映画『ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち」のネタバレあらすじ結末

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちの概要:1204年ノルウェー。国王に異を唱える対立派がデンマークと結託し、ノルウェー東部を襲撃した。逃げる者の中には王位継承権を持つ、国王の隠し子が紛れていた。対立派と通じているギスレは、国王を暗殺し、隠し子を始末して王の座に就こうと画策する。

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちの作品情報

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち

製作年:2016年
上映時間:99分
ジャンル:アクション、アドベンチャー、歴史
監督:ニルス・ガウプ
キャスト:ヤーコブ・オフテブロ、クリストファー・ヒヴュ、ポール・スヴェーレ・ハーゲン、ベンヤミン・ヘールスター etc

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちの登場人物(キャスト)

シェルヴァルド(ヤーコブ・オフテブロ)
王を守るビルケバイネルと呼ばれる戦士の一員。対立派から王子の居場所について尋問を受け、妻子を殺害される。悲嘆に暮れながらも、王子を守るためにトシュテンと力を合わせて対立派と戦う。
トシュテン(クリストファー・ヒビュ)
王を守るビルケバイネルと呼ばれる戦士の一員。シェルヴァルドと友人関係にある。インガに仄かに好意を寄せる。
ギスレ(ポール・スベーレ・ハーゲン)
対立派と繋がっている。皇太后と共謀し、王であるホーコン3世を毒殺する。そして、兄のインゲに罪を擦りつけ、王位に就こうと画策する。皇太后の娘であるクリスティンに思いを寄せている。
インゲ(ソルビョルン・ハール)
王位継承権を持つ。ギスレの兄。ギスレに騙され、王を暗殺した罪で捕まってしまう。
ホーコン3世(ベンヤミン・ヘールスター)
ノルウェーの王。村娘(インガ)との間に息子をもうける。
インガ(アン・ウリモーエン・オベリ)
ホーコン3世との間にできた子供を守るため、対立派から必死に逃げる。神を信じている、心の優しい女性。

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちのネタバレあらすじ

映画『ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たち』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちのあらすじ【起】

これは実話に基づく物語である。1204年ノルウェー。ビルケバイネルと呼ばれる戦士達が、国王ホーコン3世に仕えていた。しかし、対立派がデンマークと結託し、ノルウェー東部を襲撃した。逃げ延びた者の中に、王位継承権を持つ国王の隠し子がいた。

インガは国王の使者である戦士達に守られながら、国王との間にできた子供と共に、雪山を進んで隠れ家へと急いでいた。戦士のシェルヴァルドはもう安全だと確信し、後のことを同僚のトシュテンに任せて、妻のイルヴァが待つ自宅へと帰った。イルヴァは長きに渡り家を空けていた夫に腹を立てていたが、これからは家にいると言われ笑顔になった。

ニダロス王宮。ギスレは閨で、国王の殺害を皇太后マルグレーテに命じた。対立派が戦に勝つことは分かっていたため、この好機を利用して王の座に就こうとしていたのだ。国王はマルグレーテを信用しており、もし失敗したとしても、疑われるのは筆頭王位継承者のインゲになることは間違いなかった。マルグレーテの娘のクリスティンは話の一部始終を聞いており、ギスレが部屋を去った後、殺してはいけないと母を止めた。しかし、マルグレーテは娘に全てを忘れるように声を掛けて抱きしめた。マルグレーテは再び妃になることを望んでいたのだ。マルグレーテは国王ホーコン3世の杯に毒を入れて部屋を去った。ホーコン3世は毒に苦しみながら、インゲを呼び、インガという女性と床を共にしたことを話した。そして、インガとの間にできた息子を次期国王にすると告げ、ビルケバイネルと落ち合うように命令した。ギスレはその話を傍で聞いており、密かに驚愕した。

インゲはマルグレーテの犯行だと気づいていた。だが、裏で糸を引いている者がいると睨んでおり、弟のギスレを疑っていた。しかし、ビルケバイネル戦士達は、ギスレの読み通りインゲによる犯行を疑っていた。ギスレはビルケバイネル戦士達と共に反乱を起こし、インゲを投獄した。そして、ギスレは対立派の野営地(教会)に伝令を出し、国王が死んだことと国王に息子がいることを伝えた。

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちのあらすじ【承】

シェルヴァルドは対立派の兵士達に捕まり、国王の息子について尋問される。妻や息子を人質に取られ、仕方なく国王の息子の居場所を話した。しかし、妻達は殺されてしまう。シェルヴァルドは妻達の死を嘆きながら、必死にその場から逃げ出した。

アーランド・ヴァルグソンの家に国王の息子は隠れていた。シェルヴァルドはそこに辿り着くと、トシュテンに危機を知らせた。そして、ビルケバイネルのストーレが国王を裏切り、対立派の味方についていたことを話した。シェルヴァルドは隠れ家を話した罰として仲間から殺されそうになるが、対立派の兵士達が現れ襲撃される。ビルケバイネルの戦士達は必死に反撃した。その間に、シェルヴァルドは嫌がるインガを無理やり護衛と共に逃がし、トシュテンの助けを借りながら王子と共に逃げた。

ギスレは牢獄に行くと、今まで一人前に扱ってくれなかった兄を非難し、国王殺害をやってのけたことを告白した。インギは今までの行いを謝罪し、王子を生かすよう頼むが、ギスレは受け入れなかった。

ギスレはクリスティンの態度を見て、マルグレーテとのやり取りを目撃されたことを知る。クリスティンに誰にも話さず何もせず、自分を信じるように伝えた。そして、話せば殺すと仄めかした。クリスティンは怯えを押し殺しながら頷いた。

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちのあらすじ【転】

シェルヴァルド達は王子の様子を確認しながら、日没前に仲間のアウドゥンの家に辿り着こうと急いでいた。その頃、インガもエギルと共に、ソリに乗って山道を走っていた。エギルはアーランド・ヴァルグソンの家に残ったビルケバイネルの父を思って、不安そうな顔をしていた。

シェルヴァルド達は吹雪の中を必死に走り、山小屋へと辿り着いた。そして、王子が凍えないように、火の傍に座らせ体を温めた。王子が泣いていたので、シェルヴァルド達は馬の人形を使いながら物語を話して聞かせた。すると、王子は馬の人形を気に入り、上機嫌になった。

シェルヴァルドはトシュテン達を山小屋に残し、戻って対立派の兵士達に復讐しようとした。イルヴァ達が殺されたことが許せなかったのはもちろんのこと、男達から乱暴されてもイルヴァは決して口を割らなかったのに、脅しに屈して王子の居場所を吐いた自分自身が許せなかったのだ。しかし、それをトシュテンが引き止め、王子が王位継承権を持っている唯一の証拠の品を預けて、王子を守ることを優先させた。

ギスレは、王子は吹雪によって亡くなったと嘘を吐いた。そして、自らが王位を継ぐことと、教会との永遠の和解を宣言した。さらに、亡くなったホーコン3世の父、スヴェレ王の娘であるクリスティンを妻に迎えると伝えた。

ラスト・キング 王家の血を守りし勇者たちのあらすじ【結】

吹雪が収まったため、シェルヴァルド達は山小屋から離れようとした。だが、山小屋から出ると、すぐ近くに対立派の追手の姿があった。シェルヴァルド達は急いでその場を逃げ出した。しかし、トシュテンが背中を矢で撃たれてしまう。トシュテンは何とか立ち上がると、シェルヴァルドと共にアウドゥンの家に急いだ。

シェルヴァルド達はアウドゥンの家に辿り着いた。トシュテンは王子とインガの再会を嬉しそうに眺め、そのまま気絶してしまう。シェルヴァルド達は背中に刺さっていた矢を抜き治療を行った。インガはそれを傍で見守った。シェルヴァルドは戦士を集め、王子を連れて都に行こうとするが、アウドゥンの家の周りには農民達しかいなかった。しかも、誰が味方で誰が対立派か分からない状態だった。その頃、クリスティンはギスレを誘惑して牢屋の鍵を盗み、インゲを助けようとしていた。しかし、見つかってしまい、失敗に終わる。

王子を都に送るために集められた農民は、お酒を飲んで浮かれており、とても王子を守り抜けるとは思えなかった。シェルヴァルドはビルケバイネルの一員としてではなく、同じ農民として話をして戦いに意識を向けるよう説得した。ビルケバイネルは国王のために命を懸けるが、農民は愛するために戦うはずだと話し、自分は理不尽にも対立派に妻子を殺されたことを打ち明けた。そして、新王となる王子の下で結束しようと声を掛けた。集まった男達はシェルヴァルドの話に胸を打たれ、新王を守るビルケバイネルの一員となった。

対立派が軍を率いて攻めてきた。王子とインガを逃がすと、トシュテンが囮になって軍を引きつけ、シェルヴァルド達が迎え撃った。しかし、何人かの兵士に突破されてしまう。シェルヴァルドは急いで後を追いかけ、兵士を弓矢で撃った。トシュテンも先回りをして兵士を倒し、王子を守った。

軍の司令官がシェルヴァルド達の包囲を突破して、王子達に追いついてしまう。シェルヴァルドが何とか間に合い司令官を倒すが、自分も刺されてしまいそのまま倒れてしまう。シェルヴァルドは瀕死の状態で、インガに王位継承権の証拠の品を渡した。後からやって来たトシュテンはシェルヴァルドを抱き寄せ、よくやったと褒めた。シェルヴァルドは日の光を見ながら微笑み、亡くなった。

ギスレは司祭を殺し、無理矢理クリスティンと婚礼の儀を挙げようとした。しかし、そこにトシュテンとインガ、王子、インゲが現れる。ギスレは捕縛された。インゲはトシュテンに王子の守護役を命じた。王子が成人するまでインゲが王の座に就くことになった。

1217年、ホーコン王子は13歳で王位を継承。46年に渡り国を治めた。その間、ノルウェー王国は安泰だった。

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