映画『華麗なる週末』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『華麗なる週末』のネタバレあらすじ結末

華麗なる週末の概要:ミシシッピ州の田舎町で暮らす少年が家族に内緒で使用人2人とメンフィスへ4日間のドライブ旅行へ出かける。その旅で少年は様々な経験をして、大人への階段を上り始める。ウィリアム・フォークナーの小説を原作とした心温まるヒューマンドラマ。1969年公開のアメリカ映画。

華麗なる週末の作品概要

華麗なる週末

公開日:1969年
上映時間:198分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:マーク・ライデル
キャスト:スティーヴ・マックィーン、シャロン・ファレル、ミッチ・ヴォーゲル、ウィル・ギア etc

華麗なる週末の登場人物(キャスト)

ブーン(スティーヴ・マックイーン)
マッカスリン家の使用人で、ルーシャスの年上の親友。10歳の時、馬屋に忍び込んで保護されて以来、マッカスリン家の世話になっている。血の気が多く、やんちゃな性格。
ルーシャス・マッカスリン(ミッチ・ボーゲル)
11歳になるマッカスリン家の一人息子。純朴でまっすぐな少年。祖父のボスを敬愛している。
ネッド(ルパート・クロス)
マッカスリン家の黒人の使用人で、ブーンの悪友。捨て子だが自分はマッカスリン家の親族だと言い張っている。ブーンと組んで悪さばかりする。
コリー(シャロン・ファレル)
メンフィスの娼館にいる美しい娼婦。弟が8人もおり、ルーシャスの世話をしてくれる。ブーンとは恋人のような関係。
ボス(ウィル・ギア)
ルーシャスの祖父。男気があって思慮深く、みんなは尊敬の念を込めて「ボス」と呼んでいる。町で最初に自動車を購入した。

華麗なる週末のネタバレあらすじ

映画『華麗なる週末』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

華麗なる週末のあらすじ【起】

ミシシッピ州ジェファーソン。1905年のとある土曜日。ボスと呼ばれるルーシャスの祖父が購入した車が町に届く。ルーシャスとブーンは町に初めてやってきた美しい黄色の車を見て興奮する。

この車の世話係を任されたブーンは毎日車を磨いていた。ネッドはそんなブーンをからかい、勝手に車を走らせる。怒ったブーンは銃を持ってネッドを追いかけ、町は大騒ぎとなる。2人はルーシャスの父に叱責されるが、子供の頃から悪さばっかりして叱られてきた2人には大した効き目はなかった。

その年、ルーシャスの母方の祖父が亡くなり、両親とボスは葬儀へ出席するためセントルイスへ旅立つ。4日間も留守番をすることになったルーシャスは心細かった。ブーンはボスの車には乗るなという言いつけを無視して、元気のないルーシャスをドライブへ誘う。そしてこのままメンフィスまで行こうと言い出す。

ブーンにそそのかされたルーシャスはメイドやおじさんに初めて嘘をついて、メンフィスへ出発する。後部座席にはネッドまで隠れていた。途中でぬかるみにハマったりしたが、3人は無事にメンフィスへ到着する。

華麗なる週末のあらすじ【承】

ブーンの目的地はビンフォードが経営する娼館だった。ここのコリーという娼婦がブーンのお気に入りで、コリーはブーンと結婚したがっていた。まだ11歳のルーシャスにとって何もかもが刺激的で緊張していたが、コリーの優しさに救われる。

夕食時、ビンフォードにお酒を勧められたルーシャスは、ボスとの約束を守ってそれを断る。コリーはそんなルーシャスの律儀さに感心する。寝室が一緒だったコリーの甥のオーティスからコリーも娼婦だと聞かされ、ルーシャスとオーティスは大喧嘩になる。オーティスはナイフを持ち出し、ルーシャスは手の平にケガを負う。オーティスから事情を聞いたコリーはルーシャスの気持ちに感動し、娼婦を辞める決意をする。

深夜。別行動していたネッドが黒い競走馬を連れて娼館の前にやってくる。ネッドはこの馬と車を勝手に交換していた。ブーンは途方に暮れるが、ネッドは馬主がレースの商品に車を出すので、レースに勝って馬と一緒にボスへ車を返すつもりだった。

華麗なる週末のあらすじ【転】

翌日。農場を経営しているネッドのおじさんのところへ行き、試しに馬を走らせてみる。娼婦を辞めたコリーも一緒だった。騎手を任されたルーシャスは何とか馬を走らせようとするが、馬は全く言うことを聞かない。ブーンとネッドが揉めているところへ、この町の保安官がやってくる。

保安官は残酷な差別主義者で、黒人の農場主や娼婦だったコリーを侮辱する。怒ったブーンが保安官を蹴り飛ばし、保安官の恨みを買う。ルーシャスは初めて目の当たりにする不条理な現実に心を痛めていた。その日、レースの噂を聞きつけた娼館の娼婦たちがブーンたちの宿泊するホテルへやってくる。ネッドは馬小屋で馬に話しかけながらサンドイッチを食べる。するとなぜか馬が興奮し、ネッドはその秘密をつきとめる。

翌朝。ネッドはブーンたちには内緒でポケットにイワシの酢漬けを入れていた。それを馬の鼻先へ向けると、馬は興奮して素晴らしい走りを見せる。ブーンたちが大喜びしているところへ保安官がやって来て、他所から娼婦を連れて来たという言いがかりをつけてブーンたちを逮捕しようとする。大乱闘の末、子供のルーシャス以外は留置所に入れられる。

その夜。保安官はコリーが言う通りにすれば全員を釈放すると条件を出してくる。ブーンは止めたが、コリーはみんなのために保安官のところへ行く。

華麗なる週末のあらすじ【結】

翌朝。みんなが釈放された理由とブーンがコリーを殴ったことを聞き、ルーシャスはコリーのもとへ走る。コリーの顔はアザになっていた。ルーシャスは泣きながら“2度とこんな目に逢わせない”と可哀想なコリーを労り、ブーンを殴りに行く。ブーンは大事な親友のルーシャスに黙って殴られていた。ブーンもつらかったのだ。

ルーシャスは何もかもが嫌になりレースに出ないと言い出すが、ボスの車で現れた自信満々の馬主を見て気が変わる。大勢の観客に見守られ、1対1の勝負が始まる。レースは白熱の競り合いとなり、馬主の馬は途中で柵を越えてトラック内を走り出す。馬主の馬はそのままトラック内でゴールし、ジャッジはレースのやり直しを告げる。ネッドはレース前にブーンとルーシャスにイワシの酢漬けの秘密を明かし、ルーシャスは自信を持ってレースに挑む。その結果、僅差でルーシャスの馬が勝利する。大喜びしていたルーシャスたちの前にボスが姿を見せる。ルーシャスの嘘は全てバレていた。

ボスはあえてルーシャスを怒らず、黙って話を聞いてくれる。大好きなボスに軽蔑されることがルーシャスにとって何よりもつらかった。ボスは“そのつらさを忘れず、男なら自分の行動に責任を持て”と言って、ルーシャスを優しく抱きしめてくれる。

ブーンは自分も男気を見せてコリーと結婚することに決めたとルーシャスに告げる。ルーシャスとブーンとネッドはボスの車に乗って陽気に歌を歌い始める。用心のため車のタイヤは撤去されていた。

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