映画『華麗なるリベンジ』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「華麗なるリベンジ」のネタバレあらすじ結末

華麗なるリベンジの概要:無実の罪を着せられ、殺人罪で刑務所へ入った暴力検事が、賢いけれども調子の良いイケメン詐欺師と出会い、自らを貶めた犯人の陰謀を明らかにする痛快サスペンス。テンポの良いストーリー展開で、シリアスな中にあるコメディ要素との対比が絶妙。

華麗なるリベンジの作品概要

華麗なるリベンジ

製作年:2015年
上映時間:126分
ジャンル:サスペンス
監督:イ・イルヒョン
キャスト:ファン・ジョンミン、カン・ドンウォン、イ・ソンミン、パク・ソンウン etc

華麗なるリベンジの登場人物(キャスト)

ピョン・ジェウク(ファン・ジョンミン)
元検事。暴力検事と呼ばれていた。陰謀のせいで無実の罪を負わされ、刑務所に入ってからは己の所業を反省。どんな手を使ってでも、自らの無実を証明しようと画策する。無口で非常に賢い。
ハン・チウォン(カン・ドンウォン)
詐欺師。頭の回転は良いが調子も良い。米国人を装って詐欺を働くことを得意とし、英語を交えて話す特徴がある。背が高く顔も良い。行動的。
ウ・ジョンギル(イ・ソンミン)
地方検察庁、次長検事。ジェウクの上司だった。その後、政治家に転身。理知的に見せ、実は暴力的。全ての黒幕。
ヤン・ミヌ(パク・ソンウン)
ジェウクの同僚検事。ジェウクに反感を持っていたが、ウ・ジョンギルの所業に不審を抱き、真実を明らかにするため、保身を懸ける。エリート然とした人物。
ヒョンソク(ハン・ジェヨン)
極東開発の社長。ウ・ジョンギルからの汚い仕事を請け負っている。暴力団。

華麗なるリベンジのネタバレあらすじ

映画『華麗なるリベンジ』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

華麗なるリベンジのあらすじ【起】

韓国の極東地区。極東リゾート開発建設に反対する組織が反対デモを起こした。
デモは警官隊と衝突。警官を殴り重体にした犯人として、青年が1人現行犯逮捕される。
この事件の担当となったのが、暴力検事として名高いピョン・ジェウクだった。
彼は早速、極東開発の社長ヒョンソクを取り調べるが、いつものように暴力を振るい威圧的に接してしまう。しかし、その行為が検察庁でも問題となるのだった。

そのため、ジェウクは上司である地方検察庁、次長検事であるウ・ジョンギルから強く叱られ、担当を外されてしまう。だが、ジェウクは納得せず、逮捕された青年の取り調べを強行。
青年はひどい喘息を患っており吸入器を使っていたが、ジェウクは厳しく青年を責め、取り調べは朝までかかった。

一休み後、再び取り調べ室へ向かったジェウクだったが、被告の青年にはすでに息がなかった。これにより、厳しい取り調べにて被告を死なせたとして、ジェウクは殺人の罪に問われてしまう。普段から暴力的な取り調べをしていたため、言い逃れもできず。被告が喘息である事実も隠匿され、無実だと証明するには難しい状況だった。
ジェウクの醜態はニュースでも大々的に報道され、検事局も総出で謝罪会見を開くまでに至り、裁判でも証拠が不十分として15年の懲役にて、刑務所へ収監されることになる。

失意を抱え刑務所へとやって来たジェウク。6人部屋の監房へ収監されるも、監房を仕切る男は以前、自らが懲役を下した因縁の凶悪犯だった。彼らは刑務官の目を欺き、ここぞとばかりにジェウクを痛めつける。彼は毎日、相部屋の囚人達の暴力に晒され、地獄のような日々を味わうのだった。

そんな中、極東開発リゾート建設の竣工式が行われた。報道にてそれを知ったジェウク。密かに再審請求を提出。自分はスケープゴートにされたのだと、元上司ウ・ジョンギルに助けを求める。しかし、ジョンギルはひとまず罪を認め、正当防衛を訴えろと言う。
その結果、再審でも敗訴。ウ・ジョンギルに裏切られる形となってしまう。再び失意に落とされたジェウク。
その後、刑務官の問題に助言し法的に解決したジェウクは、同室監房を仕切る囚人の移送に成功。刑務所内での地位を確立していくこととなる。

華麗なるリベンジのあらすじ【承】

5年後、ジェウクは囚人達を助ける“先生”として敬われる存在へとなっていた。刑務所署長へも上手く取り入り、囚人達をも配下にしたジェウク。そんな時、5年前に死亡した被告と同じ発言をしている青年と出会う。それが、ハン・チウォンだった。

賢く頭の回転が速いチウォンは、詐欺罪で逮捕され刑務所へ収監されていた。
自分の無実をなんとしても証明し、ジョンギルの陰謀を明らかにしようと密かに計画していたジェウクは、チウォンと取引を行い彼から有力な証言を得る。

5年前、無職だったチウォンは日当10万ウォンをくれる会社のバイトに参加。明らかに暴力団がらみとされる講習には、中でも大人しいタイプの手下が集められていたと言う。ある日、招集があり鉄パイプを渡され警官を殴れと指示される。だが、彼には人を殴ることができず、暴動には参加しなかった。その会社の社長が極東開発のヒョンソクだったのである。

ジェウクはチウォンに全てを明かし、人間関係と地位、人柄など多岐に渡り教授。ヤン・ミヌのサインを習得させた。同時にチウォンの裁判を無罪に導き出所させる。ジェウクの壮大な計画が、チウォンの出所と共に動き出すのであった。

出所したチウォンはまず、5年前の暴動に参加した暴力団の手下を酔わせて、言質を取る。死亡した被告人が酷い喘息で、吸入器を常に持っており、恐らく口封じに殺害されたのだろうという情報を録音。音声データをジェウクへ提出した。
データを受け取ったジェウクは、その証拠を元に再審請求を提出。

ウ・ジョンギルはその頃、検事から転身し政治家を目指していた。そんな彼に、ジェウクが再審請求を出したとヒョンソクから連絡が入る。どうやらジョンギルはヒョンソクに裏の仕事をさせて来たらしい。ジョンギルはヒョンソクへ、証拠を隠滅しろと命令。そして、かつての部下であるヤン・ミヌに、裁判を遅らせジェウクと面会してくるよう話した。

華麗なるリベンジのあらすじ【転】

ヤン・ミヌと好戦的な面会を果たしたジェウク。その夜、チウォンから手下が痛めつけられたため、証人にはなれそうにないと報告を受ける。その上、暴力団の制裁に恐れをなしたチウォンが、計画から抜けると言い始めた。ジェウクは一考を案じ、出所した囚人を使って暴力に弱いチウォンの考えを改めさせるのだった。

ジェウクと面会し、頭脳では敵わないと思い知らされたチウォン。翌日から計画続行のために行動を再開。ジョンギルの選挙事務所へ選挙運動員として潜入し、ジョンギルの裏金リストを入手した。裏金リストは即座にリークされ、世間を賑わせる。

これに乗じてジェウクは裁判無効訴訟を起こす。彼は法務局へ召喚され、ヤン・ミヌと共に裁判長と面会。再審の前日、偽証して罪を認めろとジョンギルに進言され、その通りにしたと発言。すると裁判長は驚きながらも再審を承認した。

このことにより、再審にはジョンギルが証人として立つことになるが、奴はヤン・ミヌに証人として自分が立たないようにしろと命令。そして、刑務所署長へ査察のタレコミをし、ジェウクを独房へ収監。裁判の遅延を画策した。ジェウクは右腕的存在の囚人とも離れ離れとなってしまう。

チウォンと面会し、最終的な指示を行ったジェウク。今後はそれぞれ、単独で行動する。
チウォンはソウル大学法務部の同窓会パーティーに潜入し、ヤン・ミヌへ接近。懐に入ることに成功する。

日を改め、ヤン・ミヌの事務所を訪問したチウォン。彼にジョンギルの不正を明らかにし、証人として召喚する書類へサインさせようと画策。しかし、彼は会議のため、一旦オフィスから退室。その間にチウォンは、ヤン・ミヌのサインを偽造し書類を提出することに成功する。
しかし、地方検察庁でチウォンの姿を発見した極東開発の連中が、彼を追跡。追い込まれたチウォンは仲間に扮してその場を乗り切ろうとするも、捕縛されてしまう。

華麗なるリベンジのあらすじ【結】

証人召喚状が提出されたことは、即座にジョンギルへと知らされ、彼は激怒してヤン・ミヌの元へ乗り込んで来る。しかし、ヤン・ミヌはジョンギルの裏工作を知り彼に失望。袂を分かつこととなる。ヤン・ミヌは即座に極東開発社長の逮捕を部下に命令した。

その頃、ヒョンソクに捕縛されたチウォンは、袋叩きに遭っていた。危うく頭をかち割られそうになった時、検察庁からの通報で一斉検挙が開始。しかし、正体が知られたチウォンも逮捕されてしまう。
ヤン・ミヌの取り調べを受けたチウォンは、スター検事になりたいという彼の野望を上手く利用し、仲間に引き入れることに成功する。

再審当日。独房から出されたジェウクの前に、右腕的存在の囚人が姿を現す。彼はおもむろにナイフを出し、ジェウクに襲い掛かった。腹部を刺されたジェウクは、法廷への出廷に遅れてしまう。全てジョンギルの命令だった。訴訟を起こした本人の出廷がなければ、裁判は延期となってしまう。

しばらく後、裁判長が法廷の延期を言い渡そうとした時だった。背後にチウォンを従えたジェウクがようやく姿を現す。彼は腹部の応急処置を救急車の中でしてもらい、そのまま法廷へと向かって来たのだった。

無事に裁判が開廷。チウォンの証言にて、ジョンギルとヒョンソクの関係が露呈。死亡した被告人が喘息持ちであったことが明らかにされる。
そして、いよいよジョンギルが証人席へ。奴は飽くまでも自分の正当性を説く。ジェウクは奴が逃げられないよう、決定的な証拠を提出した。それは、協力者である元係長が密かにジョンギルと接触し、その時の会話を録音したものだった。

これにより、ジョンギルの陰謀が露呈。決定的な証拠となる吸入器を処分し、その罪をジェウクに被せたことが判明した。奇しくも法廷で自白した形となったジョンギルは、その場で現行犯逮捕。その後、ジェウクは出所を願い出た。

5年ぶりに外界へ出たジェウクを待っていたのは、調子の良いチウォン。ジェウクは、これからはまっとうに生きていくと笑うのだった。

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