映画『ラヴェンダーの咲く庭で』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

「ラヴェンダーの咲く庭で」のネタバレあらすじ結末

ラヴェンダーの咲く庭での概要:大戦直前のイギリス。ウィディトントン老姉妹は、二人で仲良く暮らしていた。ある日、姉妹は負傷した男を助ける。男は若く美しく、姉妹の胸は高鳴りだす…。アカデミー賞女優二人の演技が光る、静かなラブストーリー。

ラヴェンダーの咲く庭での作品概要

ラヴェンダーの咲く庭で

公開日:2004年
上映時間:105分
ジャンル:ラブストーリー
監督:チャールズ・ダンス
キャスト:ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール、ナターシャ・マケルホーン etc

ラヴェンダーの咲く庭での登場人物(キャスト)

アーシュラ・ウィディトントン(ジュディ・デンチ)
ウィディトントン家二女。活発で陽気、正直な性格。少女のような面があり、アンドレアに急速に惹かれる。
ジャネット・ウィディトントン(マギー・スミス)
ウィディトントン家長女。思慮深く控えめな性格。夫を先の大戦で亡くしている。アンドレアに愛情を抱くが、アーシュラとは違う親愛の類である。語学のセンスがある。
アンドレア・マロフスキー(ダニエル・ブリュール)
海岸に流れ着いた謎の青年。ポーランド人で、ドイツ語は解るが英語は話せない。美しい容姿と無邪気な魅力で、ウィディトントン姉妹の心を惹きつける。天才的なバイオリンの腕を持つ。
オルガ・ダニロフ(ナターシャ・マケルホーン)
ウィディトントン家の近所に住む、女流画家。ドイツ系移民であることから、アンドレアと親交ができる。若く美しいが、明るく朗らか。ウィディトントン姉妹の嫉妬心に火をつける。
ドルカス(ミリアム・マーゴリーズ)
ウィディトントン家に従事するメード。姉妹よりは年下で、働き盛りの勢いを失わずに家事を取り仕切る。気が強く少々短気。
ミード医師(デビッド・ワーナー)
ウィディトントン家の主治医。アンドレアの診察はするが、身元が不明なために疑心を抱く。妻を亡くしており、オルガに好意を寄せる。

ラヴェンダーの咲く庭でのネタバレあらすじ

映画『ラヴェンダーの咲く庭で』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ラヴェンダーの咲く庭でのあらすじ【起】

第二次世界大戦直前の20世紀。イギリス、ワイト島ドーヴァー。ウィディトントン姉妹は、父が遺した屋敷に暮らす。老姉妹の生活は派手なものではないが、穏やかで幸福だった。ある嵐の夜、一人の男が海岸に流れ着く。

姉妹は、海辺に横たわる男を発見、屋敷の客間に運ぶ。男は、気絶していたが後に目を覚ました。男アンドレアは、英語が話せない外国人だった。身体の損傷もひどいため、姉妹は、アンドレアを家に置いて看病することにする。

姉妹は、それぞれの方法でアンドレアとコミュニケーションを取る。元気になるにつれ、アンドレアには笑顔が増えた。その美しさに、姉妹は惹きつけられる。ジャネットがドイツ語を覚えアンドレアと会話するようになると、アーシュラはその仲の良さに嫉妬した。

アンドレアのために、近所のアダムがバイオリンを演奏しに来る。アンドレアもバイオリンを扱うが、その腕前は見事なものだった。感動したアダムは、バイオリンをアンドレアに譲る。近所では、画家オルガがバイオリンの音色に聞き入っていた。

ラヴェンダーの咲く庭でのあらすじ【承】

歩けるようになり、アンドレアは地元の収穫祭に参加した。そこでオルガと知り合い、ドイツ系であることから二人は意気投合する。祭りをひとしきり楽しんだ後、アンドレアは酔い潰れて姉妹の元に帰った。翌日、アーシュラがひどく心配していたためにアンドレアは彼女と海を散歩する。アーシュラの胸には、特別な感情が芽生えていた。

昼下がり、オルガがウィディトントン家を訪ねる。アンドレアとオルガの親しげな様子に、姉妹はどこか面白くない。オルガは、姉妹に手紙を寄越した。内容は、オルガの兄ボリスが有名なバイオリニストで、アンドレアをぜひ兄に会わせたい、というものだ。ジャネットは、オルガの手紙を伏せてアンドレアにボリスを知っているか尋ねる。アンドレアは、ボリスの大ファンだった。

寡夫のミード医師は、美しいオルガに心惹かれていたが、本人からは冷たくあしらわれる。アンドレアは完全に回復し、ミード医師はアンドレアを自国に返せと姉妹に言う。当のアンドレアは、アメリカに渡ることを強く望んでいた。

姉妹とアンドレアは、ラジオでボリスの演奏を聴いた。アンドレアの夢中になる姿に、ジャネットは、彼が離れてしまうのではという不安に駆られる。手紙は隠したままで、ジャネットは密かにそれを燃やしてしまう。

ラヴェンダーの咲く庭でのあらすじ【転】

アンドレアは、漁師の船場でオルガに出会い家に招かれる。オルガから姉妹が手紙を隠し持っていることを聞かされ、憤慨する。オルガとアンドレアが距離を縮める一方、外ではミード医師がオルガ宅周辺をうろついていた。

アンドレアが帰宅すると、姉妹は、彼の冷ややかな態度に不安を抱く。最近のアーシュラのアンドレアへの執心は甚だしく、ジャネットは、妹が恋煩いにあると気付いた。しかしアーシュラは、アンドレアを手放すことも検討していた。

アンドレアはオルガを気に入り、彼女の家に入り浸りだす。言葉も通じ、芸術の感性を高め合える二人は、まさに相性ぴったりだった。ミード医師は、またもオルガの家の前で中の様子を伺っていた。アンドレアは、オルガに愛を囁こうとするが拒絶され家に帰される。

帰宅したアンドレアは、姉妹にボリスの件を黙っていたことを問いただす。アーシュラはそのことを知らず、深く傷ついた。アンドレアは怒るのをやめ、ウィディトントン家には再び穏やかな時間が流れる。

ラヴェンダーの咲く庭でのあらすじ【結】

アンドレアに嫉妬したミード医師は、警察に彼の存在を密告する。警察官は、姉妹に事情聴取をするが、年上の気風に押されて諦める。アンドレアがオルガを訪ねると、オルガはロンドンに発とうとしていた。オルガは、ボリスがロンドンに滞在しているからアンドレアに会わせたい、とアンドレアに同伴を促す。アンドレアはその誘いを断り切れず、二人はロンドンに向かった。

夜になっても、アンドレアはウィディトントン家に帰ってこない。姉妹は、知り合いに連絡を取って、アンドレアがオルガと遠くへ去ったことを知った。アーシュラの恋心はあっけなく終わり、深い悲しみで満ちる。

女だけの静かな生活に慣れた頃、ロンドンから小包が届く。差出人はアンドレアだ。ボリスに才能を買われ、楽団のコンサートで演奏することが決まったという。コンサート当日、ウィディトントン家には街中の人々が集まる。ラジオから、アンドレアの美しいバイオリンの調べが流れた。

姉妹は、ロンドンのコンサート会場に密かに足を伸ばしていた。アンドレアの圧巻の演奏に、聴衆は盛大な拍手を送る。演奏終了後、姉妹はアンドレアに会いに行く。だが、三人は再会を喜ぶ間もなく、アンドレアは著名人に呼ばれて行ってしまう。彼の輝かしい姿を見届け、姉妹は会場を後にするのだった。

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