映画『呪怨 黒い少女』のネタバレあらすじ結末

呪怨 黒い少女の概要:「呪怨」シリーズのスピンオフ作品。同時上映された「呪怨 白い老婆」と連動した世界観になっている。監督&脚本は安里麻里。生まれることもなく、双子の片割れに吸収された命が持つ悪意の連鎖を描いた。

呪怨 黒い少女の作品概要

呪怨 黒い少女

公開日:2009年
上映時間:60分
ジャンル:ホラー
監督:安里麻里
キャスト:加護亜依、瀬戸康史、中村ゆり、高樹マリア etc

呪怨 黒い少女の登場人物(キャスト)

横田芙季絵 / 黒い少女(松本花奈)
小学生の少女。生まれることができなかった双子の片割れの一部が体内に残り、嚢腫になるという珍しい病気が見つかる。その双子の片割れの霊も、悪意の塊として芙季絵の中に存在していた。
横田季和子(高樹マリア)
芙季絵の母で真理子の姉。真理子のような霊能力は無い。夫とは仲が悪い。
横田(勝村政信)
芙季絵の父。妻とは仲が悪い。綾乃が務めている会社の社長。
徹也(瀬戸康史)
裕子の住んでいるアパートの隣の部屋に住む若者。裕子に想いを寄せている。
裕子(加護亜依)
芙季絵の担当看護師。芙季絵にとても懐かれているため、担当を変わってもらえず悩む。
真理子(中村ゆり)
季和子の妹。夫、息子と3人で暮らしている。霊能力がある。
綾乃(中園友乃)
横田の部下で若い女性。

呪怨 黒い少女のネタバレあらすじ

映画『呪怨 黒い少女』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

呪怨 黒い少女のあらすじ【起】

徹也

世間を騒がせている一家惨殺事件の現場を見て、徹也は興奮気味に電話していました。
その日の夜、アパートの隣人、裕子の部屋から聞こえる甲高い声で目が覚めます。
片思いしていた裕子が彼氏と過ごしているのだと思い、がっかりして壁にクッションを投げつけると、異様な物音と揺れが起こります。

翌日、友人カップルに部屋の留守番を頼むと、徹也はバイトに向かいます。
しかし途中で様子がおかしな裕子を見かけ、部屋まで追いかけました。
すると、徹也の足に黒い手が伸び、裕子の部屋に引きずり込まれてしまいました。

裕子

看護師の裕子は、小学生の入院患者、横田芙季絵の担当になりました。
しかし芙季絵の周囲では奇妙なことがたびたび起こり、裕子の日常生活にも支障が出てきます。
やがて、ベッドで寝ている芙季絵の横にいたシーツを被った何かを見てしまいます。
それは部屋までついてきて、声をかけてきた徹也を部屋に引きずり込んで、頭を壁に打ち付けて殺してしまいました。
そして裕子に手を伸ばすのでした。

呪怨 黒い少女のあらすじ【承】

綾乃

家まで送るとしつこい社長の誘いを振り切り、綾乃は自宅マンションまでの夜道を急いでいました。
しかし、途中で背後から聞こえる足音に気付き、社長がついてきたのだと怒ります。
ですが振り返った先には黒い少女が立っていました。
それは芙季絵でした。

芙季絵

小学生の芙季絵は、放課後の学校で倒れてけいれんを起こしました。
保険の先生からは貧血だと言われます。
ですが、家に帰って不仲な両親が喧嘩をしていると、奇声をあげて倒れてしまいます。
心配して近寄った父の腕を掴むと「この手で女を殺す」と予言めいたことまで言います。

その後、病院で検査を受けますが、異常は見つかりません。
結局、両親の不仲が原因の精神的な問題だと診断されて、心の治療を受けることになります。
ですが、治療してもパニックを起こすだけでした。

再検査をすると、芙季絵の双子の片割れの一部が腫瘍になって体の中に残っているという珍しい病気が見つかります。
芙季絵の母は、妹に相談することを思いつきます。

呪怨 黒い少女のあらすじ【転】

横田

社長の横田は、無断欠勤が続く藤井綾乃の家に向かいました。
ですが、ぼんやりとしていた綾乃に突然首を絞められます。
娘の芙季絵が倒れた時に言った「この手で女を殺す」という言葉を耳にしながら、意識を失ってしまいました。

気が付くと、自分のベルトで首を絞められてベッドの中で死んでいる綾乃がいました。
横田は薄暗い森のような場所で穴を掘り、綾乃の死体を遺棄しようとします。
ですが埋めたはずの綾乃の死体は埋まることがなく、死んでいるのに不気味な声を発していました。

真理子

芙季絵の母は、生んであげられなかった双子の片割れの呪いだと信じ込んでしまいました。
そして、不思議な力を持つ妹の真理子に相談をします。
一度は医者に任せるべきだと言った真理子でしたが、自分にも息子がいるので考えなおします。

しかし病院で芙季絵の担当の裕子を見ると、今日は無理だと言い張ります。
3日後に再び訪れる事を約束して、その間に家の中にお札を張ったり、準備をしました。

呪怨 黒い少女のあらすじ【結】

そして3日が過ぎ、真理子は芙季絵の中にいる双子の片割れの除霊を開始します。
芙季絵のお腹が膨らみ、不気味な声と共に人間の顔が現れますが、真理子はそれを除霊して家に帰りました。

その日の夜、真理子の自宅に芙季絵から「今から行く」という電話が。
玄関の外にいた芙季絵と、背後に立っていた芙季絵の霊を見て、真理子は驚きます。
彼女は芙季絵と双子の片割れが入れ替わっていた事に気付かず、芙季絵を除霊してしまったのです。
芙季絵の体を乗っ取った双子の片割れによって、真理子と夫、息子の3人家族は殺されてしまいました。

季和子

真理子が除霊をしてから、目覚めなくなった芙季絵に付きっきりの母、季和子。
芙季絵の幽霊はそばにいますが、体の中にいるのは双子の片割れなので一向に目覚めません。
季和子が病院の屋上で洗濯を干していると、シーツに人影が浮かび上がります。
それは真理子の霊でした。

すべてを知った季和子は、目覚めない娘の芙季絵と一緒に、病院の屋上から飛び降り自殺します。
季和子が最期に見たものは、真っ黒に染まった芙季絵の姿の幽霊でした。

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