『清須会議』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説

『ラヂオの時間』『ザ・マジックアワー』などのヒット作で知られる三谷幸喜監督の時代劇コメディ。本能寺の変で信長が討たれたあと、織田家の跡継ぎを決めるため、有力部下たちが一同に介した清須会議をコメディタッチで描く。

あらすじ

清須会議』のあらすじを紹介します。

1582年、京都で起きた本能寺の変で織田信長(篠井英介)が家臣・明智光秀(浅野和之)に討たれ、織田家は至急跡継ぎを決めなければならなくなってしまった。筆頭家老の柴田勝家(役所広司)は信長の三男信孝(坂東巳之助)を、柴田秀吉(大泉洋)は信長の次男信雄(妻夫木聡)を推薦し、どちらの意見を採用するかを決める清州会議が開かれることになった。勝家と秀吉が思いを寄せる信長の妹お市(鈴木京香)は勝家に肩入れする一方、秀吉の部下・黒田官兵衛(寺島進)による根回しにより、秀吉に見方する家臣が増えていく。様々な駆け引きの中で見えてくるドラマ、一進一退を続ける頭脳戦。果たして勝利するのは勝家か、秀吉か?

評価

  • 点数:50点/100点
  • オススメ度:★★★☆☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★★★
  • 映像技術:★★★☆☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2013年11月9日
  • 上映時間:138分
  • ジャンル:コメディ
  • 監督:三谷幸喜
  • キャスト:役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香 etc…

ネタバレ考察・ストーリー解説

『清須会議』について、考察・解説します。※ネタバレあり

しんどいっす

さすが三谷幸喜の映画だ、と思わせる超豪華出演陣。キャスティングも見事です。秀吉を演じられるのは大泉洋しかいないよね!

とはいえ、三谷幸喜の脚本ですから、クセのあるセリフ回しが続くわけです。どのキャラクターも現実離れした(時代設定は置いておくとして)台詞を発し、おどけ演技を連発してくるわけですが、これが観ていて疲れる……。もうやめてくれ!って感じです。秀吉は「人ころがし」と呼ばれたほどの人間ですから、三谷テイストの演出はピッタリとハマっていました。しかし、全体的にクドい。わんこ”豚骨ラーメン”を延々と食わされ続けるような、チキンラーメンだけで1週間生活するような……。俳優の演技はデフォルメされすぎで鬱陶しい。ストーリーはオムニバスの連続みたいで繋がりがなく、アイデアを並べただけといった感じ。クドいクドい。『裸の銃を持つ男』のほうが100倍あっさりしていますね。あっちのほうが笑えるし。

そう、この映画は笑えないという点も問題です。俳優はおどけているだけですからね。笑わせようとして自分が笑っちゃってる。これ、最低ですよ。面白くない一般人がパーソナリティを笑わせようとして頑張ったネタメールみたい。そんなものを2時間30分も続けられるんです。辛いよ。

ちなみに、ストーリーは史実に忠実な点が多いので、歴史の勉強にはなるんじゃないかと思います。黒田官兵衛がいかに優秀だったかがよく分かりますね。ただ、三谷作品に求める要素はそこではないので、ダメ映画だという評価です。

まとめ

私は三谷作品が嫌いですが、本作はマシなほうでした。なぜ舞台出身の監督や脚本家が演出すると俳優はクドい演技しかしなくなってしまうのでしょうね?本作はキャラクターがかなりデフォルメされていたので、演技はかなりキツかった。秀吉役の大泉洋と寧役の中谷美紀はモデルがあんな感じなので良いとしても、役所広司なんかは……。彼は本当に演技がヘタですね。いつ「ダイワハウス!」と言い出すかとドキドキしてしまいました。吉永小百合が「アクオス!」と言い出すかドキドキする時に匹敵するドキドキ感ですね。映画を作っても駄作だし、俳優としては悪い意味でのスターだし。

まあ、本作は三谷信者の中でも意見が割れる(ヘタだからいつも意見が割れてるけど)作品なので、クドいコメディが嫌いな人は見ないほうがいい。見てしまった人はご愁傷様でした。

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