映画『殺しの烙印』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「殺しの烙印」のネタバレあらすじ結末

殺しの烙印の概要:殺し屋としてナンバー3の腕前を持つ孤独な男五郎が、ある任務に失敗してしまう。組織に命を狙われた五郎の前に姿を現したのは、幻の殺し屋ナンバー1だった。二人の壮絶な決闘が幕を開ける。

殺しの烙印の作品情報

殺しの烙印

製作年:1967年
上映時間:91分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:鈴木清順
キャスト:宍戸錠、小川万里子、真理アンヌ、南原宏治 etc

殺しの烙印の登場人物(キャスト)

花田五郎(宍戸錠)
殺し屋のナンバー3。殺しの腕はピカイチ。ご飯が炊きあがったときあがる湯気にエクスタシーを感じる。任務が終わると、その安心感から精魂尽きるまでセックスをする。孤独な男。
花田真美(小川万里子)
五郎の妻。五郎には隠していたが、自身も殺し屋。組織に言われて五郎を撃つ。生き延びた五郎に撃たれて死んでしまう。性欲の強い女。
中条美沙子(真理アンヌ)
殺し屋。組織から殺人を依頼され、五郎に協力を要請する。五郎が任務に失敗し、組織から五郎を殺すよう頼まれるが、殺せずにいる。結局自身も組織に追われてしまう。殺して欲しいというのが口癖。心に闇を抱えた女。
大類進(南原宏治)
幻の殺し屋ナンバー1。殺すために五郎の前に姿を現す。相手を焦らせて殺すのが手口。見た目からは想像できないが、超絶的な銃の腕前を持っている。
春日義平(南廣)
五郎の相棒。かつてはランキングに入る腕前の殺し屋だったが、今は落ちぶれたアマチュア。任務の最中に殺されてしまう。威勢だけは良い男。

殺しの烙印のネタバレあらすじ

映画『殺しの烙印』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

殺しの烙印のあらすじ【起】

殺し屋の花田五郎が、妻の真美と一緒にタクシーに乗っている。運転手が五郎に、任務を依頼する。それは、ある組織の幹部を護送するという任務だった。殺し屋のナンバー3と評価されている五郎の腕を買い、500万円の報酬と引き換えに依頼主は五郎に任務を託す。

五郎は、幻の殺し屋ナンバー1について相棒の春日と話をしている。春日は、自分もかつてはナンバー1を目指していたのだと言う。噂だけの存在だと、五郎は春日に言う。

五郎の任務が始まる。春日と共に、ある組織の幹部を護送する。特に何もなく、順調に任務をこなす五郎達。しかし途中、殺し屋ナンバー2とナンバー4の一味に襲われる。

必死に応戦する五郎達。春日は、恐怖と自らの実力の無さに発狂してしまう。正気を失った彼は、敵に突っ込み撃たれてしまう。

護送していた組織の幹部の男と二人になった五郎。幹部の男の銃の腕前はプロ並で、相手の脳天を一発で仕留める。五郎は彼の協力もあって、敵を倒すことに成功する。

殺しの烙印のあらすじ【承】

任務を終えた五郎はその安堵感から、自宅に帰って真美と激しい房事をする。家中を這いずり回り、精魂尽きるまで激しく抱き合う。

五郎は、藪原という男から仕事の依頼を受ける。それは、四人いるターゲットを皆殺しして欲しいという依頼だった。

五郎の腕は一級品で、持ちうる最高の技術を使って次々にターゲットを殺していく。一方で五郎は、お金を散財する真美に怒りを覚えていた。

殺し屋である美沙子が五郎に、殺しの協力を依頼する。しかし、五郎はその任務に失敗してしまう。当然ながら、殺し屋には失敗は許されていない。美沙子は五郎に、ランキングから滑り落ちるだけでなく、死に追いやられるだろうと脅す。

家に帰った五郎は、真美と房事をする。行為が終わり、ほとぼりが冷めるまで日本を離れると言う五郎。すると突然真美が五郎に向けて銃弾を発砲する。そのまま家を去った真美は、家に火をつけてどこかへと走り去る。実は真美も、殺し屋だったのだ。

殺しの烙印のあらすじ【転】

五郎は美沙子のもとへと逃げ込む。五郎は、美沙子が自分を殺そうとしていることを知っていながらも、美沙子の美しさに惹かれてやってきてしまったのだ。

五郎が美沙子を抱こうとしたとき、美沙子は五郎に向けて銃弾を発砲する。しかし、美沙子は五郎を殺せずにいた。そして、お互いの寂しさを埋めるかのように二人は求め合う。

自分を殺そうとしていた人間を殺せなかったことに、五郎は苛立っていた。五郎は真美のもとへと向かう。真美は、組織から強いられたことだと言い訳をし、今度は二人共組織に殺されてしまうと叫び出す。そんな真美を、五郎は撃ち殺す。

自宅に帰った五郎。そこには、スクリーンに映し出される美沙子の姿があった。美沙子は映像の中で、組織からの拷問を受けていた。組織の人間は、映像の最後で五郎をある場所に呼び出す。美沙子への愛から、五郎はその場所へと向かう決意をする。

指定された場所に着いた五郎は、いきなりの攻撃を受ける。車の下に隠れながら、五郎は徐々に組織の人間達に近づいていく。

殺しの烙印のあらすじ【結】

五郎の目の前に現れたのは、かつて五郎が護送した組織の幹部だった。名前は大類といい、彼が幻の殺し屋ナンバー1なのだった。

後日の対決を約束し、別れた五郎と大類。五郎は大類からのしつこい電話や、美沙子への思いなどで苦しむ。

大類が五郎の部屋を訪れる。大類は、五郎を殺すことが目的だと言う。どうやって殺すのかと言う五郎に大類は、しばらくここに滞在すると言い出す。

二人の奇妙な共同生活が始まる。テーブルに銃を置き、お互いに腕を組んで行動するという謎のルールを設ける二人。大類は五郎に、まだまだ訓練が足りないと言う。

大類は最後の対決場所に、後楽園のボクシング会場を選ぶ。テレビから聞こえてくる外人ボクサーの、アイムチャンピオンという声。五郎は、俺がナンバーワンになったって悪くないわけだと独り言を言う。

対決場所に着いた五郎。しかし、そこには誰もいない。姿は見えないが、「これがナンバーワンのやり口だ。敵を焦らし、疲れさせて殺す。お前の運命は窮まった。」という五郎の声が聞こえる。

姿を現した大類に、捨て身で挑む五郎。相打ちになり、大類は死んでしまう。五郎はなんとか立ち上がり、リングの上で「ナンバーワンは俺だ」と叫び続ける。そこに美沙子が姿を現す。しかし、意識朦朧としていた五郎は美沙子を撃ってしまう。そして、その場に崩れ落ちるのだった。

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