映画『教授とわたし、そして映画』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「教授とわたし、そして映画」のネタバレあらすじ結末

教授とわたし、そして映画の概要:映画と女と男達。複雑な三角関係が描かれた4章にわたる恋愛物語。ホン・サンス監督独特の時間軸で描き出されるエピソード達が、我々をスクリーンの中に引き込んで離さない。

教授とわたし、そして映画の作品概要

教授とわたし、そして映画

公開日:2010年
上映時間:80分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:ホン・サンス
キャスト:イ・ソンギュン、チョン・ユミ、ムン・ソングン etc

教授とわたし、そして映画の登場人物(キャスト)

ジング(イ・ソンギュン)
映画監督。アート系の映画を製作しているが、時代に合わず資金が集まらない。生活の為に大学で教鞭を執っている。ソンの教え子であり彼を尊敬しているが、学内でソンの悪い噂を聞いてしまう。オッキとは元恋人。映画にも恋愛にも純粋な青年。
ソン(ムン・ソングン)
ジングとオッキの大学時代の恩師。結婚していながら、オッキと男女の関係になる。ジングと仲良くするオッキに嫉妬し、ジングを公平に生徒として扱えなくなってしまう。優秀だが、どこか影のある人物。
オッキ(チョン・ユミ)
映画学校時代のジングの同級生で元恋人。ソンと同時にジングとも関係を持ち、お互いの前でいい顔をする小悪魔。二人との関係を映画にする。

教授とわたし、そして映画のネタバレあらすじ

映画『教授とわたし、そして映画』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

教授とわたし、そして映画のあらすじ【起】

映画監督であるジングは生活の為に大学の映画学科で教鞭を執っている。ジングは一人の女生徒に厳しく指導する。生徒はもう無理だと弱音をあげる。

授業終わり、ソン教授と会ったジングは映画の将来について語り合う。ソンは既存の映画産業のシステムはもうダメだと言う。特に、ジングのようなアート系の作品を撮る監督はお金が集まらずに映画が撮れなくなってしまうと危惧する。ジングはソンを尊敬しており、さらには口利きしてもらって大学で教鞭を執っている手前、ソンの前では大人しい。そして食事会に誘われるのだった。

食事会までの間、道端で同じ大学の教授を見かける。その教授はジングに、ソンは金に汚い野郎だと言う。

ソンとの食事会には他にも数名の教授が参加していた。ジングはソンに、お金に関する変な噂が流れていると伝える。ジングはソンの潔白を証明したかったのだ。ソンは強く否定するも、その場は変な雰囲気になってしまう。

授業で生徒達に自身の映画について説明するジング。すると、ある生徒から個人的な質問をされる。生徒は、友人がジングと浮気をしていた事があり、結婚も約束していたが別れて苦しんでいたと言う。生徒は、友人の人生が狂ってしまったのはジングのせいだと訴えるのだった。ジングは身に覚えがないと言ってそれを突き返す。

教授とわたし、そして映画のあらすじ【承】

ジングは学生時代、ソンの教えを受けていた。ソンはジングの作品を評価していた。授業終わり、ジングはソンの部屋の前で同級生であるオッキという名の女と会う。オッキを食事に誘い、そこでジングはオッキに愛の告白をする。しかし、オッキは何も答えないのだった。

道端で友人に会うジング。友人は、ソンがジングに最高賞を与えると言っていたと伝える。ジングはそれを知らなかった。

ジングがオッキをデートに誘う。そこで再び愛の告白をしたジングは、オッキとキスをするのだった。

結局ジングは賞を取る事が出来なかった。友人からジングに電話がかかってくる。友人はジングに、ソンは確かにジングに賞をあげると言っていたのにおかしいと言う。ジングはしょうがないと言うのだった。

クリスマスの日、ジングはオッキに電話をかけるがオッキはそれを無視する。オッキは自宅で友人とお酒を飲んでいた。オッキはそこで友人に、ソンとの関係を相談していた。ソンとオッキは愛人関係にあったのだった。

一日中オッキの自宅前で待っていたジング。朝方、オッキがジングを見つける。オッキはジングに謝り部屋へと招く。そして二人はベッドの上で愛し合う。オッキは、二人は付き合っているのかと確認する。もちろんそうだと答えるジング。

教授とわたし、そして映画のあらすじ【転】

まだジングとオッキが付き会う前の、ある大雪の日の翌日。ソンが授業のために教室を訪れるが誰もいない。雪の影響だろうかと考えながらも、ソンは来ない学生達に呆れていた。一人で食事を摂って帰ろうとしていた時、同僚の教授に会ったソンは、自分が教える事に向いていない為に撮影を機に大学を辞めようとしている事を告げる。

その後、待っていたソンのもとにオッキとジングが遅れて教室に入ってくる。ジングとオッキは映画について、そして人生についてたくさんの質問をソンにする。ソンは丁寧にそれに答える。

教授を辞めるソンにジングとオッキは、あの大雪の翌日の授業の事を感謝しているとメールするのだった。

オッキは二人の男との峨嵯山への登山について映画にしたと語る。12月31日に年上の男と、翌日の1月1日に若い男と山へ登り、同じ道を二人の男と歩く罪の意識と興奮が映画を作らせたのだと語る。そしてここから、並べられた二つの経験が同時進行で語られる。

教授とわたし、そして映画のあらすじ【結】

入り口の鹿を見たソンに対して、ジングはそれを素通りする。ソンもジングもオッキの肩を抱きながら登山をする。トイレに行ったソンはオッキを待たせ、ジングはオッキを待っていた。橋の上でオッキはソンに、これから先が長いのだから長生きしてねと言う。ジングとは腕を組んで無言で橋を渡る。山の中腹の大きな木の下でソンは、たとえ何があっても毎年1月1日にはここで会おうとオッキに約束し下山をする。ジングはその木の下に着くと、また来ようと言ってさらに登りだす。

ジングはオッキに、ソンを尊敬しているのになぜか避けられていると相談する。一方ソンはオッキに、これ以上ジングと連絡しないで欲しいと頼む。ソンは生徒に公平でいたいがこのままだと無理だと言う。オッキは、電話がかかってくるだけで何もしていないと言う。

帰り道、オッキはソンに愛を感じ、ジングに別れを感じていた。トイレに行ったジングを待っていたオッキは視線を感じた。ソンが見ていたのだ。本当に1月1日に彼は峨嵯山へ来たのだと語り、さらにこれが私の映画だと語る事で物語は終わろうとしていた。

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