映画『菊次郎の夏』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「菊次郎の夏」のネタバレあらすじ結末

菊次郎の夏の概要:祖母と二人で暮らす少年正男の夏休み。退屈していた正男は、遠くに暮らす母に会いに行く。近所のおじさん菊次郎が同行し、旅は賑やかな珍道中になっていく。名曲「Summer」が光る一作。

菊次郎の夏の作品概要

菊次郎の夏

公開日:1999年
上映時間:121分
ジャンル:コメディ、ヒューマンドラマ
監督:北野武
キャスト:ビートたけし、関口雄介、岸本加世子、吉行和子 etc

菊次郎の夏の登場人物(キャスト)

菊次郎(ビートたけし)
チンピラの中年男性。妻に言われ、妻の知り合いの孫である正男の一人旅に同行させられる。両親のいない正男の境遇を自身と重ね合わせ、距離を縮めていく。破天荒な行動ばかりとるが、優しさを持った男。
正男(関口雄介)
小学校三年生の男の子。祖母と二人暮らし。父は早くに他界し、母は遠くの町で働いていると祖母に言われている。母に会うため、勢いで家を飛び出す。旅を共にした菊次郎の優しさに触れ、だんだんと心を開いていく。
菊次郎の妻(岸本加世子)
菊次郎の妻で、スナックを経営している。正男の旅を心配し、菊次郎を同行させる。気が強く、ヤンキーにも物怖じしない。
正男の祖母(吉行和子)
正男の祖母で、正男と二人暮らしをしている。浅草の煎餅屋を営んでいる。正男には、母のことを秘密にしている。優しい祖母。
小説家志望の青年(今村ねずみ)
菊次郎達がヒッチハイクで出会った青年。小説家を目指している。母の真実を知って傷ついた正男を癒すため、菊次郎達とキャンプを行う。正男には、優しいおじちゃんと呼ばれる。

菊次郎の夏のネタバレあらすじ

映画『菊次郎の夏』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

菊次郎の夏のあらすじ【起】

小学校三年生の正男は、夏休みを迎えていた。家族と旅行に出掛ける友人を羨ましがる正男。

正男は、浅草で祖母と二人暮らしをしている。下校途中、祖母の知り合いである菊次郎とその妻に出くわした正男。挨拶をしてその場を去った正男を見ながら、菊次郎の妻が正男の身の上話をする。正男には父親がいなく、母は遠くで暮らしているのだ。

夏休みのある日、遊びに誘うために友人達の家を訪れる正男。しかし、みんな家族と出掛けてしまっていた。仕方なく家で寂しく過ごしていると、宅配便が送られてくる。その荷物の送り主が母だと思った正男は、その住所を紙にメモして家を飛び出す。

母に会うために豊橋へと向かう正男。途中、中学生にカツアゲされてしまう。それを見つけた菊次郎夫妻が、正男を助けに入る。

正男から事情を聞いた菊次郎の妻。彼女は、一人では危ないからと菊次郎を同行させることにする。さらに彼女は、祖母にもうまく話をつける。

菊次郎の夏のあらすじ【承】

菊次郎は、豊橋に向かわず競輪場へと足を運ぶ。レースを外し続け、機嫌が悪くなる菊次郎。所持金も尽き、正男の持っていたお金にまで手をつける。しかし、正男に予想させたレースが大当たりする。その夜、菊次郎は正男を連れてキャバクラで豪遊をする。

再び競輪で儲けようとした菊次郎。何度も正男に予想させるが、ことごとく外してしまう。正男に八つ当たりした菊次郎は、正男を居酒屋の外に置いて中で食事を摂る。外に出た菊次郎は、正男がいなくなっていることに気づく。正男は、変質者に連れ去られてしまっていたのだ。菊次郎は正男を見つけると、変質者から財布を奪ってタクシーへと乗り込む。

菊次郎は、運転手がトイレに行っている隙にタクシーを奪う。タクシーを降りた二人は、リゾートホテルに辿り着く。

ホテルで好き放題に行動する菊次郎。その後、何度も迷惑をかけ続けた菊次郎。それでも、正男の事情を知って同情した従業員が、ヒッチハイクのできる場所まで菊次郎達を連れて行く。

菊次郎の夏のあらすじ【転】

若いカップルに目をつけた二人。正男がカップルに、豊橋まで連れて行って欲しいと頼む。豊橋とは逆の方向に行く予定だったにも関わらず、カップルは途中まで正男達を車に乗せる。

車を降り、古いバス停に着いた二人。しかし、いくら待ってもバスはやって来ない。雨が降り、夜が来て、二人は一夜をそのバス停で過ごす。

菊次郎は、正男が母親に会ったことがないと知ると、この子も自分と一緒だと言って悲しい表情を浮かべる。

ようやくヒッチハイクに成功した二人。小説家志望だというその青年は、菊次郎達を正男の母の家まで連れて行く。

母親を見つけた正男と菊次郎だったが、そこには再婚して新たな家庭を持った母親の姿があった。

ショックで泣き出してしまう正男。菊次郎は、道端で会ったバイク乗りからお守りだという鈴を奪う。それを正男に渡し、鳴らすと天使が幸せを運んでくれると言って励ます。

菊次郎は、正男に帰ろうと言う。途中、縁日に寄って正男を励ます菊次郎。好き放題やる菊次郎は、ヤクザに捕まってボコボコに殴られてしまう。

菊次郎の夏のあらすじ【結】

ボロボロになった菊次郎を、正男が介抱する。二人の距離はどんどんと縮まっていく。

再び帰路へと着く二人は、小説家志望の青年と再会する。キャンプをしようという青年の提案を受け、菊次郎達はキャンプをすることに決める。バイク乗りの男達も合流し、キャンプは賑やかになっていく。

菊次郎はバイク乗りに、ある町に連れて行けと言う。そこはキャンプ場の近くの町で、菊次郎の母親が住む町だった。しかし、菊次郎は母を遠目に見るだけでその場を去ってしまう。

菊次郎達は、正男を楽しませるために様々な遊びを考える。隠れん坊やスイカ割りをして遊び、正男もどんどん元気になっていく。

バイク乗り達と別れ、小説家志望の青年の車で帰路につく菊次郎達。浅草に着き、青年とも別れた二人。菊次郎と正男も別れのときを迎える。別れ際、正男は菊次郎に名前を尋ねる。菊次郎という名前を知った正男は、家路へと走っていく。菊次郎は、優しい眼差しで正男の姿を見つめている。

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