映画『ジュラシックパーク3』あらすじネタバレ結末と感想

ジュラシックパーク3の概要:『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド』に続く、シリーズ3作品目。監督は、前2作を務めたスティーブン・スピルバーグではなく、ジョー・ジョンストンが務める。主人公は1作目のアラン・グラント博士。

ジュラシックパーク3 あらすじネタバレ

ジュラシックパーク3
映画『ジュラシックパーク3』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ジュラシックパーク3 あらすじ【起・承】

ジュラシック・パークの事件から8年経った今もなお、古生物学者として研究を続けているアラン・グラント博士は、しかし発掘費不足に頭を抱える日々だった。何が起きても二度とジュラシック・パークの島には行かないと決めていた彼だが、ある日カービー・エンタープライズの社長ポール・カービーにサイトBのガイドを依頼される。その報酬額につられて、アランは着陸しないことを条件に依頼を引き受けたが、実はポールは大富豪ではなく小さなタイル塗装工場の社長に過ぎなかったのだ。実はポールとその妻アマンダの息子、エリックが数日前バカンスでサイトBの近くをパラセイリングしていた際に、どうやら事故でサイトBの島に不時着し、行方不明になっていた。警察や大使館からも捜索を断られていたカービー夫妻は、アランを騙してサイトBに連れていき、息子の捜索をしようとしていたのだ。

アランが事情を知らされたのは、無理やり着陸した挙句にスピノサウルスの襲撃を受け飛行機が破壊された後だった。不信感を抱えながらも、救助を受けるためには海岸に行くしかないと森を進み始めるアランとその助手ビリーに、カービー夫妻は息子を探しながら同行する。

ジュラシックパーク3 あらすじ【転・結】

道中、ラプトルたちの襲撃を受け、アランはひとりはぐれてしまう。絶体絶命のピンチを救ったのは、一人で生き延びていたカービー達の息子、エリックだった。かつて人がいたころの設備を利用しながら、ひっそりと生き残っていたのである。

エリックと両親は感動の再会を果たすが、ラプトルたちの影がついてまわる。早く海岸を目指そうとする中、ビリーの様子がおかしいと気が付いたアランは、実はビリーがラプトルの卵を回収しておりそのせいでラプトルたちが自分たちを追っていることを知る。ビリーはこれがあれば研究費を得ることができると思ったと語るも、見損なったとビリーを責め立てるアラン。

気まずい沈黙のまま、一行が通り抜けようとしたのはかつて翼竜たちが閉じ込められていた檻の中だった。途中でエリックをプテラノドンから守るためにビリーは自ら飛び出していき、パラシュートで降下しながらもプテラノドンともども谷川に落ちて行ってしまった。

船を発見し、川を下っているとスピノサウルスからの襲撃を受けた一行は、それを交わしながらなんとか衛星電話で救助を依頼する。最後に再びラプトルに襲われたが、ビリーがかつて大切にしていたラプトルの発声器官の骨を吹くことで、ラプトルの声を発し難を逃れ、また卵を無事返すことができた。

救助のヘリに乗り込んでアランが目にしたのは、傷だらけになりながらも助けられていたビリーだった。若いころの自分に似ているとアランは再会を喜び、島を後にしたのだった。

ジュラシックパーク3 評価

  • 点数:75点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2001年
  • 上映時間:94分
  • ジャンル:SF
  • 監督:ジョー・ジョンストン
  • キャスト:サム・ニール、ウィリアム・H・メイシー、ローラ・ダーン、ジョン・ディール etc

ジュラシックパーク3 批評・レビュー

映画『ジュラシックパーク3』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

スピノサウルスにバトンタッチ

シリーズの2作品と違い、今回のラスボス的存在はスピノサウルスである。冒頭でT-レックスが出てきたとき、ファンとしてテンションが上がったのも束の間一瞬でやられてしまうのは非常に悲しかった。だがずっとT-レックスまみれだと、中だるみになるだろうから、ここらで別の恐竜が必要だったのも分かる。ちなみに、スピノサウルスに飲み込まれた衛星電話の着信音は、なんだか耳に残るので思い出すとわくわくするようなゾっとするような気持ちを今でも楽しむことができる。

いらいらいらいら

誰にイライラするって、間違いなくカービー夫妻に。頼りない嘘つきの夫に、ぎゃあぎゃあ喚く妻。喚くなとアランに注意されても、叫ぶわ喚くわで、とにかく観ていてイライラしっぱなしだった。そのせいか最後ちょっと不仲だった夫婦が再び絆を取り戻していても別に感動できなかったのが本音。ただ息子のエリックがあまりにたくましく賢い少年なので、あの夫婦から一体どうやってこんな息子が、と始終思ってしまった。アランを島に連れてくるためには描き方として仕方なかったのかもしれないが、マイナス点としてこの夫婦は大きすぎる。

もう一つのキー、ラプトル

夫婦にいらいらしつつも、なんとなくしっかりとまとまった感があるのは、スピノサウルスに襲われるお祭り感に対して、ラプトルとアラン、ビリーというもうひとつの筋がしっかりしていたからだと思われる。ビリーの愚かさをののしりながらも、若いころの自分(ジュラシック・パーク本作の時の自分)と重ねるアランの渋さにぐっと来た。1と2で変に性格の改変があったマルコム博士は消化不良だったけれど、1と3でアランは間違いなく同じ人としての年月を経たことを味わえた。

ジュラシックパーク3 感想まとめ

『ロスト・ワールド』以上『ジュラシック・パーク』以下、といった出来栄えである。大自然の中でただひたすら恐竜の恐怖にさらされるといった点では、ほぼ1と変わりなく、スピノサウルスという新たなボス的存在も現れるので安心して楽しむことができた。

だからこそ、カービー夫妻の描き方だけはもう少しなんとかならなかったのだろうかと思わずにはいられない。なんて頭の悪い二人なんだ、というため息しか出ないし、なぜ息子のエリックがあれほど賢いのかもよくわからない。その点だけなければ1に匹敵する作品になっていたと個人的には思っている。

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