北野武が出演するおすすめ映画5選

北野武はバイオレンスな映画が多いと思われがちだが、意外にも深い男のメッセージが隠されている。こちらでは初心者にもオススメの北野映画をランキング形式でご紹介します。

今や「世界の北野」と称されるほどの実力を見せる北野武監督の作品。全体的にヤクザ同士の抗争や、刑事など男の生き様や死に場所を探すような内容が多く、そのどれもにバイオレンスな描写があります。しかし、ただ暴力的というわけではなくどれにも意味があり、どの登場人物の意味をなす、見終わった後になんともいえない複雑な気持ちが押し寄せてくる作品が多いのが特徴的です。先入観で見たことが無い人も是非見てもらうと画面から伝わる物以上に深いメッセージを受け取ることが出来るかもしれません。

BROTHER

注目ポイント&見所

ヤクザ同士の抗争から、腹違いの弟が暮らすアメリカのロサンゼルスにやってきた男の物語。留学費用を出していた弟が、悪い仲間と麻薬販売に手を染めていることを知った兄がアメリカを拠点にヤクザ組織を作り上げます。弟思いの男、仲間思いの男、そして兄貴思いの弟や部下たち。人種や能力関係なく進む物語を最後まで見たとき、タイトルの「BROTHER」の意味がはっきりわかります。なんと男臭い物語だと思いますが、人の信念を観たような爽快感も不思議と残ります。

BROTHERのあらすじとネタバレ感想

ソナチネ(1993)

注目ポイント&見所

オリジナリティーあふれる北野映画。ヤクザ同士の抗争を描いている中で、舞台になる沖縄の自然豊かなのんびりした時間を上手に見せてくれます。最初に殺し合っていたシーンが嘘のように、子供のようにはしゃぐヤクザ達にリアルな人間像を感じさせられるのが不思議。最後は死に場所を探している男の物語という印象を受けますが、他では観ることの出来ない北野映画の独自の展開に飽きること無く陶酔出来るでしょう。映画史上記憶に残る野郎映画です。

ソナチネ(1993)のあらすじとネタバレ感想

HANA-BI

注目ポイント&見所

妻の死を宣告されたしがない刑事の男の人生の顛末を描いた物語。妻の看病のために張り込みを代わってくれた堀部が撃たれ半身不随に。復讐のために逮捕に向かった先でもう一人の部下を殺害される。これでもかという最悪の展開に主人公の男はどんどんおかしな方向に向かっていくも、北野武だからか悲哀をさほど感じさせないのが魅力的です。リアルに入り込めるような演出だと辛く先を観たくなくなりますが、作りが客観的であるためじっくり作品として鑑賞できます。

HANA-BIのあらすじとネタバレ感想

その男、凶暴につき

注目ポイント&見所

一匹狼の暴力刑事の執念と生き様をバイオレンスに描いた作品。ヤクザが登場するも北野武自体は刑事の役です。まだ若かりし頃の武ですが、今のように洗練されすぎていないのがまた芸術性を感じさせます。ストレートに伝わる台詞回しや演出は、北野映画初心者にも見やすいでしょう。タイトル通りかなりの凶暴性がある男の物語なのですが、監督の頭の中にある構造が全て見えてしまうような印象をうけます。女性よりも男性に好かれる傾向があります。

その男、凶暴につきのあらすじとネタバレ感想

アウトレイジ

注目ポイント&見所

「全員悪人」なんと面白いキャッチフレーズでしょう。これを聞いたら観たいという気持ちにさせられます。そのフレーズ通り見事に全員悪人であり、誰にも感情移入せずに第三者的に鑑賞できます。ヤクザ抗争映画なので多少バイオレンスな描写も多いですが、それよりもアクション映画のくくりで観ることが出来ます。キャストの豪華さが見物。どの人が何の役で出てくるか前知識皆無でごらん下さい。探すのが楽しみのつになること間違いなしです。

アウトレイジのあらすじとネタバレ感想

まとめ

いかがでしたでしょうか?芸人ビートたけしのイメージが強い人も、北野監督の映画はバイオレンス過ぎてちょっとという人も、ランキングに入っている映画からまずご覧ください。意外にも繊細なメッセージが隠されていることに驚きます。男を描きたいのだと気がついて観ると、バイオレンスというよりもハードボイルドなジャンルに見えてきます。俳優としても監督としても才能豊かな北野武に今後も注目です。

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