映画『クロワッサンで朝食を』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『クロワッサンで朝食を』のネタバレあらすじ結末

クロワッサンで朝食をの概要:アンヌは仕事を辞め、母を介護しながら生活をしていた。ある日、母が亡くなり、元の職場からパリでの家政婦の仕事を紹介される。行く決心をしたアンヌは家主であるフリーダに会うが、彼女はなかなか辛辣で我儘な女性だった。

クロワッサンで朝食をの作品概要

クロワッサンで朝食を

公開日:2012年
上映時間:95分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:イルマル・ラーグ
キャスト:ジャンヌ・モロー、ライネ・マギ、パトリック・ピノー、フランソワ・ブークラー etc

クロワッサンで朝食をの登場人物(キャスト)

フリーダ(ジャンヌ・モロー)
エストニアから嫁ぎ、パリで30年暮らす。夫と死別し、偏屈で我儘な性格から孤独な人生を送る。
アンヌ(ライネ・マギ)
エストニアで暮らし養護ホームで働いていたが、母親の看病の為に退職。2年間、母親の看病をしていた。母親が亡くなり、紹介を受けパリのフリーダの元で働くことになる。
ステファン(パトリック・ピノー)
フリーダの元恋人。カフェを経営している。フリーダを気にかけているが、最近持て余してきている。フリーダのきつい性格により家政婦がすぐに辞めていくのが悩みの種。

クロワッサンで朝食をのネタバレあらすじ

映画『クロワッサンで朝食を』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

クロワッサンで朝食をのあらすじ【起】

暗い夜道を歩いていたアンヌは、酔っ払っていたトーマスに呼び止められる。他の人の邪魔になる為しぶしぶ連れて帰るが、乱暴されそうになり何とか振り切って母のいる部屋に駆け込む。母親はアンヌの事を忘れており、突然の出来事にびっくりしてしまう。アンヌは母を何とか宥めて落ち着かせる。

母親が死に、アンヌは息子達に落ち着くまで傍に居て貰おうと思ったが、大きくなった彼らはそれぞれの生活があり、一緒に居る事は出来ないと断られる。

アンヌは老人ホームからパリでの仕事の誘いを受け娘に相談する。彼女は良い話だと喜ぶ。アンヌは音楽を聞きながら一人悩むが、パリへ行く決心をする。

空港にはステファンが待っており、アンヌは雇い主の家へと案内される。家主のフリーダは薬で自殺未遂を行った事があり、不安定な面のある人だった。ステファンは簡単な注意事項と給与の話をし、最後にフリーダは辛辣な皮肉屋だが振り回されるな、と忠告をして帰って行った。

アンヌは家を出てパリの夜の街を一人散策した。綺麗な下着や美しい服が飾られたショップが並ぶ。凱旋門を眺めパリに来たことを実感する。

クロワッサンで朝食をのあらすじ【承】

朝食を作り、アンヌは少し緊張した面持ちでフリーダのベッドへ運ぶ。フリーダへ挨拶をするが返事がなく、やっと口を開いたと思ったら、家政婦はいらない、朝食を下げて、と言う辛辣な言葉だった。

戸惑うアンヌはステファンに会いに行く。解雇になった事と朝食を食べなかった事を伝えるが、朝食には紅茶とクロワッサンを出し、プロならもう一度頑張ってくれと言われる。アンヌはもう一度頑張ってみる決心をする。

アンヌはスーパーでクロワッサンを買い、香水売り場で試供を楽しみ、帰路に着く。

家に着くとお茶を入れようとしたフリーダがカップを割っていた。アンヌの姿を見るなり、荷造りに帰ってきたのかと聞かれ、病弱なマダムのお世話をすると言い返す。割れたカップを片付けている時もフリーダの口撃は止まらない。名前を呼ぶなと言われ、家の中で靴を脱ぐなと言われ、辛辣な言葉の数々にアンヌはぐったりする。

夜、娘に電話をしても留守電の為、アンヌには吐き出す先がない。

朝食にスーパーで買ったクロワッサンを用意する。しかし、本物のクロワッサンはスーパーではなくパン屋で買うものだと言われる。そして、わざと紅茶を溢し嫌がらせをされるが、アンヌは怒りを耐えるしかなかった。

クロワッサンで朝食をのあらすじ【転】

家に帰るとフリーダが薬棚の鍵をこじ開けようとしていた。鍵を掛けている事に怒りアンヌを批判する。怒鳴られたアンヌは委縮してしまうが、渡さないように言われている為に我慢する。

ステファンを呼び鍵の件でフリーダとの間に入って貰う。フリーダはステファンが家に来てくれればそれで良いと言うが、アンヌが気に入らないなら別の家政婦を来させるだけだと突き放す。フリーダは苛立ちカップを床に叩き付けるが、ステファンは意に反さず話を終わらせる。

ステファンはアンヌの様子を見に行く。アンヌはステファンとフリーダの関係を聞く。彼はフリーダの元恋人だった。驚くアンヌにステファンは、子供もおらず、夫も死別し、フリーダの知り合いは自分と君だけなんだと伝え帰って行く。

フリーダに呼ばれたアンヌは、ステファンとの会話を聞かれ、聞いた内容を正直に答える。そして、アンヌ自身の事も聞かれ母親と死別し家にいるのがつらくなった事、12年前に離婚した事を話す。

その夜、フリーダの物と思われるノートを見つける。〝パリに響くエストニアの歌声“と書かれた古い新聞の切り抜きと、少女達が整列して写る古い写真が挟まっていた。

朝食にパン屋で買ってきたクロワッサンと紅茶を出すと、初めてフリーダはアンヌを褒めた。アンヌは思い切って自殺未遂はステファンが原因なのか聞くが、そんな単純な事ではないと一蹴される。だが、朝食を食べてくれた事にアンヌは嬉しい気持ちになる。

パリのエストニア人が集まるという教会に行くが、集会は10年前に途絶えていた。教会にいた女性はフリーダの知り合いの女性で、合唱団で一緒に歌った仲だった。フリーダが新聞の切り抜きを取っていた事を聞き、驚いていた。

クロワッサンで朝食をのあらすじ【結】

アンヌがフリーダにマニキュアを塗ってあげると明るい気持ちになったみたいで、少しおしゃれをしてステファンのお店へ共に出かける事になった。フリーダはアンヌの服のダメ出しをし、クローゼットの中から服を探しアンヌに着させてあげる。

二人は腕を組みながら楽しげに笑い合い会話をする。ステファンは久しぶりに外出してきたフリーダの姿に喜び、アンヌに奇跡を起こしたと伝える。しかし、ステファンはもうフリーダに振り回される事に疲れ切っていた。ステファンはフリーダと決別しようとする。フリーダはステファンの気持ちに納得しながらも傷つき、一人店を出て行ってしまう。アンヌはフリーダを追いかける。

フリーダは食欲を無くし塞ぎ込んでしまう。

アンヌはステファンに文句を言いに行く。だが、一生束縛され奴隷になる気は無いと言い返される。

アンヌは落ち込むフリーダの為に合唱団の旧友達を呼ぶが、彼らが会いたがっていると嘘を付いてしまう。しかし、嘘だとばれ怒ったフリーダは、合唱団の人達を帰らせてしまう。そして、フリーダの辛辣な言葉にとうとう耐え切れなくなったアンヌは、孤独の原因はフリーダ自身にあると言い放ち辞めて出て行ってしまう。

アンヌはステファンに辞める事を伝えに行く。ステファンはそれを受け入れる。彼らは共に、年老いていく人を看取る辛さを知っていた。

フリーダはアンヌの名前を呼びながら家の中を探し歩くが、彼女が使っていたベッドにはあげた服が置いてあり、薬箱の鍵も挿したままだった。それを見て出て行った事を確信する。

ステファンがフリーダの様子を見に行くが、すっかり落ち込んでしまっていた。ベッドに寝転びながらフリーダを慰める。夜中、フリーダは横で眠るステファンに、アンヌと寝た事は良いけどなぜ止めなかったのかと非難する。

アンヌは駅で寝過ごしてしまい、終電が過ぎた駅を追い出されてしまう。早朝、パリの街並みを眺めながら本物のクロワッサンを食べる。

アンヌは帰る前にフリーダの家にお別れを言いに寄る。しかし、フリーダは嬉しそうに出迎え、ここはあなたの家だと伝える。ステファンもまたその様子を嬉しそうに見ていた。

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