『インビジブル2』あらすじとネタバレ映画批評・評価

インビジブル2の概要:2000年に制作されたアメリカSF映画インビジブルの続編。2006年に制作されたSF映画で米国では劇場未公開作品である。

インビジブル2

インビジブル2 あらすじ

映画『インビジブル2』のあらすじを紹介します。

ライズナー研究所の資金集めのパーティーで、1人の博士が携帯電話の基盤でけい動脈を切られ殺害された。
現場に駆けつけたターナー刑事と相棒の女刑事リサは捜査を開始しようとするが、そこにライズナー博士とビショップ中佐が訪れた。
彼らは国防総省が全面的に捜査をするからと2人を帰す。しかし署に戻った2人はマギー博士の護衛を命じられる。
何もわからないまま命令に従う二人だが、次のターゲットが彼女らしいということに気が付く。
その夜何者かがマギーの家に侵入し、マギーだと誤解されたリサが襲われ殺害された。そんな時、頭上からはヘリコプターの音が。
特殊部隊が家を取り囲んでいたのだった。

国防総省にマギーを引き渡すと言う軍隊に、何があったのか事態を飲み込めないターナーは彼女を連れて逃走する。
途中の車の中でターナーが聞いた真実とは、5年前の事件が関係していた。
その事件とは国防総省が援助したライズナー研究所の透明人間の薬のことで、1人の被験者がチームの2人を残し殺害したという事件であった。

マギー達はその薬の改良を命じられていた研究者で、以前は副作用で細胞が破壊されていく薬だったところを緩和剤を作ることにより副作用を軽減する研究をしていた。
その被験者として3人の人間が研究材料とされ、そのうちの生き残ったグリフィス(クリスチャン・スレーター)が緩和剤をもとめてマギーたち研究者を追い求めていたのだ。

グリフィスとマギーを負う軍隊から逃れるためマギーとターナーは逃走を続け、ついにはマギーを助けるためターナーが透明人間になり逃げだすことに成功する。
グリフィスとターナーの透明人間同士の戦いになり、巻き込まれて怪我をしたアギーは病院で目覚めるのだった。

インビジブル2 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★★☆☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★☆☆☆

作品概要

  • 公開日:2000年
  • 上映時間:112分
  • ジャンル:SF、ホラー
  • 監督:クラウディオ・ファエ
  • キャスト:クリスチャン・スレイター、ピーター・ファシネリ、ローラ・レーガン、デヴィッド・マキルレース etc…

インビジブル2 批評 ※ネタバレ

映画『インビジブル2』について、3つ批評します。※ネタバレあり

透明人間の姿が全く出てこない

パート1ともいうべきインビジブルでは、透明人間になっていく過程や元の姿に戻る過程をCGで描くことで斬新さを描いた映画だった。
きちんと透明人間を描いていたのだ。
しかし、2では冒頭から幽霊のように姿は見せず本当に透明人間。
まるで手抜きかのようなその雑さが、1を想像して鑑賞すると肩透かしをくらってしまう。
見えない敵と戦いすぎているのでいまいち面白みが無かった。

キャストの意味が無い

上記で述べているように姿が全く出てこないので、もはや俳優なんて誰でも良い。
インビジブル2の主役がクリスチャン・スレーターだとおもって見ていたらひどい目に会う。
中盤以降のグリフィス登場シーンまでC・スレーターなんて出てこずB級具合が半端ない映画である。

本当に米国の秘密兵器として使えたのか?

この映画の透明人間の研究目的、それは秘密兵器として政敵を暗殺すること。
そのために多額の費用と頭脳を使ってきたわけなのだが、透明人間の兵器としての使い道が統一されていない。
足音で気づかれたり、雨で姿がわかるなど暗殺者としては欠点だらけ。
ストーリー構成があまりに粗雑なのである。
まだ1の方は目的がはっきりしていたし、透明人間で居続けることで精神崩壊始まり凶暴化するというわかりやすい理屈が提示されていた。
しかし2になるとぼやっとしたまま話がなんとなく進み、ごまかされながら最後を迎えてしまう。
観るものがなければ観るだろうが、あえて時間を割いてもう一度みたいとは思わない作品だ。アメリカで未公開というのも非常に納得できる。

シリーズは1で終わらせる説

昔から言われていることだがシリーズものは難しい。
1がヒットした場合、次からは同じように人気がでないとうのが定説である。
まれにパイレーツシリーズやインディジョーンズなど優秀シリーズ作品も多いが、この映画はダメな種類のシリーズ映画となっていしまった。

まとめ

なぜこの映画を作ってしまったのか、非常に謎が残る。
しかも最初の公開から6年も経過してからのシリーズ化なら期待も膨らんでしまう。
せめて1の回想シーンや生き残った2人を出演させるなど、話を少しでも続けてくれていたらもう少し面白い映画になっていたのではないか?
最初に意外性を追求した映画は、2を作るのは本当に難しいことなのだ。
この映画は費用の問題なのか技術の問題なのか、全体的に作りが粗くストーリーもキャストの重要性も理透明人間の理屈も全く伝わってこない。
それどころか1時間半にも満たない時間なのに、非常に長く感じ飽きてしまう映画であった。
また透明人間のCGが見られると期待していただけに、その失望感は大きいものとなった。

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