映画『キル・ビル』あらすじとネタバレ感想

キル・ビルの概要:「パルプフィクション」のクエンティン・タランティーノ監督のやくざアクション。出演は、ユマ・サーマン、ルーシー・リュー、日本からは千葉真一、栗山千明など。続編に「キルビルvol.2」。2003年米国映画。

キル・ビル あらすじ

キル・ビル
映画『キル・ビル』のあらすじを紹介します。

4年6ヶ月前。元殺し屋のザ・ブライド(ユマ・サーマン)は、結婚式の当日、ビルが率いる”毒ヘビ集団”に襲われ、意識不明の重体になってしまう。同時に夫とお腹にいた子供も殺されてしまう。ザ・ブライドは、子供の恨みを晴らすためビルたちへの復讐を決意。
まず、手始めにカリフォルニアに住む、元殺し屋バァニータ・グリーン(ヴィヴィカ・A・フォックス)をナイフで殺した。しかし、その現場を娘ニッキーに見られてしまう。”大きくなって許せなかったら、待ってるわ。”とザ・ブライドは言う。

東京ヤクザ界の女王、オーレン石井(ルーシー・リュー)は、日本生まれの中国人。幼い頃、ボス・マツモトに両親を斬殺され、その復讐のためだけに生きてきた。25才にして、既に9人殺しています。自分の意向に沿わない者がいれば、その場で首をちょん切ってしまう。
田中親分(国村隼)らも犠牲者の1人。血しぶきを上げて、首が飛びます!

ザ・ブライドは、沖縄で日本刀を打ってもらうために来た。元殺し屋で、現在は居酒屋を営む服部半蔵(千葉真一)と出会う。最初は刀作りを拒まれるが、”私のネズミは、あなたの弟子なの。”と告げると1ヶ月かけて、ついにザ・ブライド仕様の刀が出来上がります。
服部半蔵は、出来上がった刀を眺め、”うぬぼれでなく、私の最高傑作だ”と刀を称賛。そしてついに、オーレン石井とその仲間たちとの死闘。オーレン石井の仲間たちには、ソフィ・フェタール(ジュリー・ドレフィス)やGOGO夕張(栗山千明)が待ち構えていて、ザ・ブライドに1人ずつ対決を挑む。
オーレン石井の仲間をほぼ壊滅状態にした、ザ・ブライトは雪の舞う日本庭園で、オーレン石井との最後の死闘を繰り広げます。その頃、ザ・ブライドにより片腕を失くしたソフィは”毒ヘビ集団”についての情報を吐いてしまう。ザ・ブライドは、オーレン石井との死闘に勝ち、次なる復讐に燃えるのだった。

キル・ビル 評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★☆
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★★☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2003年
  • 上映時間:113分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:クエンティン・タランティーノ
  • キャスト:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、ルーシー・リュー etc

キル・ビル ネタバレ批評

映画『キル・ビル』について、感想批評です。※ネタバレあり

日本文化への中途半端なリスペクトが痛い映画

外国人から見た日本文化という視点で、考えたい。日本文化の断片、例えば、サムライや芸者、寿司、刀、アニメなどを本作では繋げられるだけ繋げてみたという印象があります。そのためエンターティンメントに仕上げようとしても、日本文化の深い精神性を理解できなければただのコラージュ写真なだけ。

主人公ブライドを演じる、ユマ・サーマンと対するルーシー・リューの日本語も下手すぎて会話になっていない。無理に日本語にしないほうが良かったのではと思います。1つだけよく分かったのは、アメリカ人には日本人も中国人も同じに見えているのだという点。どうしても画面のごちゃごちゃ感が気になってしょうがないです。

本作には、多数の日本人俳優が出演しています。ヤクザ映画というノリなので、オーバーな殺陣や血が瀧のように吹き上がっているシーンが笑えます。日本人の首ばっかり飛ぶのもおかしい!

栗山千明の存在感が光る!GOGO夕張!

映画「死国」(99)でデビュー。オカルト女優の風格を感じさせ、最近では、ドラマ「ATARU」シリーズやアニメ「スカイ・クロラ」などで活躍。コメディエンヌの才能も魅せる女優です。本作で、ハリウッド映画出演を果たし、堂々とした存在感を魅せてくれました。ユマ・サーマンとの対決シーンでは、あと少しのところまで追いつめていたが、負けてしまい残念。鉛球をブンブン振り回し、闘う様は必見です!

栗山千明の魅力は、日本人らしい美しい黒髪と挑戦的な瞳。制服姿ではなく、着物だったらもっと映えたかも!そうなると主役を喰ってしまうね。栗山千明の存在感なら納得です。最新作は、「種まく旅人 くにうみの郷」(15)で主人公、恵子役を演じています。
ぜひ、ご期待下さい。

キル・ビル 感想まとめ

闘う女性ヒロインといえば、「キルビル」ザ・ブライド役のユマ・サーマンが思い浮かびます。黄色の戦闘スーツが鮮やかで、そのスーツにそぐわない日本刀を振り下ろす瞬間がたまらないのではないでしょうか?しかし、西洋人のチャンバラごっこ以上の面白さがないのが残念なところです。日本人スタッフによるアクション指導やアニメ製作協力もあったようですが、活かしきれていないようです。

そんな中でも、唯一光っているのが、栗山千明が演じる殺し屋です。鉛球をブンブン回して、他の雑魚キャラとは違う雰囲気と堂々とした存在感を魅せてくれます。本作の見どころとして、ラストのユマ・サーマンとルーシー・リューの日本庭園での対決を挙げる人が多いと思いますが、ラストはあっけなく勝敗がついたような気がして面白くありません。

Amazon 映画『キル・ビル』の商品を見てみる