思う。

そして水中を逃げるシーンや血や消化器を使って透明人間の姿を見えるようにしたというCGやアイデアは古典的ながら、非常にわかりやすく評価できるものである。

国防総省が絡んでいるのに意外にも陳腐な欲求

この映画で驚いたのは博士が透明人間になった時に、女性への欲求を満たそうとするところだ。
男性が考えそうなことではあるが、仮にも世界的に機密である研究をしている頭脳の持ち主がするにしては陳腐すぎる。
もっとスケールの大きい展開を期待していたのだが、こじんまりとしていくストーリー構成が残念であった。

エイリアンを思わせるラストシーン

もはやラストは人間VS人間とは思えない戦いだった。
博士はモンスター化したも同然。
地下室のラボが舞台なだけにまるで宇宙船の中で戦っていたエイリアンVSシガーニー・ウィーバーを彷彿させた。
研究員なのにもはやスポーツマンもびっくりの腕力でエレベーターの電気線に掴まったかと思いきゃ、ぐんぐん上っていく。
忙しいはずなのにジムでも通っているのか?
いつのまにこんなに体力をつけていたのだろうと冷静に疑問に思ってしまう。

まとめ

CG映画として上位ランキングに入る映像技術であることは間違いないであろう。
また透明人間という誰もが知っているテーマをうまく使って、現代風にアレンジしているところも見事な演出である。
もう少しアメリカという国の機密情報を研究しているというスケールの大きさ欲しかったというのが正直なところだが、密室の狭いラボで見えない敵と戦うという恐怖感もそれはそれで面白かった。

この映画の後、新しい透明人間映画で人気になったものは見かけない。
やはりこの映画をストーリーの意外性、CG技術で超えるものは中々出てこないのかもしれない。今観ても古さを感じさせず、違和感を感じさせないのは本物である。
わかっていてもハラハラしてしまうこの手の映画は、永遠に人気があるだろう。

Amazon 映画『インビジブル』の商品を見てみる

関連作品