映画『リミット』のネタバレあらすじ結末 | MIHOシネマ

映画『リミット』のネタバレあらすじ結末

リミットの概要:目を覚ますと、ポールは木製の棺の中にいた。棺は土の中に埋められていて、自力で脱出することは不可能だ。自前のライターと、一緒に棺の中に入れられていた一台の携帯電話を使い、ポールは外の世界に助けを求める。

リミットの作品概要

リミット

公開日:2010年
上映時間:94分
ジャンル:サスペンス、戦争
監督:ロドリゴ・コルテス
キャスト:ライアン・レイノルズ、ロバート・パターソン、ホセ・ルイス・ガルシア・ペレス、スティーヴン・トボロウスキー etc

リミットの登場人物(キャスト)

ポール・コンロイ(ライアン・レイノルズ)
民間企業CRT社の運転手。イラク内で支援物資の運搬中にテロリストの襲撃を受け、棺に閉じ込められてしまう。

リミットのネタバレあらすじ

映画『リミット』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

リミットのあらすじ【起】

暗闇の中、両手を拘束され、猿ぐつわを噛まされたポールは、どうにかライターの火を付けて辺りを照らす。ポールがいたのは木製の棺桶の中だった。必死の思いで猿ぐつわを外し、助けを求めるポール。しかし、外から反応はない。暴れ回って木板を破壊しようとするが、両手を塞がれた状況では思うようにいかない。ポールは、木板から釘の先が飛び出しているのを見つけ、自分の両手を拘束する布をそれで裂いた。それから、両手で棺桶の天板を剥そうとした。しかし、天板はびくともしない。疲れたポールは一旦休憩することにした。ライターの火が消える。すると、足元で何かが光っているのに気付いた。それは携帯電話だった。ポールが電話の画面を確認するとアラビア文字が表示された。救急センターに電話をかけ、助けを求めるポール。応答した女性に、知っている限りの経緯を話した。彼がいるのはイラク。CRT社のトラック運転手として勤めていた彼はバクーバで仲間と共に襲撃された。そこまで伝えても救急センターの職員は要領を得ない。焦っているポールは電話を切る。そして、画面を確認すると、電話の電池の残量が半分も残っていないことに気付いた。次に、ポールは妻へ電話をかけた。しかし、繋がったのは留守番電話だった。仕方がないので、州軍か国防総省に救援を依頼してくれと連絡を残す。

リミットのあらすじ【承】

棺桶内の酸素が少なくなってきた。しばしの休憩を挟み、呼吸を落ちつかせたポールは番号問い合わせセンターを経由して、FBIに連絡を取った。電話の出たのはハリスという男だった。事情を伝える。しかし、ハリスは彼のことを信用せず、仲間が撃たれたのにどうしてポールだけ無事だったのかということに拘った。ポールが必死に助けを求めているにも関わらず、国民番号を聞いてくる。緊急の用件なんだとポールが訴えていると電波の不調で通話は途絶えてしまった。次に、ポールはCRT社の窓口に電話をかけた。事情を話すと担当者は社員なら誰でも知っている緊急回線に直接繋げと指示する。しかし、その番号をメモした用紙は、襲撃者によって彼の財布から抜き取られていた。ポールがそう伝えると、窓口担当者は人事部のダペンポートという人物に電話をしろと言う。しばらくCRT社のコマーシャル音声が流れたあと、ダペンポートが電話にでた。再度、事情を話す。しかし、それも自動音声だった。誰も助けてくれない。ポールは状況に絶望して発狂した。

リミットのあらすじ【転】

気を落ちつかせたポールは、発信履歴から再度救援要請を試みようとした。すると、履歴一覧の中に自分がかけたものではない番号を見つけた。興味を持ったポールはその番号に電話をかけた。出たのはポールを埋めた犯人だった。犯人はポールを兵士だと誤解している。自分は民間会社の運転手だとポールは犯人に伝える。しかし、犯人は信用しなかった。そして、助けて欲しければ、五百万ドルを用意しろと要求してきた。ポールにそんな金はない。大使館に言えばいいと犯人は言う。だが、FBIも自社の従業員も自分の話を信じてはくれなかった。大使館を説得できるとも思えない。ポールは光り続ける画面を眺めながら、打ちひしがれた。

ポールは国防総省に電話をかけた。担当者のブラウニングは事情を理解したが、最善を尽くすと言うに留まった。ポールは身代金を払ってくれと頼んだが、ブラウニングはテロリストとは取引しないというアメリカの方針を繰り返すだけだった。ブラウニングはダンというテロ人質対策の責任者の番号をポールに伝える。ダンは救出に向かって動き出しているとポールに話した。電波を追って捜索するから節電に勤め、棺を照らして製造元を割り出すよう指示を送ってきた。ダンと電話をしている最中、犯人から電話がかかってきた。ポールは政府が金を払わないと伝える。すると、犯人は足元にメモがあるから、それを読み上げて人質動画を撮れと要求してきた。更に身代金を百万ドルに減額した。ポールは要求に従えば解放してくれるのかと問うが、犯人は答えなかった。

リミットのあらすじ【結】

犯人のメモを探すと、メモと共にバタフライナイフ、懐中電灯、サイリウムを見つけた。ポールはダンに再度電話をかけ、犯人からの要求を伝えた。ダンはアルジャジーラに事情を知られたくないから、動画は撮るなと言う。政治的トラブルを避けようとばかりするダンは、自分を助ける気はない。疑心暗鬼になっているポールに、ダンは自分が助けた者たちの名前と素性を明かした。そうすることで、これまで人質一人一人と真剣に向き合ってきたと証明しようとした。ダンの説得に応じたポールは心を落ち着かせて、酸素を節約し、ダンからの続報を待つことにした。

犯人から動画を撮れとの再度の要求、寿命がきて消えてしまうサイリウム。ポールの不安は募る一方だった。犯人から画像が送られてくる。その写真には猿ぐつわを噛まされ、銃を突きつけられている女性が映っていた。ポールは急いで犯人に電話をかけ、彼女の解放を求めた。犯人は動画を撮らなければ女性を殺すと脅してきた。ポールは犯人の要求を呑むことにした。しばらくして、犯人から動画が送られてきた。映ったのは女性で、アメリカ政府がテロリストの要求を断ったため、自分は殺されると話し出した。そして、その通り、女性は銃弾に倒れた。

ダンに電話をかけ、女性を見殺しにした彼を責めたポール。ダンは女性のことは把握していなかったと弁明した。捜索は進めているダンがそう話している最中、棺の上で爆撃があり、その衝撃で棺が壊れ始めた。砂が侵入してくることに焦ったポールは慌てて電話を切り、穴を塞ぐ。そこにダペンポートから電話がかかってきた。ポールはダペンポートの話を聞いて憤る。ポールがテロリストに撃ち殺された女性社員との間に、不適切な性的関係を持ったという記録を見つけたから、CRT社はポールの即時解雇を決定した。拉致以前にポールは社員ではなくなったから、今回の件で会社は責任を免れる。ダペンポートはそう言いだしたのだ。ポールは絶望に打ちひしがれた。

棺が崩れ出し、塞ぎ切れない量の砂が入り込んできた。死を悟ったポールはダンに別れを告げ、電池の残量が少なくなった電話で遺言の撮影を始めた。そこに、犯人からの電話がかかってきた。身代金の要求に応えなければ、ポールか、その家族が血を流すことになる。そう言って、犯人はポールの免許証に書かれた自宅の住所を読み上げた。ポールが自分の指を切り詰めた動画を送れば、家族に手を出さないと犯人は言う。ダンに助けを求めるが、留守番電話だった。ポールは仕方なく自分の指を切り、動画を犯人に送った。直後、ダンからの折り返しの電話がかかってきた。アメリカ軍が捕まえたテロリストが、埋められたアメリカ人を知っていると話したとダンは言う。電話の向こうで地面を掘る音が聞こえる。間もなく助かる。ポールはそう信じた。しかし、ダンは突然謝罪した。ダンたちが掘り起こしたのは、別の棺だったのだ。ダンの謝罪を聞きながら、ポールは砂の中に沈んでいった。

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