ジェシー・アイゼンバーグが出演するおすすめ映画5選

ヲタク系の主役を演じさせれば右に出るものがいない俳優といえば、ジェシー・アイゼンバーグ。隣に住んでいそうなドジな兄ちゃんから、ドS気取りのマジシャン、挙動不審のヲタまで、アイゼンバーグのヲタク作ベスト5を公開。

ジェシー・アイゼンバーグは、’83年にNYに生まれ、生まれてすぐニュージャージ州に引っ越し、そこで育った。

アイゼンバーグの家族は、母、妹がこのこの業界。
母親は現役のピエロで、妹は女優、父親は大学教授という、一風変わった家族である。

アイゼンバーグ自身は、そんな家庭環境もあり10歳から児童劇団に入団。
子役として活躍する事となる。

キャンベル・スコットがプレイボーイの叔父ロジャーを演じた『Roger Dodger(’02)』で、アイゼンバーグは、
ロジャーの甥を演じてデビュー。
『アトランティスのこころ』で知られるアントン・イェルチンの再来とも言われ、当時の映画新人賞も受賞した。

その後は『イカとクジラ(’05)』で親の離婚に翻弄される青年を演じるなど、繊細な青年を主に演じていましたが、
彼の当たり役となった『挙動不審のどこか偉そうな憎めないヲタク』役が回ってくる様になったのは
『ゾンビランド(’09)』から。

その後、『ソーシャル・ネットワーク』ではフェイスブック創立者・マーク・ザッカーバーグを、ふてぶてしいまでに演じ切り、
『バットマンVSスーパーマン』ではレックスルーサーを演じている。

役柄では、ふてぶてしいヲタクのイメージがついているアイゼンバーグだが、意外にも彼の趣味は捨て猫を広い、
飼い主を探す事。

有名になった事で社会貢献する一貫としてこうした動物保護施設に寄付しているらしい。

ピザボーイ 史上最凶のご注文

注目ポイント&見所

配達時間もロクに守れないピザ宅配人ニック(ジェシー・アイゼンバーグ)は、下らない理由で強盗をたくらむドウェイン(ダニー・マクブライド)と、トラヴィス(ニック・スウォードソン)に
時限爆弾をしょわされ『ピザ配達時間内に銀行強盗をすませなければ、お前もフっとぶぞ』と脅される。

ニックは、小学校教師で今はワケあり絶交中のインド人・チェト(アジズ・アンサリ)に爆弾をくくり付けられたまま助けを求めに行く。
ニックが、妹にちょっかいを出したという理由で絶交中だったチェトも、さすがに爆弾を目の当りにして顔面蒼白になり絶交を取り消す事に。
なんとか時限爆弾は外せたものの、2人はどうやってこの爆弾を運ぶか難儀していた…。

出てくる登場人物全員が、あまりにもバカバカしく『そんな理由で、そんな事するの?』という次元の人間ばかりながら、腹の底から笑える。
ドウェインは、宝くじが当たった父(フレッド・ウォード)の金で、日サロを作って金儲けをしようと父に金をせびるのだが軍人の父は、怠け者の息子の願いを一蹴。

ドウェインは、ニックごときに爆弾をしょわせる為にルックス怪しい傭兵チャンゴ(マイケル・ペーニャ)を雇うが、彼も彼で、
任務完了後は、酒場に居るお姐さんと意味もなくデキていたりする。

挙句の果てに、ドウェインが爆弾に仕込んだ解除コードが、ちゃっかりR指定になっている所も見所。
ラストシーンは、何故か、ドウェインが父親と仲良く日サロを開いているので、強盗の必要があったのかどうなのか、疑問である。

ピザボーイ 史上最凶のご注文のあらすじとネタバレ感想

グランド・イリュージョン

注目ポイント&見所

4人のスーパーイリュージョニスト『フォーフォースメン』。彼らはラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行を奪い観客を驚かせた。
彼らは億万長者トレスラー(マイケル・ケイン)の資本援助を受け、世界を飛び回る。

フォーフォースメンのメンバー、クローズドマジックのアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)、メンタリズムのマッキニー(ウディ・ハレルソン)、
エスケープマジックのヘンリー(アイラ・フィッシャー)、ピックアップポケットのジャック(デイヴ・フランコ)は、4人が
集まる前に、ある見知らぬ男から『啓示』と思しきカードを貰っていた。

それは伝説のマジシャン集団『アイ』からの招待状と言われるものだった。しかしその謎はまだ解けない。

その一方でFBIはフォーフォースメンへの捜査を進めていて、彼らがパトロンであるトレスラーを切ってでもまだイリュージョンを
続けようとする事に驚く。

彼らのトリックを暴こうとしたのは、マジックのトリックを暴いてDVDとして売り出している男サディアス(モーガン・フリーマン)と
そもそもマジックを信じようともしないFBIエージェント・ディラン(マーク・ラファロ)だった。

フォーフォースメンのイリュージョンはどこまで続くのか。そして彼らがしかけるイリュージョンの先にあるものとは…。

映画の半分以上は、フォーフォースメンが仕掛けるイリュージョンの数々にある。
そしてサディアスの善悪がはっきりしないパーソナリティを解き明かす事にもある。

ラストは、フォーフォースメンが自分たちが集められた意味を解く為、伝説のマジシャン集団『アイ』最後の生き残りを探しあて、
イリュージョンを完成させる。

この時に『アイ』の生き残りが意外な人物である事、イリュージョンとは本来人を幸せにするものが判るのが映画最大の魅力であり見どころである。

グランド・イリュージョンのあらすじとネタバレ感想

ゾンビランド

注目ポイント&見所

謎の新型ウィルスで人間が人食いゾンビになり、壊滅状態になった地球。

ビビリで胃腸が弱い引きこもりヲタクのコロンバス(ジェシー・アイゼンバーグ)は、幸か不幸か引きこもっていたおかげで、
ウィルスから逃れていた。

ビビリヲタの彼は『ゾンビから逃れる32のルール』を作ってそれを守って生き延びてきた。
ある日コロンバスは、抜群の射撃の腕を持ちゾンビを心底憎んでいるタラハシー(ウディ・ハレルソン)という男と出逢い、
はじめて家の外に出る事になる。

コロンバスとタラハシーは、迫りくるゾンビをゲームよろしく叩きのめし旅を続ける最中でウィチタ(エマ・ストーン)と
リトル・ロック(アビゲイル・プレスリン)という姉妹にであう。

ウィチタから自分住んでいる町は壊滅状態だと聞かされたコロンバスは、ロス郊外にあるゾンビが居ない幻の遊園地を目指す事にするのだが…。

コロンバスが、自分に課した32のルールは、爆笑モノだが何故か理に適っている所が笑える。
シリアスなゾンビ映画だと倒したはずのゾンビが蘇り主人公たちが殺されて、終わる…のだが、この映画の32のルールの中には、
(ゾンビに)2度撃ちしてトドメを刺せというのがあるので、その心配もなく実に合理的。

『リベリオン』のクリスチャン・ベールばりに強すぎるウディ・ハレルソンは、もはや笑いの領域でもあるし、
何よりも『ゾンビがでないはず』の遊園地でゾンビが出過ぎて、『自分の出世作役』のコスプレをしてカメオ出演をしたビル・マーレイが、
コロンバスにゾンビに間違えられて殺されているシーンは、最大の見どころでもある。

ゾンビランドのあらすじとネタバレ感想

エージェント・ウルトラ

注目ポイント&見所

客が来そうもない場末のコンビニで、ヒマつぶしに下手くそなマンガを描きながら店番をするマイク(ジェシー・アイゼンバーグ)は、
彼女のフィービー(クリスティン・ステュワート)とハッパを吸いながらダラダラした毎日を過ごしている。

いつかフィービーにだけはけじめをつけようとプロポーズをしようとハワイ旅行を決意するが、空港までいった途端、
過呼吸になり、戻ってきてしまう羽目に。

ある日美人の客が、謎の言葉をお会計時につぶやいた途端、歴代スパイアクションヒーローの様な、カッコいいアクションヒーローに生まれ変わった。

しかしこんな誰も敵も居ないコンビニで、何のために。
CIAに実際に’60年代にあったとされている、冷戦時代対策の人間改造計画『ウルトラ計画』をおもしろおかしくもじった作品。
場末のコンビニのバイトが、最強スパイだったら、という設定はいかにもアイゼンバーグ。

失敗の連続に終わっているCIAの人間兵器プログラムの責任を取られているのが、ただの事務方の男で、本人だけやる気満々で
空回りという設定も、いかにもB級コメディ。

マイクのお目付け役におくったはずのCIAスパイ・フィービーは、いつの間にか、ダメダメ人間のマイクにホレていて、
毎日ハッパを吸って自堕落的な生活を送ってしまっているのも笑える。

ラストに、こんな役にたつのか立たないの判らないマイクをCIAに入れて大丈夫なのだろうかと思うが、その辺りはご愛敬。

エージェント・ウルトラのあらすじとネタバレ感想

嗤う分身

注目ポイント&見所

勤続7年で周囲からも無視されているサイモン(ジェシー・アイゼンバーグ)の仕事は、
社長ハバトプロス(ウォーレス・ショーン)の娘メラニー(ヤスミン・ペイジ)のお守り。

恋心を抱いている会社のコピー係のハナ(ミア・ワシコウスカ)のアパートを望遠鏡で、のぞき見する事だけが楽しみになってしまっていた。

が、そんなサイモンの前で、見知らぬ男が手を振った後、アパートから飛び降り自殺をするのを目の当りにする。
その翌日からサイモンは、自分と瓜二つで性格は正反対の男ジェームズ(アイゼンバーグ二役)に生活の全てを奪われていく…。

ドストエフスキーの『分身』を原作に作った映画だが、あまりにも原作に忠実で、もうすこしアレンジが欲しかった作品。
ただアイゼンバーグが演じた一人二役は、映画の中で生きていたと思う。

サイモンを演じる時は恐怖心でさえないヲタく、ジェームスの時は威圧的で仕事の出来るヲタクと、根底にあるものは同じなのだが、
性格が違う人間をアイゼンバーグが演じている。

2人とも終始着ている洋服も同じで、接している人間も同じ人間なので、周囲の人間からしてみればサイモン=ジェームスという事は明らかなのだ。
ただ社長だけが、この様にサイモンの人格が乖離してしまう事を恐れて、彼に平凡な日常業務を任せていたと思うと、恐ろしい面も垣間見える映画である。

嗤う分身のあらすじとネタバレ感想

まとめ

2000年までは、少なくとも『脇役』だった『ヲタク』を主役級に持って行った事がアイゼンバーグ最大の功績なのではないだろうか。
今回紹介した作品はいずれも、そんなアイゼンバーグのヲタク道を色んな意味で堪能できる作品だと思う。

コメディ、シリアス、サスペンス、ホラー、ドラマ、どんな分野でも主役が勤まるというのは、考えてみれば、なかなかない話である。
これを機会に、アイゼンバーグの映画をご覧いただけると嬉しいと思う。

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