映画『呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版』あらすじネタバレ結末と感想

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版の概要:若きニュースキャスターが病院に閉じ込められ、自分の過ちを知っていく様子を描いたホラーサスペンスムービー。ドラマ「呪報2405 ワタシが死ぬ理由」の劇場版だが、共通しているのは世界観だけ。

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版 あらすじネタバレ

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版
映画『呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版 あらすじ【起・承】

異例の若さでニュースキャスターに抜擢された北川玲花だったが、頭痛や幻覚に悩まされるようになっていた。
ある日、誰もいなくなった局内で不気味な女の子の声を聞いた玲花は、ひどい頭痛と共に意識を失う。

気が付くと病院にいたが、拘束されていて医師も看護師も話が通じない。
その後、ずっと入院生活をしているという同室の少女、茜に会う。
茜は不気味なところがある少女で、年を聞くと10歳だと答えた。

しかし翌朝、医師と看護師は茜の存在を否定すると玲花に入院生活を強要する。
頻繁に謎の夢を見るようになっていく玲花。

看護師が置き忘れた鍵を手に入れ、茜が医師と看護師を殺す夢を見たために、彼女が止めるのも聞かずに逃げ出す。
医師と看護師の遺体を発見し、茜に追いつかれるも、なんとか病院から脱出した玲花は同僚の優希に助けを求める。

2人で真実を調べるため、まずは玲花が閉じ込められていた病院を探す。
それはすぐに見つかったが、8年前に閉鎖されていた。
そして玲花はその病院に見覚えがあった。

玲花と優希は、病院に関する記録が残る会社に向かう。

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版 あらすじ【転・結】

10年前、中学生だった玲花は道路で動けなくなっていた妊婦を助け、それがきっかけで報道を志すようになった。
その妊婦が入院したのは、玲花が閉じ込められていた病院だった。

妊婦の名前は幸子といい、勤めていた工場では窃盗の濡れ衣を着せられいじめに遭い、クビになっていた。
そして家賃を払うことができなくなり、アパートも追い出された。
彼女に残ったのは、結婚を迫った末に事故死した恋人との間にできた子供だけ。
しかし医師と看護師は苦しむ幸子を置いて議員の手術を優先し、取材に来たカメラマンもひどい対応をした。
そのせいで死産になり、絶望の末に自殺してしまった。

茜は、死産だった子供の成長した姿だったのだ。

幸子の自殺のきっかけを作ったアパートの大家、同僚、議員、カメラマンたちは不審な死を遂げ、それらをニュースで伝えたのは玲花だった。

幸子と茜の無念を晴らすために玲花は病院へ戻る。
優希は会社に残るが茜に襲われ、玲花も優希に成りすました茜に襲われ命を落とす。
玲花は最期まで、10年前の自分の言葉が幸子の自殺を後押ししたことに気付かなかった。

その後、玲花の後任のキャスターに抜擢された優希の姿は、茜のようでもあった。

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版 評価

  • 点数:55点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★☆☆☆
  • 映像技術:★☆☆☆☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2013年
  • 上映時間:80分
  • ジャンル:ホラー、サスペンス
  • 監督:瑠東東一郎
  • キャスト:増田有華、丸高愛実、楊原京子、二宮星 etc

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版 批評・レビュー

映画『呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

ドラマは見ても見なくても

元モーニング娘。の高橋愛をニュースキャスターの進行役に起用した、深夜ドラマ「呪報2405 ワタシが死ぬ理由(ワケ)」の劇場版。
死亡事故や事件のニュースの裏側にある、本当の死の理由を描いたオムニバス形式のホラードラマだったが、本作で共通しているのはニュース番組名と世界観だけ。

ドラマとは別モノとして考えてもいい作品で、ドラマ版を見ていなくても楽しめる。
だが、ドラマ版を見ていた方が、独特のストーリーや世界観に入り込みやすいだろう。

ドラマ版にも出演していた子役の二宮星が、再び幽霊役としてキャスティングされている。

中盤まで我慢すれば面白くなっていく

主演の元AKB増田有華が演じる玲花のシーンと、幸子の過去のシーンが脈略もなく入れ替わり続けるので、集中できないストーリー。
唐突に幸子のシーンに切り替わったり、手術室に運ばれて麻酔無しで手術を受けさせられる玲花の夢のシーンになったりと、とにかく忙しい。

中盤で過去に玲花が救った妊婦の名前が明らかになってから、幸子のシーンがすべてつながり、そこに玲花が絡んでくるという謎解きのような展開には、あっと言わされる。
死ぬ間際、お腹に手術痕を見つけた玲花が病院での出来事すべてが夢か現実かわからなくなるのは、ホラー特有の無茶ぶり感こそあるが気持ち悪さも倍増。

しかし幸子と茜の逆恨みにしておけばいいものを、茜に乗っ取られた優希が理由を説明するのはこじつけのように見えてしまうから残念。

二宮星が演じる幽霊少女が独特

ホラー映画にありがちな、全体的に画面を暗くして怖がらせようとした結果、何も見えなくなって失敗した作品のひとつ。

医師や看護師の演技がイマイチだが、その分、主演の増田有華の演技が上がって見える。
二宮星が演じる茜の、コロコロと感情が変わる不気味な幽霊役は秀逸。

呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版 感想まとめ

ありふれたアイドルホラー映画の中では完成度が高いほうの作品で、ニュース原稿を読むシーンの出来の悪さはどうにもならないが、その他の場面はよくできている。
最初はころころと変わるシーンの変化についていけないが、それが全てつながるという展開はホラー映画には珍しく、面白い。

目つきが悪いと罵られる幸子だが、そんな印象を受けることもなく美人さが際立っていたり、茜の明るく残酷な幽霊というキャラクターが目を引く。

過去の何気ない一言が、助けたはずの人間を自殺に追い込んでいたという怖さも描かれていて、ゾッとする部分もある作品だ。

Amazon 映画『呪報2405 ワタシが死ぬ理由 劇場版』の商品を見てみる