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映画『ジョーズ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ジョーズ』の概要:海沿いの町、アミティ。平和な海水浴場に突如、巨大な人食いザメが襲来する。警察署長ブロディ達と人食いザメとの死闘を描き、スティーヴン・スピルバーグ監督の名を世に知らしめた傑作パニックムービー。

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映画『ジョーズ』の作品情報

ジョーズ

製作年:1975年
上映時間:124分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:スティーヴン・スピルバーグ
キャスト:ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー etc

映画『ジョーズ』の登場人物(キャスト)

マーティン・ブロディ(ロイ・シャイダー)
町に赴任してきたばかりの警察署長。海水浴場で起きた海難事件に、いち早く危機感を抱き、海開き中止を進言する。海が苦手である。
マット・フーパー(リチャード・ドレイファス)
海洋学者。被害者に残された噛み跡などから、人食いザメの驚異的な大きさを予想、事件当初から危険性を訴え続けていた。
クイント(ロバート・ショウ)
船乗り。サメと対峙した経験があり、その経験から人食いザメ退治のリーダーに抜擢される。
ボーン市長(マーレイ・ハミルトン)
アミティの市長。海開きによる収益を優先し、人食いザメの危険性を過小評価している。

映画『ジョーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ジョーズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ジョーズ』のあらすじ【起】

海沿いの小さな町アミティ。この町に赴任したばかりの警察署長・ブロディは、海岸に女性の死体が打ち上げられたと通報を受ける。検視の結果、サメによる襲撃の可能性が浮上する。ブロディはその危険性を感じ取り、すぐさまビーチを遊泳禁止にしようとする。しかし、それを止めたのは市長のボーン。海沿いのアミティは、その収益の大半を、海水浴目当ての観光客に頼っていた。夏の海水浴シーズンに遊泳禁止や人食いザメの噂がたてば、町は大打撃だと言うのだ。女性の死を船による事故死としたボーン市長だったが、またしても犠牲者が出てしまう。犠牲者の母親が人食いザメ退治に懸賞金を出すと言いだし、噂は広まってしまった。

ブロディはビーチを閉鎖しようとする。しかし、懸賞金目当ての人々がビーチに集まってきてしまい、町の人々もビーチ閉鎖に消極的だ。そこへ海洋学者のフーパーが現れる。彼はサメにも詳しく、最初の被害者の遺体を見て、死因はかなり大きなホオジロザメによるものだと判断した。折しも地元漁師たちが一匹のサメを捕まえ、町中に事件解決のムードが流れる。しかし、フーパーはそのサメの大きさに納得していなかった。

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映画『ジョーズ』のあらすじ【承】

ブロディとフーパーはサメの胃の中を調べる。そこには人を食った形跡はなく、2人は事件がまだ終わっていないことを確信する。ブロディとフーパーが船で沖合を調査すると、一隻の船が見つかった。船は大型のサメに襲撃され、乗っていた漁師も死んでいた。

ブロディとフーパーの警告にもかかわらず、ボーン市長は海開きを強行してしまう。ビーチに集まる観光客たち。ビーチに現れたサメの背びれは子どものいたずらだったが、別の場所でまたしても、人食いザメによる犠牲者が出てしまう。自分の判断を後悔した市長に頼まれ、ブロディ達は人食いザメ退治に出ることになった。ブロディとフーパーは、以前サメと対峙した経験があるという船乗りのクイントに、退治班のリーダーとなってもらう。3人はクイントの船に乗り出発する。

理論派で学者肌のフーパーと、行動あるのみの海の男クイントとは何となく折り合いが悪い。その時、船の近くに人食いザメが姿を現した。船と同じくらいはあろうかというその想像以上の大きさに、3人は驚愕する。クイントはロープでつないだ樽を、銛でサメに突き刺す。しかし人食いザメのパワーはとても強く、樽は海中に引きずり込まれてしまった。

映画『ジョーズ』のあらすじ【転】

その夜、昼間の戦いを機に、フーパーとクイントは意気投合していた。クイントは自分が以前サメに遭遇した時の恐怖体験を語る。その時、またしても人食いザメが現れ、船を襲い始めた。

人食いザメに今度は3つの樽をつなぎ、船はスピードを上げる。しかし、人食いザメのあまりのパワーに、逆に船が耐えきれず故障してしまう。船は人食いザメとの攻防で浸水し始めている。フーパーは、持参した毒薬を、檻に入って人食いザメの口に打ち込む作戦を提案する。ブロディは檻が人食いザメのパワーに耐えきれないと反対するが、これ以外にもう方法は残されていなかった。

フーパーが酸素ボンベを背負い、檻の中に入った。毒薬を入れた銛を持ち海中に入っていく。その時人食いザメが船を襲い、その衝撃でフーパーは毒入りの銛を海に落としてしまう。人食いザメは檻にも襲いかかってきた。ブロディの不安どおり、檻は人食いザメの襲撃に耐えきれず、壊れ始める。フーパーは必死の思いで檻から脱出し、海底に身をひそめた。

映画『ジョーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

ブロディとクイントは檻を引き上げたが、そこにフーパーの姿はなく絶望する。人食いザメはふたたび船を襲い始めた。人食いザメが船尾に食らいつき、船は傾き沈み始めた。何とか人食いザメから逃れようとする2人だったが、抵抗も空しく、クイントが噛み殺されてしまった。ブロディは近くにあった酸素ボンベを人食いザメの口に投げ入れる。

一旦はその場を退いた人食いザメだったが、またじわじわと船に向かってくる。船はどんどん沈み、もうほとんど海の中だ。ブロディはかろうじて残ったマストに乗り、ライフルで人食いザメを撃つ。狙いは人食いザメがくわえたままの酸素ボンベだ。「これでも食らえ!」ブロディの撃った弾は酸素ボンベに命中、人食いザメもろとも爆発した。

爆発で木端微塵となった人食いザメを見て、安どの表情を浮かべるブロディ。そこに、無事人食いザメの襲撃を逃れたフーパーが、海面に上がってきた。2人は沈まずに残っていた樽につかまり、浜辺まで泳いで帰るのだった。

映画『ジョーズ』の感想・評価・レビュー

迫力だけではない映画だ。ストーリーの展開が本当に魅力的である。
前半から後半への盛り上がり方は、あらゆる映画の手本になるべき展開だった。スピルバーグ監督の最高傑作と言っても過言ではないだろう。
映画館のスクリーンで観られなかったことが残念でならない。テレビではジョーズも人も窮屈そうである。あの迫力は是非ともスクリーンで観たかったものだ。
オープニングからエンディングまで、非の打ち所がない完璧な映画だった。これを超える映画は現れるのだろうか。(男性 20代)


スティーブン・スピルバーグ監督のパニック映画。海辺の町に現れた人喰いサメとの攻防4を描く。この作品でスピルバーグは世に知られることとなる。

BGMにより観客の恐怖を煽り立てる演出が印象的な作品である。また、人喰いサメに立ち向かうブロディの勇気と責任感に胸を打たれる。
この作品以降、人喰いサメをテーマにした作品は数多製作されることとなる。それだけ今作のインパクトが強烈であったことを物語っている。(男性 20代)


スティーヴン・スピルバーグ監督の有名作品であり、全てのサメ映画の始まりとも言える作品。今でこそサメ映画は飽和しており、バイオテクノロジーやロボット化、空中を飛び回ったり、ゾンビ化したりと様々な設定があるが、やはり単純なサメ映画の恐怖を味わうのなら、この作品に勝るものは無い。描写もこの年代ならではの思い切ったスプラッター感があり、何度も見てしまうモンスターパニック映画の金字塔である。(男性 30代)


誰もが聴いたことのあるジョーズのメイン曲が流れると、「来るぞ、来るぞ!」と分かっているのに、一瞬たりとも目が離せなくてヒヤヒヤハラハラします。迫り来る恐怖の臨場感が凄くて、登場人物たちと一緒に震え上がってしまうシーンが何度も出てくるので、友人たちや家族と騒ぎながら観るのがとても楽しい映画です。
さすが語り継がれている有名なパニック映画だけあって、恐ろしいけど、とても面白いです。オマージュ作品も数多くあるようなので、その他の作品もとても気になりました。(女性 20代)


ジョーズというのは上あごと下あごをさした言葉であり、鮫は英語でシャークなのに、いまだに○○ジョーズという名の鮫映画が作られているのだ。何をか言わんやである。
非常に低コストで強行スケジュールで撮影されたこの映画でスピルバーグは頭角を現した。当時の世界最高の興行収入をたたき出した作品でもある。もしかしたら映像は現代の10代からは古くて見られない作品なのかもしれない。この作品で楽しめる時代の生まれで良かったと、心からそう思う。(男性 30代)


サメのパニック映画といえばコレ、とまず出てくる最も有名な映画。前半は姿が見えず、どんな大きさかもよく分からないようにジワジワと恐怖を煽ってくる。パニック映画としてはシンプルだけど、まさに元祖とも言えるスタンダードなスタイル。もちろん公開当時としては革新的であっただろう。

見終わった後は海に出かけたくなくなるくらいかなりのインパクトがあり、今日のぶっ飛びすぎな設定のサメパニック映画とは違い、リアリティがある。古い映画だが今もなお怖いと感じられる色褪せない映像であった。(女性 20代)


スティーブン・スピルバーグの代表作とも言える『ジョーズ』。人気テーマパークのアトラクションにもなっていて、幅広い世代に愛される不朽の名作です。じわじわと迫り来る人食いザメの恐怖は公開から40年以上経った今見ても衰えることは無く、パニックムービーの代名詞とも言えるでしょう。
また、サメの全体を写し出すことはあまりせず、口だけや背鰭だけ、シルエットだけの描写にも関わらず、ここまで観客を怖がらせることが出来るのは素晴らしいと思います。
現代のCG技術では生み出せない、リアルな怖さがありました。(女性 30代)


穏やかなリゾート地の美しい海が一瞬にして危険な恐怖の現場に変わってしまいます。危険を予感していながら、利益にために問題を都合よく解釈するのは良くある話で、観ている側からするとある程度予想のできる展開なのですが…。先も読めるし、サメが本物ではないとわかっているのに、音響・演出効果によりいつの間にか作品の世界に引き込まれています。声が出るほど驚いたときには「さすがスピルバーグ監督」と思わずにはいられませんでした。
スティーブン・スピルバーグ監督の初期の作品ということもあり、映画好きなら一度は見ておきたい作品です。(女性 40代)


実に良くできた作品。観る前になんとなく思っていたような、単にサメが出てきて人を襲ってオシマイ、な話ではない。
作り物のサメを頻繁に画面に出すのではなく、そこにサメがいそうな雰囲気を盛り上げることで安っぽくならず、映像的な劣化をも免れているのは見事。ここでもジョン・ウィリアムズによる音楽の力に唸らされる。
サメという人々の脅威を前にした時のそれぞれの人の反応は、現実社会の縮図でもある。その普遍性がこの作品をただのパニック映画以上のものにしているのだろう。名前だけは知っているという人、一見の価値アリ。(男性 40代)

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