『ジングル・オール・ザ・ウェイ』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

クリスマスを楽しみにしている息子のために、全力を尽くしてクリスマスを盛り上げようとする父親の姿を描いたコメディー映画。常にハイテンションかつ真剣にアホなことをする父ハワードについ爆笑していまう作品。

あらすじ

ジングル・オール・ザ・ウェイ』のあらすじを紹介します。

毎日仕事で忙しいハワードは、息子ジェイミーの空手試合を見に行くことさえも出来なかった。
残念がるジェイミーに代わりとして、クリスマスは盛大に祝う約束をし、ジェイミーが大好きなスーパーヒーロー「ターボマン」のフィギュアをプレゼントすると決めた。
ハワードはクリスマスの直前におもちゃ売り場へむかって走るが、ターボマンは大人気商品。もう在庫があるはずもなく、店員にも笑われてしまう始末…。

さらに同じくターボマンのフィギュアを探し求めている郵便局員のマイロンと出会い、タックを組んでターボマンを探そうと提案される。しかし、ハワードはその誘いを断りマイロンとは同じ商品を追い求めるライバルとして競い始める。

そんな中、とある店舗にフィギュアが入荷したことを知りハワードとマイロンは猛スピードでお店に向かった。しかし、ハワードは急ぎすぎて警察に捕まり、てんやわんやの大騒ぎ。お店に無事到着したものの、フィギュアは抽選で玉を取った客しか購入できなかった。無念にも玉を取り損ねたハワード。そこへ怪しいサンタクロースが声をかけてきて…。
次々とトラブルに巻き込まれていくハワードは、はたしてジェイミーのためにフィギュアを手に入れることができるのか。息子のために全力を尽くす父親愛に感動アリ、笑いアリ!

評価

  • 点数:100点/100点
  • オススメ度:★★★★★
  • ストーリー:★★★★★
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★★★
  • 演出:★★★★★
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:1996年12月14日
  • 上映時間:95分
  • ジャンル:アクション、ホラー
  • 監督:ブライアン・レバント
  • キャスト:アーノルド・シュワルツェネッガー、シンバッド、フィル・ハートマン、リタ・ウィルソン、ロバート・コンラッド etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『ジングル・オール・ザ・ウェイ』について、2つ考察・解説します。※ネタバレあり

公開された後で現れた2人目の原作者?!

本作品が公開されたのは1996年。映画制作会社「Twentieth Century Fox Film 社」によって制作された。この作品の台本は作家の「Randy Kornfield」によって1993年に書かれていた。
しかし、本作品が封切された1996年に「Murray Hill Publications 社」が著作権の侵害を訴え、ミシガン州での裁判でTwentieth Century Fox Film 社に150万ドルの損害賠償を支払うよう判決が下された。Murray Hill Publications 社側には「Brian Webster」という作家が作品を売り込んでいたのである。

この2人の作家が書いた台本があまりにも重複していたために起こった今回の裁判。
納得のいかない Twentieth Century Fox Film 社は控訴し、控訴審では Randy Kornfield 氏が書いた台本の独立性を確認し、Brian Webster 氏の台本の書き写しではないという判決に至った。ミシガン州での判決を覆したのである。
コメディ映画の裏では笑えない著作権問題が奮発していたのである。クリスマスを題材にする場合はご注意を…。

ターボマンが登場してたTV番組

映画の冒頭でジェイミーが見ていたターボマンが出演するTV番組は”マイティ・モーフィン・パワーレンジャー”というアメリカで大人気だった特撮テレビドラマである。1993年から1995年まで全155回に渡って放送された。

このドラマのベースとなったのは日本の特撮シリーズ「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(1992年~1993年)、「五星戦隊ダイレンジャー」(1993年~1994年)、「忍者戦隊カクレンジャ」(1994年~1995年)の3作品である。日本の戦隊物と同じように戦闘員はレッドやイエロー、ブルーなどの色によって分けられていた。

物語は、銀河の魔女リタ・レバルサの封印が解かれモンスターが地球を攻撃するところから始まる。全155回はシーズン1からシーズン3までに区切られており、各シーズンで新たなレンジャーの加入や初期メンバーの脱退などがある。また、魔女リタを中心に悪役も増えていく。機会があればぜひ一度見てみては。

まとめ

若かりし頃のシュワちゃんがおもしろ可笑しな珍道中を繰り広げており、次から次へとイベントが発生する慌ただしく、笑いの耐えない作品であった。シュワちゃんの全力投球の演技には、「息子のためにそこまで頑張るの??苦笑」と思う瞬間も多く、迫真の演技に圧倒されっぱなしだったが、息子への強い愛情はスクリーンを越えて、ビシビシと伝わってきた。
わずか90分という短い映画であったため、話の展開が早いこともあり、あっという間にエンドロールになった気がした。

この続編というか、新シリーズにあたる「ジングル・オール・ザ・ウェイ2」が公開されたようなので、新たなパパがクリスマスを舞台にどんなハチャメチャ騒動を起こすのか是非見てみたい。

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