映画『ラストミッション』あらすじネタバレ結末と感想

ラストミッションの概要:余命宣告されたCIAのベテランエージェントが、残りの時を愛する家族と過ごしたいと願いパリへ向かうのだが、そこには最後の危険なミッションが待っていた。2014年公開のアメリカとフランスの合作映画。

ラストミッション あらすじネタバレ

ラストミッション
映画『ラストミッション』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む

ラストミッション あらすじ【起・承】

エージェントのヴィヴィ(アンバー・ハード)は CIAの長官から、世界中のテロ組織に核兵器を売っているウルフという男の暗殺を依頼される。来週セルビアでアルビノという彼の部下がシリアと取引することになっており、そこにウルフも現れるはずだとCIAは睨んでいた。現場でヴィヴィが連絡を取る相手は、長年CIAのエージェントとして働いてきたイーサン・レナー(ケビン・コスナー)だった。

取引の日。イーサンはセルビアのホテルでアルビノの一行を待ち構えていた。しかしアルビノに気づかれ、現場は激しい銃撃戦となる。イーサンはアルビノを追いつめて片足を撃つが、そのまま意識を失ってしまう。

病院のベッドで目を覚ましたイーサンは、医者から悪性の末期ガンであり余命は3〜5か月だと宣告される。イーサンは最後の時を元妻のクリスティン(コニー・ニールセン)と16歳になる娘のゾーイ(ヘイリー・スタイフェルド)と過ごしたいと思い、2人が暮らすパリへ向かう。

クリスティンはイーサンから余命宣告の話を聞き、足を洗っていることを条件にゾーイと会うことを許す。しかしゾーイは5年も自分たちを放っておいた父を恨んでおり、親子の会話はかみ合わなかった。

ヴィヴィはイーサンの腕を見込んでウルフ暗殺の助っ人を依頼する。イーサンは妻との約束だからと断るが、報酬に病気を治す高額な新薬とさらに15万ドルを積まれ、依頼を受けることにする。しかしこの新薬には心拍数が高まると激しい目眩に襲われるという強い副作用があった。

ラストミッション あらすじ【転・結】

クリスティンが出張で留守にする間、イーサンはゾーイと2人で過ごすことになる。ヴィヴィからはアルビノの帳簿係を探すよう指示があり、まずはアルビノの運転手を拉致して、帳簿係の情報を聞き出す。

イーサンはゾーイから昔2人で遊んだ遊園地へ誘われ久しぶりに楽しい時間を過ごす。その勢いで友達のところに泊まって宿題をするというゾーイの話を信じてしまう。

殺し屋に襲われたイーサンは、始末した殺し屋が家族の写真を持っていたことに驚き、すぐにゾーイを探す。ゾーイはクラブで男たちに犯されそうになっており、イーサンは男たちを半殺しにしてゾーイを助け出す。2人は少しずつ本音で話せるようになり、ゾーイも父の愛情が本物であることを感じ始めていた。

帳簿係からアルビノの動きを聞き出したイーサンは、車で移動中の一行を襲い、ついにアルビノを始末する。しかし副作用の発作が出てしまいウルフには逃げられる。危険を感じたウルフは仕事のパートナーを頼って、すぐパリを出ることにする。

イーサンはゾーイの彼氏一家が主宰するパーティーに出席する。そこで彼氏の父親からパートナーとして紹介されたのはウルフだった。イーサンの異変に気づいたクリスティンは彼がまだ足を洗ってないことにショックを受ける。会場は激しい銃撃戦となり、イーサンが追いつめたウルフをヴィヴィが始末する。

数か月後のクリスマス。イーサンはゾーイと海岸沿いの別荘にいた。新薬のおかげで寿命が延びたイーサンは、クリスティンに改めてプロポーズする。ヴィヴィからは新薬のプレゼントと“愛する人へ”というメッセージカードが届く。

ラストミッション 評価

  • 点数:60点/100点
  • オススメ度:★★☆☆☆
  • ストーリー:★★☆☆☆
  • キャスト起用:★★★☆☆
  • 映像技術:★★★★☆
  • 演出:★★☆☆☆
  • 設定:★★★☆☆

作品概要

  • 公開日:2014年
  • 上映時間:117分
  • ジャンル:アクション、コメディ
  • 監督:マックG
  • キャスト:ケヴィン・コスナー、アンバー・ハード、ヘイリー・スタインフェルド、コニー・ニールセン etc

ラストミッション 批評・レビュー

映画『ラストミッション』について、感想と批評・レビューです。※ネタバレ含む

CIAが10年も追い続けた男は…

ヴィヴィが殺すように依頼されたウルフは、CIAが10年も追い続けてきたのに人相さえわかっていないということだった。しかも世界中のテロ組織に核兵器を売っているなんて、危険すぎる。これはよほど大きな組織のボスで、捜し出すのは困難を極めるだろうと予想したが、わりと普通にいた。しかも警備は超手薄だ。部下のアルビノの風貌も目立ちすぎ。

セルビアのホテルでの銃撃戦と大爆発はすごかったので、これからどんな激しい展開になるのかと期待したが、それ以降は非常にゆるい戦いが続く。

ヴィヴィは何をしているのか

イーサンにウルフ暗殺の協力を依頼してきたヴィヴィは、その生活ぶりを見てもかなりの大物くさいのだが、イーサンに指示を出すばかりで自分は基本的に何もしない。しかしイーサンの行動は常に監視しており、イーサンのピンチは彼女が救っている。見ていたくせに、なぜさっさとアルビノやウルフを殺してしまわないのか非常に不思議だったのだが、どうやらイーサンに本気で惚れていたらしい。つまり仕事を通してイーサンと繋がっていたかったわけだ。

何となくは感じていたが、まさか本気だったとは。ヴィヴィの愛情表現もこの脚本も分かりにくい上に間抜けすぎる。ヴィヴィ役はジョニー・デップとの離婚騒動で世間を賑わしたアンバー・ハードだった。だから何と言うわけでもないのだけれど。

結局、何の話だったのか

全体にとにかく中途半端な印象になってしまったのは、凄腕のエージェントが活躍するアクションなのか、父と娘が絆を取り戻していくドラマなのかがはっきりしなかったことに尽きる。イーサンにとってかなり娘の比重が重そうだったので、娘がウルフ一味に狙われイーサンが最大のピンチを迎えるのかと思いきや、そういうことではなかったらしい。

クライマックスでも彼氏と個室でチューしていた娘は、外の騒動と無関係のまま終わる。殺し屋が持っていた家族の写真は何だったのか。そして結局これは何の話だったのか。よくわからないままハッピーエンドを迎え、“何じゃそりゃ”と思わず一人ツッコミを入れてしまった。

ラストミッション 感想まとめ

ケビン・コスナーがかっこよかったことと、アクションシーンはそれなりによくできていたこと以外何もない映画だ。イーサンが敵にとどめを刺そうとするたびに激しい目眩を起こして意識を失うという展開も、3回続くとコントにしか見えない。そういえば、コメディちっくな演出が多かったので、本当にコメディなのかも…と思い直し、一応ジャンルにコメディも入れておいた。そう思って気楽に鑑賞した方が、本作は楽しめるはずだ。特におすすめはしないけれども。

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