映画『カンフーハッスル』あらすじとネタバレ感想

カンフーハッスルの概要:2005年公開の香港カンフーコメディ。2005年度アメリカで公開された外国映画で最もヒットした本作はその年の外国語アカデミー賞にノミネート。チャウ・シンチー監督・主演による作品。

カンフーハッスル あらすじ

カンフーハッスル
映画『カンフーハッスル』のあらすじを紹介します。

卑劣で冷血無情、街を牛耳っている斧頭会という集団。
街のチンピラで斧頭会の一員に入ることを夢見ているシン(チャウ・シンチー)は相方と日々しょうもない窃盗を繰り返していた。
ある日シンたちは貧困層が暮らすアパート「豚小屋砦」の住人たちから金をせびろうとした。
そのせいで斧頭会から目をつけられてしまう。

大勢で乗り出してきた斧頭会の連中を見事なまでの早業で倒してしまった住人たち。
アパートの住人たちはかつてカンフーの達人だったものや、二度と闘わないと誓った夫婦などが暮らしていたのだ。
斧頭会はカンフーマスター達にてこずりシンを仲間にいれることを約束し、伝説の殺し屋火雲邪神の脱獄を促す。

かくして殺し屋とカンフーマスターたちの闘いが始まった。
彼らの気迫に圧倒された中でシンは幼少期の記憶を蘇らせる。
それは武術の奥義書だった。
少年時代に暗い過去のあるシンは何とかしてその生活を逃れようと、秘伝の奥義書を心の拠り所にしたことがあったのだった。

シンは無敵の男になるべく覚醒し、マスター達も倒せすことができない火雲邪神を見事にやっつけてしまった。
こうしてシンはキャンディーショップを開店させ、幸せな人生を送り始める。

カンフーハッスル 評価

  • 点数:80点/100点
  • オススメ度:★★★★☆
  • ストーリー:★★★☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★★☆☆
  • 設定:★★★★☆

作品概要

  • 公開日:2004年
  • 上映時間:103分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:チャウ・シンチー
  • キャスト:チャウ・シンチー、ユン・ワー、ユン・チウ、ドン・ジーホワ etc

カンフーハッスル ネタバレ批評

映画『カンフーハッスル』について、感想批評です。※ネタバレあり

最高にくだらない映画

名前からしていかにも女性うけしなさそうな作品である。
実際かなりのくだらなさを想像して当時劇場へ足を運んだ。
しかし少林サッカーが好きならまあまあ見られるのかな?くらいの気持ちで。
ところが見てみると格好良さとくだらなさが調度良い。確かにくだらないのだが、なんというかハリウッドには真似できない良い案配のチープさがとてと好感を持てる。

チャウ・シンチーもよく見ると2枚目なのに何故だか3枚目役に徹しているのもよい。
下手なCGの使い方もタイの映画を彷彿させるようでファンも多いだろう。
見終わると意外にも面白さが残る後味の良い作品。

実はキャストが豪華

この映画の見所の1つはキャスト。
主人公チャウ・シンチーはもとより、大家のカンフーマスター夫婦が凄い人たちなのだ。
ジャッキーチェンやサモハンと同じ京劇の劇団出身でアクションには定評がある。
本物を使ったからこそ香港らしさが浮き彫りになったギャグ映画が作れた。
この人たちの共演を見られただけで満足してしまう。

実は感動系のドラマ

チャウ・シンチー映画は実は内容が深いものが多かったりする。
一見くだらない馬鹿馬鹿しさが売りのように見せながら過去に傷を持つ主人公だったりと、結末でストーリーが繋がる繊細さもある。

本作も裏切られたことがある少年が大人になり、無敵になるという誰もが子供の頃夢見る純粋な夢物語。
これが意外とほっこりさせられてしまうのだ。
最後には心癒される方向に持っていかれる、これがこの人たちセンスなのかもしれない。

全く期待していない分「やられた!」という感情が湧き出てくるのがチャウ・シンチー映画の特徴。
侮って見てると心持ってかれてしまうと痛感ささられる。

カンフーハッスル 感想まとめ

香港映画は面白い。
フランス映画やイタリア映画も独特な雰囲気があり、小さな世界を描いているスケールの小ささがある。そこが魅力であり、ファンが多いところでもあるだろう。

香港映画もまた同じところがある。
香港からあまり出ず、どこかわざとスケールを広げない傾向があるのだ。
しかしこれが心地よい。

チャウ・シンチー映画はジャッキー映画のように本気のカンフーではなく、あくまでギャグやCG主体。
その緩さが彼の良さを全面に出し、結果人気作品へと押し上げている。
実はいつも本気の映画を観たいと思っている人は少なくて、心がほだされるような調度良い作品を待っている人が多いのかもしれない。

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